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第163話・やり直し

Auteur: 新矢識仁
last update Dernière mise à jour: 2026-02-16 05:28:04

 ナセルさんの愚妹……アウルムさんは。

 怒り狂っていた。

「どうして気高きフェザーマンであるわたくしが! こんな所にいなければならないのです!」

 俺の顔を見るなりそう言う。

「いやもうフェザーマンじゃないでしょ」

 思わず俺は突っ込んでいた。

「翼ないでしょ」

「神がわたくしを見捨てるはずがないでしょう!」

「見捨てる、と言ったら?」

「気高い色と心を持つわたくしを、生神様は、見捨てると仰いますの?」

「このままならね」

 俺の言葉に、アウルムさんは顔を赤くしたり青くしたり。

「まだそのようなことを言っているのか」

 さすがのナセルさんも呆れ果てたようだ。

「守護獣様に、翼が必要ないと言われたようなものだろうに」

「そ、それは……!」

「だから、君に最後のチャンスをあげようと思う」

 俺の言葉に、アウルムさんは瞳を輝かせた。

「やはり神はわたくしをお見捨てにならなかったのですね! 流石は生神様、わたくしの価値を分かっていらっしゃる!」

「君にはやり直してもらう。それで同じに育つようなことがあれば、今度こそ見捨てる」

「やり……直す?」

「そう」

 M端末を取り出した俺に、アウルム
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