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第553話

作者: 一匹の金魚
安浩は真衣を見て、心の中でも幾分不思議に思った。礼央のような男が何も自分のために残さず、全てを真衣に譲るなんてことがあり得るのか?

ワールドフラックスは所詮ワールドフラックスだ。当初自分たちは、ここに落とし穴や罠があると思っていたが、まさかこんなに大きな利益が隠されているとは。

じゃあ、バンガードテクノロジーの材料調達のルードに問題が起きたのはなぜだろう?

昨夜。

真衣は、山口社長と柿島社長とお酒を飲んでいた。

彼女は薬を盛られていた。

もし柿島社長が礼央の手下だと事前に分かっていれば、礼央が真衣の部屋に現れて、真衣とあんなことをしたのも説明がつく。

つまり、礼央の計画通りに全ての物事が進んでいる。

「それは、バンガードテクノロジーにも何か問題があることを意味するのか?」安浩は真衣を見て尋ねた。「礼央さんは君のために罠をよけているのか?

これまで僕たちが協業してきた二つの取引先を振り返ると、一つは礼央さんが外山さんのために奪ったもので、もう一つは君が外山さんから手渡されるのを待っていたものだ。問題点はエレトンテックだった」

全てにおいて、不可解な点がある。

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パンどろぼう大好き
礼央の好意を受け止めきれないのは仕方ない!萌寧をただき潰してはじめて礼央の事許せるのでは?それまで分からない様に真衣を助けてあげてください。
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