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第41話・敵

Author: 新矢識仁
last update publish date: 2025-12-18 06:02:24

 世界を滅ぼすための勢力。

 いわゆる魔王ってヤツ?

 いや、生神に対抗するんだから、相手も神……なんだろうか。

 神を殺すのは神殺しの武器しかないって言うけど、神殺しの武器を作れるのは……人間じゃ無理だろう。神が創らないと。

 そして、確かこの世界は神が見捨てた地と何人もの人が言っていた。

 だったら、神の中には滅ぼそうとする神もいるんだろう。

 そんな神にとって、生神は不倶戴天の仇だろう。

 だから、俺を殺そうとする神がいてもおかしくはない。

 問題は、·神である俺は、殺されたら死ぬってことだ。

 だからこそ、神子に戦わせて身を守る戦い方があるんだろうけど、今、神子は必要最小限しかいない。信仰心が高くて戦闘力がある神子を探すことも必要だってことだ。

「と、なると」

 俺は最悪の結論に思い当った。

「大樹海や無窮山脈が敵対勢力の攻撃目標になるってことも考えられるんじゃないか?」

「確かに……」

「生神が降臨し、再生した聖地。豊かな森と復活した鉱山。……確かに敵対勢力が狙ってきてもおかしくはない」

 レーヴェの言葉に、俺は唸る。

「まずいな……防衛手段を考えないと……エルフも
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