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#73

last update Last Updated: 2026-02-09 23:58:35

「どっから喋ってるんだ?ここら辺?」

 絵面滑稽だな……

「いや、もーうちょい右。もうちょいもうちょい!いや、ちょっと行き過ぎた!そこそこそこ!の、少し上ーの……ストップ!」

「あ、これっすかね隊長!なーん薄っすら見えるような見えないような?」

 おぉ!魔力感知はできるのか!優秀優秀!近接職ってさぁ〜魔力の扱いクソなんだよ。感知もできない、軽く纏わせてたって魔力ブレブレで燃費もゴミカス。そのくせプライドだけ高くて"自分は魔法剣士だー"とかほざいてる。そんな脳筋のアホが魔力感知を……感っ動!

「あぁ〜えっとねぇ、魔力感知だとそこにあるのがなんとなくわかる程度になっちゃうんよ。その1段上の魔力視が必要なんだけど、一番手っ取り早い方法は〜っと。目を魔力で覆ってみ?あ、強化とかじゃなく魔力の眼鏡を作るイメージ。んで、あとは魔力のメガネに魔力視効果の付与をするんだけど……そこは気合いね。」

「まぁ、実はもう少し早く習得できる方法もあったんだけどね!」

 ただそれは難点が……

「いや、早く言えよ!で、その方法ってのは?」

 はぁ……

「二つあって、眼球に直接付与する方法(目が潰れるリスクあり)
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  • 異世界行っても引きこもる〜悠々自適な引きこもり人形使いライフ〜   #76

    「ん?なんか結界の質変わったな。ふむ、あれがあぁなってこれがこうなってるから……ざっと強度は五割増しといったところかな。いや、違うな。あそこがあっちに干渉してもうちょい性能上がってる……かな?やればできるじゃん王国。できるなら最初からやればいいのにね。なんか問題でもあったのかな。僕そこら辺の事情知らないしよく分かんないや。」 まぁ、僕目線じゃ元が鼻かみティッシュだから誤差だけどね。あ!ちゃんと構築する術式に意見しとけば良かった。これじゃ文句だけ言ってまともな意見出さない無能じゃないか。そういう奴は嫌われちゃうからね。さすがに友人に嫌われるのは勘弁だし気を付けないと。 いや、いっそ魔道具化して何人か知り合いに配ってしまおうか。うん、それがいいね。うっかりやらかした時の保険にもなるしそうしよう!そうと決まれば行動行動!◇◇ ふむ、にしても行動か。やってるの魔法の遠隔操作だけで本体微動だにしてな……いや、これは在宅ワークしてる人々を敵に回すな。やめとこ。家にずっといるとか楽そうでいいなとかほんと良くないと思うんだよね僕、うん。 だから……ね?その手に持っているハリセンを机の上に戻すんだ。そう、そうその調子だ。え?「いだっ!」 ちょなにフェイント!?そういうの僕ズルだと思う!よくない!ほんっとによくない!正々堂々来なよ!ほんっとによくn「いだいっ!」 ほんっとにやめてくださいお願いします。「いだっ!」 え?なんで叩いたの今!何?なんか腹たったから?見てよこの純粋無垢な綺麗な瞳を!こんな瞳の僕を叩くなんで人でなし! 誰だよこんな設定組んだバカは。あぁ僕か。そもそもこの世界にハリセンないしね。魔法で作った分身とはいえ中身はだいたい僕だからね。ネタに走っておちゃらけてたら叩きたくもなるか。「いだいっ!」 無言で叩くな怖いだろ!なに?次ふざけたら鞭使う?よせやい!「興奮しちゃうじゃないか。」 ジョ、ジョークだってば!「痛ってぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

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  • 異世界行っても引きこもる〜悠々自適な引きこもり人形使いライフ〜   #74

