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第865話

Penulis: 栄子
結婚して1か月ちょっとで離婚騒ぎなんて、若葉は気が気じゃなかった。

真奈美の意思が固いことを悟った若葉は、彼女をなだめようとした。

真奈美は大輝と杏のことは若葉に話していなかった。しかし、若葉は薄々感づいていた。きっと大輝が何かやらかしたに違いない、と。

病院から万葉館に戻った若葉は、哲也が2階へ上がって寝静まるのを待ってから、自分の部屋に戻り、大輝に電話をかけた。

何度かコール音が鳴った後、やっと電話が繋がった。

「大輝、このバカ!今すぐ帰って来て!」

久しぶりに母親の怒鳴り声を聞いた大輝は、スマホを耳から少し離し、眉をひそめて言った。「そんなに大声で叫ばなくても聞こえるよ」

「耳は聞こえてても、頭の方は完全にイカレてるんじゃないの!」

「何か用事があるなら、早く言ってくれ」

「真奈美と離婚する気なの?」

大輝は言葉を詰まらせ、尋ねた。「真奈美が俺のことをチクったのか?」

「彼女が私に何か言ってくれればいいのだが、何も言ってこないから困ってるんでしょ。大輝、いい加減にしてちょうだい!あなたはもう36歳よ。もう少し、私に心配かけないでくれない?結婚して1か月ちょっ
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