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□⑭

Auteur: 水沼早紀
last update Date de publication: 2026-01-18 00:05:39

私にはここしか居場所がない。学校なんてものは所詮仕事場だ。

本当の私の居場所は、ここだから。ボスやみんなと働く私だからこそ、価値があるって思ってる。

「……ボス、私はあなたのそばから離れません。必ずあなたをお守りします。 あなたをガッカリさせたりしません」

私のやるべきことは決まっている。

「心強いセリフだな」

ボスは窓の外を眺めながら、微笑んでいる。

「もし私がしくじったその時は……私を殺しても構いません」

私はそのくらいの覚悟なら出来ている。 ボスに裏切るような真似は絶対にしない。

「……お前の覚悟は分かった。期待してるぞ」

「はい」

ボス、私はあなたを尊敬しています。 あなたを心から守りたいと思っています。

「草原だが、一週間後に日本に帰ってくるらしい」

「一週間後……」

一週間後にはここに帰ってくる。……ならそれまでに、私は彼を追い詰める準備をしておかないと。

「くれぐれも無理はするな。 何かあったら、必ず俺たちを頼れ」

「……はい。承知しました」

そう、私には信頼出来る仲間がいる。絶対的な信頼を寄せる仲間が。

「お前は一人じゃない。俺たちを頼るのも、仕事のうちだ」

「はい」
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