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第151話・汚名

مؤلف: 新矢識仁
last update تاريخ النشر: 2026-02-10 08:03:05

 サーラの肩が上下しなくなったのを確認して、俺はその肩を叩いた。

「サーラが正しいよ。でも、殺しちゃダメだ。アウルムさんは確かにドワーフやハーフリングを露骨にバカにした。だけど、殺したら、それ以下の行いをしたことになる。何より、アウルムさんを殺すことによって、無窮山脈そのものが人殺しの汚名を着る。サーラは無窮山脈の守護獣で俺の神子だ。それを忘れちゃいけない。俺の為にも、ドワーフたちの為にも、思いとどまってくれてよかった」

「……ああ」

 低い声でサーラは言う。その奥底に未だ燻る炎。

「少し頭を冷やしてきてもいいだろうか。……すぐに戻る」

「ゆっくり冷やしてきて」

 サーラは炎に姿を変えると、熱風を伴って外へと出て行った。

「……ふう」

 俺は冷や汗を拭った。

「別に止めなくてよかったのに」

「そうもいかないだろ」

 ミクンのブーイングに、首を横に振る。

「サーラにも言った通りだけど、サーラが本当に守りたいドワーフと無窮山脈に汚名を着せるわけにはいかない」

「済まないシンゴ」

「何でヤガリが頭下げるの」

「サーラが無窮山脈とドワーフを大事に思っていてくれたことが嬉しくて、彼女を止めるこ
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