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第1374話

Author: 風羽
車内には重苦しい沈黙が流れていた。

結安は章真に行き先を尋ねなかった。

どうせ向かう先は一つしかない。

身体を重ねるだけなら、場所などどこでも同じだった。

今日はもう疲れ切っている。

本当なら買い物を済ませて郊外へ帰り、チョコと過ごすつもりだった。

けれど章真に振り回され、この夜はもう帰れそうになかった。

信号待ちで車が止まる。

章真は煙草を一本取り出して火をつけると、煙を吐きながら横目で結安を見た。

「最近はどうなんだ。林とできてるのか?

もう寝たのか?脚本の打ち合わせなんて口実を作って、ホテルの部屋に行くなんて、この業界じゃ珍しくもないだろ」

結安はゆっくりと目を開いた。

そして静かに問い返す。

「章真は何を聞きたいの?

私が林さんと寝たと言ってほしいの?それとも、寝てないと言ってほしいの?

もし寝たって言ったら嫌になる?

そんなに気になるなら、お金を積んで清純派の若い女優でも抱けばいいじゃない。

きっと綺麗なままよ。昔の私みたいに」

……

章真は眉をひそめた。

だが次の瞬間、ある少女の姿が頭をよぎる。

海外で囲んでいる、あの子だ。

もし
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