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第313話

Author: 清水雪代
明敏は重視されて光栄に思う気持ちでいっぱいになった。

彼はすぐに了解の返事をして、逃げようとしている礼央を引き留めた。

「行きますよ、会議です!」

何が起きたのか分からない礼央は困惑した。

「本田支社長が捕まったのに、まだ会議するのかよ?」

明敏は言った。「岡田グループは人材豊富です。本田支社長が会議できなくても、本社から人を派遣してくれました。若様、これは岡田グループ幹部と繋がるチャンスです。行かなければ!」

礼央は悲鳴を上げたが、明敏から逃れられなかった。

……

大輔は電話を受けた。

岡田グループ大桐市支社の本田支社長からだった。

大輔は本田との関係維持を重視していて、口調は丁寧だった。

「本田支社長、何かご用ですか?」

本田は悠人に助け出されたばかりで、自分のトラブルを解決した後、自分を陥れた人物もすぐに教えてもらった。

彼は軽蔑した表情で大輔に言った。「佐藤社長、ビジネス競争にもやり方というものがあるでしょう。部下へのセクハラで私を陥れるなんて、随分と汚い真似をしてくれましたね?」

本田のスキャンダルについて、大輔は知っていた。

でもこれが自分と何
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