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第488話

Author: 栄子
「私は復縁しても復縁しなくても、安人の母親であることに変わりはありません。ましてやあなたには、いや、誠也にも、私が安人に愛情を示すことを阻む権利はないです」

音々は綾をじっと見つめた。

たった一日しか経っていないのに。

綾はかなり変わっていた。

「二宮さん、誤解しないでください。私はただ、誠也の指示通りに安人くんの世話をしているだけです」音々は微笑んだ。「もし誠也のやり方に納得いかないなら、あなた自身で彼に話せばいいですよ」

綾がここに来たのは、もともと息子に会うためと、誠也とはっきり話し合うためだった。

彼女は彩に、誠也はどこにいるのか尋ねた。

彩は音々を見た。

「誠也は書斎にいますよ」音々が言った。「でも、あなたに会うかどうかはわかりません」

綾は音々の言葉には耳を貸さず、彩の方を見て言った。「安人の教育について、彼に説明を求めていると伝えてください」

彩は頷いた。「分かりました。碓氷さんに伝えます」

彩は荷物を置いて、二階へ向かおうとした。

「私が行ってきます」音々が言った。「彼は最近仕事が忙しくて、邪魔されるのが好きじゃないんです」

彩は綾を見た。

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