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未来の俺の助言で人生バラ色になった俺
未来の俺の助言で人生バラ色になった俺
ผู้แต่ง: satomi

第1話

ผู้เขียน: satomi
last update วันที่เผยแพร่: 2026-06-26 18:55:36

気付けば過去に

「あー、やっぱ足が伸ばせる銭湯っていいよなぁ。日本人で良かったぁ」

 と、司がほっとしたのも束の間。お湯が光り出した。

――銭湯の演出か⁈

 そう思いながら、司はつい癖で周りの気配を読んでいた。

――いかんいかん。これが嫌で実家を出ているというのに、俺としたことが…

 気づくとそこは見慣れた景色。

――実家…にしては新しいな?新築感がする。匂いも。

「おい、お前。どこから湧いてきた?他人の家で素っ裸とは破廉恥な」

――このクソ生意気なガキ。どっかで見たことあるんだよなぁ

 司は気づいてしまった。俺(小)だ。と。

 タイムスリップだと過去の自分とあったりするのはNGというのがセオリーだが?

「あら、お客?まぁ、素っ裸。困ったわね。とりあえず、お父さんの服でも着てもらおうかしら。うふふ」

 母はこう見えても空手で俺より強い。俺は敵わないのだ。

 かくかくしかじか説明した。

「あらそうなの?大変ね。そう、司君。成長するとわりと男前になるのね」

――あぁ、話のコシが折れてる…

「それで、未来の私はどうなってるの?」

「それは…見事に中年太りをして、肌もスッピンでは外出できない有様です」

「それは大変!どうしたらいいのー?」

「そうですね。まずは、あなたが今まさに口にしているポテチ。今はカロリー表示してないかもしれませんが、1袋で茶碗2杯分のカロリーです」

「そうなの?」

「ポテチを禁じましょう。それでだいぶカロリーの摂取が変わるはずです。間食は控えた方がいいですよ。あと、食物繊維の摂取がいいですね」

「ショクモツセンイ?」

「えーと、白滝とかコンニャクとかそういうのです」

――ざっくばらん過ぎだよなー

「お肌はー?」

「それは…ご主人とって俺の親父ですけど、夜の夫婦生活を続ける方が美肌効果が得られると思います。あとはミカンとかのビタミンCですね」

「それってレモンも?」

「レモンは皮に有害物質が含まれている場合があるし、一度に多量は摂取不可能なので、ミカンとか伊予柑がいいですね」

「ありがとー。司君」

――親の相談に乗りに来たのか?

「このあたりに銭湯ありますか?」

「あるわよー」

――来た時のとこだ。

「とりあえず行ってみます。俺の兄弟、増やしまくらないでくださいね!」

「やだ!司君てば!」

――やなのはこっちだよ…

 俺は銭湯に行った。

――足を伸ばして風呂に入りたかっただけなのに、まさかの母の相談…。なんか疲れた

 戻って来れた。

増えてるし兄妹

「おかえりー。司兄」

――??

「何ー?久しぶりの実家で可愛い妹の顔も忘れちゃったの?」

――おふくろ…

「おかえり!司君!」

「司君のおかげでこんなにピチピチ。近所じゃ美魔女なんて言われちゃって、どうしよー」

――こそっと俺に言ったが、困っているようには見えない

 そして極めつけがこれだ。

「今日もまばゆいよ、愛(マナ)」

「あなたも今日も素敵よ、勝(マサル)」

――こんなにラブラブしてなかったのに…

「司兄、どうする?今夜にも新しい兄弟できそうだよ?」

「俺は知らねー。大学行く」

学園のアイドル

あぁ、俺が撒いた種って感じだけど、親父まで?

「今日も美人だなー。莉子さん」とモブが言う。

 莉子さんとは、ここらの企業のトップの財閥令嬢だ。で、何故だろう?その財閥のトップが空手大好きらしい。

「早坂君」

――名前を呼ばれただけで、周りに緊張感が走る。

「早坂君のうちの道場に今日もお邪魔していいかな?」

――今日もだとぉ?俺の留守中に美人令嬢がうちのビンボー道場に来ていただと?聞いてねー!

「ぜひ、うちで良ければどうぞ」

「うちで良ければ…なんて早坂君のうち空手強いじゃない?早坂君も?」

「俺は…。とりあえず、放課後うちで!」

――いやっほぅ。うまくすれば就職すら決まるって美味しい話だ

 ここは一つ、銭湯でじっくり体をほぐして実家に向かおう!

 そううまくいかないのが人生。またお湯が光り出した。

――マジでー?今度は俺が何歳の時に行くの?

未来へGO!

「司君、これでいいかな?」と料理の味見を求める。

 そこに素っ裸の俺が現れる。

「きゃっ」と可愛い声を上げたのは、学年でもそんなに印象がない亜子だ。

「司くーん」と俺(大)に助けを求める。俺(大)は俺に服を着せた。

「亜子、この男と二人で話をしたい」そう言って俺(大)は俺をもう一つの部屋に連れて行った。

「どういうことだよ?」俺が問う。

「俺(大)は亜子と結婚して子を授かっている」

「マジかよ?で、話って?」

「あの時、銭湯に行っただろ?実家の風呂だったらこうはならなかったんだ。多分。」

「莉子さんと結婚して、財閥の企業に就職してってか?」

「そうだ」

「亜子だぞ?お前今考えられるか?」

「全く」

「だろ?」

「でも子供授かって、幸せいっぱいじゃねーの?」

「俺は未だに就職できてねーんだよ!」

「それはご愁傷様です」

「つーわけで、お前は戻り次第実家で空手に励め!莉子さんは空手が大好きだ!むしろ財閥の一族が空手大好きなんだよ!わかったか!」

「承知しました。銭湯はここら辺にありますか?戻りたいんですけど?」

「近くに健康ランドっぽいのがある。この時代銭湯ってのは絶滅した…」

「ありがとうございました。では、お幸せに!」

――あれはキツイな。空手頑張ろー

俺は健康ランドっぽいのから戻った。

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