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第776話

Auteur: 栄子
綾は、結局、真奈美の頼みを聞くことにした。

大輝が到着したのは、午後8時半だった。

誠也は病室の外に立っていて、綾は中で真奈美に付き添っていた。

大輝は誠也を見て、相変わらず露骨に嫌そうな顔をした。

よく考えてみれば、二人は恋敵同士だった。

とはいうものの、綾にとって大輝は恋人候補と言える存在でもないのだ。

大輝は近づいてきて、閉ざされた病室のドアを一瞥し、冷笑した。「碓氷さん、あなたのこと、見くびっていましたよ」

それを言われ、誠也は軽く唇をあげた。「石川社長、私に負けても文句は言えないはずです」

「あなたは子供二人を盾にして、二宮さんを縛り付けているだけでしょう!」大輝は皮肉たっぷりに言った。「同情と愛情は別物です。二宮さんがあなたとよりを戻したからって、調子に乗らないでください。彼女の心の中では、あなたはただの都合のいい男でしかないんです!」

誠也は眉を上げた。「それでも構いません。少なくとも今は綾が私を求めています。あなたは違うでしょう?」

そう言われ、大輝は歯を食いしばった。

「私が子供を盾にしていると言うんですか?ではあなたは?」誠也は大輝を睨みつけた
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Commentaires (1)
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YOKO
誠也、貴方そんなキャラだったけ? クスっ!
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