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第231話

Penulis: 雨の若君
司野は本当に冷酷非道だ。身体の弱った老人相手でさえ、情け容赦というものがない。

曲がりなりにも、数年間は「おばあちゃん」と呼んでいた相手だというのに――あの男の心は、石でできているのだろうか。

素羽は喉の奥から込み上げてくる苦しさを飲み込み、無理やり口角を上げて笑ってみせた。

「最近、すごく忙しかったの。次は、こんなに間を空けずに来るからね」

芳枝は黙って、素羽の手を握り返した。言葉はなくとも、それで十分だった。

司野はフルーツの盛り合わせをサイドテーブルに置いた。

「おばあちゃん、果物でも食べて。ビタミンCを摂らないと」

芳枝は小さく頷いた。

「そうだね」

司野は素羽に視線を向けた。

「二人の邪魔はしないよ。俺は外で待ってるから」

素羽は唇をきつく結び、溢れ出しそうになる感情を必死に押し殺した。

踵を返した司野は、口元にうっすらと笑みを浮かべて言った。

「おばあちゃん、ゆっくり休んでね。また来るから」

病室に二人きりになると、芳枝はついに平穏を装いきれなくなり、慈愛に満ちた表情で素羽の手の甲をそっと撫でた。

「素羽、辛い思いをさせたね」

肉親から向けら
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ritsu
嘘でしょ? ツッコミ待ち? 死んだ恋人を偲ぶために建てた別荘は 現実逃避そのものだよね? 司野ほんとないわ
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