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第256話

Penulis: 栄子
ここ一ヶ月余りで、柚がちゃんと躾てくれたおかげで、悠人は以前のような素直で聞き分けの良い子に戻った。

もう悪夢を見ることもなくなったのだ。

そう思った誠也は、清彦に目を向けて、淡々と言った。「柚先生の給料を上げてくれ」

清彦は「はい、いくら上げますか?」と尋ねた。

「倍にしろ」

清彦は驚いた。

柚の年収は既にトップクラスのベビーシッターの基準だったが、さらに倍にするのはかなりの破格だ。

清彦は改めて誠也が悠人を溺愛していることを思い知った。

もし柚がこのまま順調に働き続け、悠人が小学校を卒業するまで担当したら、相当悠々自適な老後を送れるほど稼げるだろう。

清彦は少し柚が羨ましくなった。

同じ雇われの身なのに、あの子は運がいいな。

......

川辺。

文子もかつてはアウトドア愛好者だったから、車のトランクにはいつもキャンプ用品を積んでいたのだ。

運転手はトランクから道具を取り出し、手際よくタープを張った。

小さなテーブルと椅子を並べ、ハーブティーを淹れてくれた。

なんともほのぼのとした、和やかな雰囲気だ。

そして、午後の日差しは暖かく、少し眠気を誘って
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山本山
清彦に3倍のお給料あげてあげて。
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