    「あ、そうそうご要件をどうぞ。」 なんか脱線しまくってたけど要件はなにさ。早く言いなよもう帰りたいんだけど……「ん?」「ん?」 ん?じゃねぇよ!キョトンとしてるおっさんとか誰得だよ!「ほら、なんか要件があって僕のことを呼んだんでしょ?まさか謝罪のためだけじゃないだろうし……まぁ、大方下のやらかしとはいえ街での評判的に正式に謝罪しなきゃいけないってのと気を抜いてたから焦っていろいろ動いてたからこうなったとかですかね。あとは僕の身元について少しでも情報抜きたいんでしょ?」 スパイとかは興味ないから警戒しなくていいのに……「いや、普通に考えて渡すわけなくないです?それで得られるメリットがないんですよ。この件に関して全面的にそっちが悪いですし、街の人からの依頼もそれなりにこなしてて評判も良い以上僕の行動次第で貴方たちには揺さぶりをかけられるわけです。で、実力行使に出たとするじゃないですか。止められます?僕という個人を。」「……っ!」「対軍ならこの国には精強な職業軍人の皆さんがいるのでどうとでもなるんじゃないですかね。でも、対個人に対してそこまで有効じゃないんですよ。バカ正直に白兵戦やるならともかく魔法ありきのなんでもありなら尚更ね。」「無理……だな。お前さん程の実力者が逃げにまわれば追うことは困難だろう。、」「で、もう一度聞きますね。帝国は僕を止められますか?まぁ、活動の妨害くらいならできるでしょうけどね。されたら地元に帰りますけど。あ、敵国に亡命するのもありですね。去り際に帝国から情報何個か抜いてそれを手土産にすればまぁ悪いようにはならないでしょうし。」「敵国に!?」「そりゃそうでしょう。今のこの国の現状考えたらわかるでしょ?手土産一つ持たずに国を出たら何を言われるか分かったもんじゃない。そうそう、これは警告です。僕の邪魔はしないこと。冒険者や一般市民の戯言は僕も気にしません。ただ、貴族の地位や権威を盾に何かを無理に要求されたと僕が判断すれば機密を抜いて敵国に亡命します。」「はぁ……降参だ。好きにしろ。」「いいんですか隊長。」「いいも何も選択肢はないじゃないか。こうやって言うくらいだ。どうせもう目ぼしい情報は抜いてるさ。」「はぁ……どうしてこうなったんだ。裏から支配するとかかっこよくねとか思って表でチマチマ実績積んでたのに!ほんとお前ら大

  • 異世界行っても引きこもる〜悠々自適な引きこもり人形使いライフ〜   #73

    「どっから喋ってるんだ?ここら辺?」 絵面滑稽だな……「いや、もーうちょい右。もうちょいもうちょい!いや、ちょっと行き過ぎた!そこそこそこ!の、少し上ーの……ストップ!」「あ、これっすかね隊長!なーん薄っすら見えるような見えないような?」 おぉ!魔力感知はできるのか!優秀優秀!近接職ってさぁ〜魔力の扱いクソなんだよ。感知もできない、軽く纏わせてたって魔力ブレブレで燃費もゴミカス。そのくせプライドだけ高くて"自分は魔法剣士だー"とかほざいてる。そんな脳筋のアホが魔力感知を……感っ動!「あぁ〜えっとねぇ、魔力感知だとそこにあるのがなんとなくわかる程度になっちゃうんよ。その1段上の魔力視が必要なんだけど、一番手っ取り早い方法は〜っと。目を魔力で覆ってみ?あ、強化とかじゃなく魔力の眼鏡を作るイメージ。んで、あとは魔力のメガネに魔力視効果の付与をするんだけど……そこは気合いね。」「まぁ、実はもう少し早く習得できる方法もあったんだけどね!」 ただそれは難点が……「いや、早く言えよ!で、その方法ってのは?」  はぁ……「二つあって、眼球に直接付与する方法(目が潰れるリスクあり)と魔力視に覚醒するまで不可視の魔力攻撃で滅多打ちにする方法(シンプルにフルボッコ)。二人はさ、どっちがい〜い?」「その……なんでもないっす。」「ふふふっ!あ、そうそう!魔力視使えたら魔法使いの天敵になれるからしっかり復習するように!魔力の起こりがわかるんだよね、魔力見えると。で、そこを潰したてもよし!術式を魔力纏わせた剣で弱いとこ狙って斬り飛ばしてもよし!あ、でも魔力で身体強化上げて物理で殴ってくるタイプには通用しないから慢心はしちゃダメだよ?一定以上のレベルの魔法使いは近接もいけるからさ。」「うっす。」

