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第14話

Autor: 桜吹雪
和哉は、そのことを愛莉の両親に伝えた。

愛莉の両親は学校まで来たものの、愛莉の彼氏――東山大輔(ひがしやま だいすけ)という御曹司に言いくるめられてしまった。

2人は愛莉を止めるどころか、「せっかくの機会なんだから、早く中退の手続きを済ませて、彼について海外へ行きなさい」と、娘を後押しした。

和哉は、愛莉をこのまま行かせることができなかった。彼女を追って空港まで向かい、引き留めようとした。

その際、愛莉が和哉に何かひどいことを言ったのだろう、空港から戻ってきた和哉は、まるで別人のように変わっていた。

大学にも来なくなり、キャンパスの外に借りたアパートに閉じこもって、酒ばかり飲むようになった。

昼も夜も関係なく酒をあおり、何もかも忘れようとするように、ただ日々をやり過ごしていた。

私は、そんな和哉をどう慰めればいいのか分からなかった。それでも、放っておくことはできず、彼の世話をした。

そうしているうち、私の成績は再び落ちていった。学年5位以内を維持していたのに、気づけばクラス20位まで下がっていた。

両親は、そんな私の変化を気にも留めなかった。まさか私が、自分には一切振
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