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第851話

作者: 一匹の金魚
礼央は、公徳が来ること自体は予想していたが、相手が全く自分の心配もせず、いきなり延佳のため詰問してくるとは思っていなかった。

「いきなりなんだよ」礼央の声は平静だが、幾分かの距離感が感じられた。

「いきなり入ってきて、俺の怪我の具合も、交通事故のことも聞かずに、真っ先に延佳の代わりに協業のリソースの話をしにきたのか。ずいぶんと子供思いの父親だな」

公徳の表情が険しくなった。「俺は真面目な話をしに来たのだ。お前の体は自分で面倒を見れるだろう。

今回の協業の件は、市の経済指標に関わる。お前は人脈が広いから、調整してやったらどうだ?家族同士なのに、そんなに距離を置く必要はあるか?」

「家族?」

礼央は何か可笑しい話を聞いたかのように低く笑ったが、目は冷たくなっていた。

「父さんは忘れているのか?以前高瀬グループの主要事業を全て延佳に任せた時、どうしてさっきみたいに家族同士だからって言わなかったんだ?

延佳が部外者と組んで俺の権力を奪った時、どうして家族同士だからって言わなかったんだ?父さん、俺が延佳のために会社を管理しているのなら、今俺が持っている資金も人脈も全て延佳のもので
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洋子
早く 真衣は 心を 決めて欲しい。 どんな困難も 親子三人で 乗り越えて欲しい。味方してくれる人も居るから。 真衣が 戻れば 礼央の 病気も よくなるのでは?
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