  • 異世界行っても引きこもる〜悠々自適な引きこもり人形使いライフ〜   #72

    「さっきも言ったけど、僕の本質は引きこもりだからさ。上司なんていないに越したことはないのよ。上から目線嫌いなのよ。寝たい時に寝たいし、やりたい時にやりたいことをしたいの。だから、皇帝の直属とかになりたいんだよね。まぁ雑に言うと、僕の尻拭い担当欲しいんよ。」「尻拭い……」「ふ、不敬な……」「だがそれを言ってのけるだけの格を持っている以上何も言えないな。」「ど、どう……する?」「いや、自分に言われても困ると言いますか……」「普段からこうしっかりしてるじゃん?だから参考までに聞きたいわけよ。」「で、本音は?」「俺一人で判断出来る案件じゃないから貧乏くじ仲間が欲しい。」「嫌に決まってるじゃないですか!」「俺とメルト君の仲じゃん?」「こういうろくでもない時だけ名前呼びますよね隊長って。」 なにやら揉めてるな。僕いないとこでやって欲しいなぁ〜なんて……。あ、詰所で僕から長々聞き取りしてくれやがった彼が死にそうな顔してるじゃん。まじウケる。乙〜!ざまぁ〜! とまぁ、今ならいけそうだな。幻影と声の回線だけ繋いで退散いたしやしょうかね。ではでは〜!"シュンッ"「おいコラ逃げんじゃねぇよ。お前も一蓮托生だ……ん?」「ん?どうしまし……あぁ〜ね。」「ふぇ?」「空気変わったな。」「ですね。逃げられちゃいましたかね。」「っぽいな。ほれ見てみろ。ほれっ!ほれっ!透けてる。すっげー!本物と遜色ない。精巧な幻影だこと。」「あっちゃー思ったより早くバレちゃったか。」「まぁ僕らで揉めてたのが悪いですしね。……ん?え?えぇぇぇぇぇぇ!?」「こんちゃーお疲れ様でーす!」 なんかすんごい空気悪いな。あれ?これ僕のせいか?一応謝っておくか。「なんかすいませんね。驚かせちゃって。」

  • 異世界行っても引きこもる〜悠々自適な引きこもり人形使いライフ〜   #71

     アイ・アム・オーシャン! はい、すいません。真面目にやります。でもさぁ聞いてよ!飽きてきたんだよ。なぜって?僕4ちゃいだもん!「ていうかさぁ、そこまで理解しててだよ?なんでまたこうやって長々話をされてるわけ?帰りたいんだけど〜!僕は出世したいの!好き勝手しても許される地位が欲しいの!おっさんたちと話してるこの時間にも僕色々できたはずなの!なのにさぁ〜!ねぇ、この責任取れるわけ?」 あともう4ちゃい的にはもう寝たいんだけどー!あと何さ晩餐会って!眠いって言ってんだろ!あ、まだ言ってなかったわ。てへぺろっ!「そ、そう言われると弱いな……騎士団とかなら俺の名前で推薦するくらいはできるがそういうのではないんだろう?」「うん、騎士団の規律とかめんどっちい。あと僕魔法が専門だし。あと眠いもうやだ帰る。」「その隙のない佇まいで魔法専門だと!?」 僕に言わせれば君らが隙だらけなんだよ?とは言わないでおく。なんせ僕は空気を読める男だからね。「あったり前じゃーん!近接できない魔法使いとかただの的だもん。もちろん常に結界は張ってあるし、簡単に近付かせないだけの力も持っているつもりだよ。でも、僕の師匠は近接もできるんからね。越えるには最低限弱点は潰しておかなきゃ。まぁ、苦手じゃない程度で済ませる気もないけどさ。」「耳の痛い話です。」「だな。はっきり言ってうちの連中は固定砲台だし、こんなのに突っ切ってこられちゃイチコロだな。(なにより俺じゃこいつの気配を読めない。つまり視認できなければこいつがもし侵入していても気付けないということ。冒険者としておくには惜しい人材だな。恐るべき脅威とも言える。)」「僕の目標は悠々自適な隠居ライフなわけよ。要は引きこもりたいだけ。だからそう警戒しないでよ。ね?」

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