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□88

Author: 水沼早紀
last update publish date: 2026-04-09 08:48:34

なぜか自然と、笑みが漏れた。

「朱里……一つ聞いていいか?」

「うん……なに?」

千歳は私に真剣な眼差しを向け、「兄貴のこと……本当に、殺すのか?」と聞いてきた。

私はその答えを濁すかのように、「どっちだと、思う?」と問いかける。

「俺にも……わからない。けど兄貴のしたことは、確かに最低なことだし……朱里が恨むのも、仕方ないと思う。 でもやっぱり俺にとって、兄貴は大切な家族なんだ。本当は……殺してほしくはない」

千歳の言うことが、本当は正しいに決まっている。 千歳の気持ちはよく分かるし、私が千歳だったら、きっと同じことを思うと思う。

「……あなたの言うことは、私にもわかるわ」

「朱里……俺は君を責めるつもりはないんだ。でも……俺は一人になりたくないんだ。 もし、愛した君に裏切られたとしても……家族だけは、失いたくないんだ……」

千歳の気持ちが深く伝わってきたことに、間違いはなかった。

「千歳……あなたのことは、殺したりはしないわ」

「え……?」

「本当は……あなたも殺すつもりだった。だからあなたを拉致して、真樹の前で殺してやろうと思ってた。……でも真樹に頼まれて、あなたを殺すのをやめ
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    「……分かってる。本当にごめんなさい」「でも、朱里の方が傷付いて当然だ。 朱里の大切な人を……兄貴は傷付けたんだ。 そんなの怒って当然だし、恨んで当然だよ」(どうして千歳は……そんなに優しいの……。これ以上、優しくしないでほしいのに)「……あなただって、私を恨んでるでしょ? 私はあなたを騙して、殺そうとしたのよ?……恨まれて当然のことを、私はあなたにした」私のことを殺したいと思えば、それは当然で。私がなにかを言える立場ではない。「俺は……朱里のことを恨んでるわけじゃないよ」「っ……なんで……?」なんで……そんなことを言うの?「俺は……朱里のことが本当に好きだったんだ。だから、君の幸せを一番に考えるべきだと思ったんだ」私はそう言われて、つい「私を殺したいなら、殺してもいいよ。……私だってあなたに、同じことをしたんだから」と言ってしまった。私がそう言うと、千歳は「多分……そうなんだとは思ってた」と答えた。「……わかってるのに、なんで?」「君のことが……大切だから」「え……? いや、だって私は……」私は、千歳のことが分からない。 なんで……そんなことを言うのか分からない。「わかってるよ、俺のことなんて眼中にないこと。……兄貴のことが好きなのも知ってるし、愛してることも知ってる」「じゃあ、なんで……?」千歳は優しいから、私は千歳とは合わない。「君の幸せを……願ってるからだよ」「……あなたは、優しすぎる。私のことなんて、もう気にする必要なんて、ないのに」千歳はそんな私に、「気にしないなんて、出来るわけがないだろ。……愛した人、なんだから」と言って、私のお腹に優しく手を当てた。「だから……元気な子供、産んでほしい」その千歳の表情があまりにも優しすぎて、私は思わず「うん……産むよ」と微笑んだ。 「あ、そうだ。これ……渡したかったんだ」千歳はジャケットのポケットから、あるものを取り出した。「はい、これ。……お守り」「え?これって……」千歳が私に渡したものは、安産祈願のお守りだった。「どうして、これ……?」「それ……兄貴からなんだ」(え……? 真樹……から?)「兄貴、朱里のこと心配してたんだ。きっと一人で産むつもり……なんだろうって」「……真樹が?」どうして……。どうして私のこと、気にかけるの……?「やっぱり……心

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  • 殺し屋は愛に復讐を誓う。   □76

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    「知りたい? なら教えてあげる」私は千歳の目の前で拳銃を取り出すと、その銃口を千歳に向ける。「っ……!! や、やめてくれ朱里! 俺が悪かったっ!」慌てふためく千歳に、私はニヤニヤしながら「いちいちウザイんだよね、そういうとこ。 私アンタと早く別れたかったのに、アンタなかなか別れてくれなくてさあ、本当待ちくたびれたよ」と告げる。「朱里……君はそんな人じゃないだろ? 君は優しくて、素直で、可愛い人だろ?」「はあ? アンタが見てきてたのは、幻の私よ。 本当の私は、今の私だから」 「あ、朱里……その拳銃、降ろして……くれないか」 私はそんな千歳に「アンタ、本当におめでたい人だね。こん

  • 殺し屋は愛に復讐を誓う。   □74

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  • 殺し屋は愛に復讐を誓う。   ■73

    ボスに「朱里」と名前を呼ばれた私は、「はい」と返事をした。「お前は体調が落ち着くまで、仕事を休みなさい。 なにか辛いことがあれば、俺たちを頼りなさい。……分かったな?」「……はい」その後ボスは「ハルキ」とハルキの名前を呼ぶ。「ハルキは、朱里のことを守れ。 朱里に身に危険が晒されたりしたら、お前は全力で死ぬ気で、朱里を守れ」ハルキはボスに「言われなくても、ちゃんと守る。……コイツは、俺たちの大切な仲間だからな」と言ってくれた。「朱里が妊娠していると知ったら、レッド・アイはなにを仕掛けてくるか分からない。……慎重にな」「……はい」私は、あの二人を抹殺するまで絶対に諦めない。 私の

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