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第178話・大嫌いだ

ผู้เขียน: 新矢識仁
last update ปรับปรุงล่าสุด: 2026-02-23 05:26:30

 俺より頭五つほど高い位置にあるケンタウロスの人間の顔が、不気味に歪んで笑ってた。

 殺す気だ。殺したいんだろう。魔獣の戦闘本能を植え付けられている。

 だけど。

 ……なら、何で、泣くんだ?

 見上げれば、笑いながら涙を流す魔獣ケンタウロス。

「まだ人間の心が残っている」

 サーラが呟いた。

「魔獣の魂を受け入れられるよう魔獣化された肉体と精神で、それでも抗っているんだ。魔獣の本能と……」

「なんとかできないの、シンゴおにーちゃん」

「何とか……出来れ、ば」

 ふと、グライフの上のアウルムに目が留まる。

 少し考えて、サーラを呼んだ。

「サーラ、サーラの炎は魔獣の魂を焼き尽くすことができるか?」

「できるが、魂だけを焼き尽くすのは無理だ。肉体は魂の座と化している。あの肉体が崩れたりしない限り、中の魂は焼けない。今の彼らは肉体改造で魂を無理やり同化されているから……」

「肉体が戻れば、いいんだろ」

 俺はM端末を構えた。

「神威」

 前脚で踏みつぶそうと後脚で立ち上がるケンタウロスの一体に、端末を向けて。

「【巻き戻し】」

 神威の光が漆黒のケンタウロスを包み込む。

 光の中、しゅる
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