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第7話

Author: 花畑のベイビー
結衣は、彼らを帰すわけにはいかなかった。

彼女が私を地下室に閉じ込めてから、まだ数時間しか経っていない。そんなに早く死ぬはずがないからだ。

彼女の当初の計画では、西園寺家の本邸に戻った後、祖父に手を下すつもりだったのだろう。

そうして数日間、葬儀で騒ぎ立てるのだ。

もしあのままだったら、彼らが帰宅する頃には、私はとっくに餓死していただろう。

結衣は皆が家へ戻るのを必死に拒んだが、彼らの決意を覆すことはできなかった。

再び車が両親の家に停まると、真っ先に飛び出していったのは景だった。

「澪、澪……」

リビングに足を踏み入れた瞬間、彼の目に飛び込んできたのは、階段に残されたままの生々しい血痕だった。

彼は目に見えて狼狽し、さらに声を張り上げて私の名を呼んだ。

「澪!どこにいるんだ……」

だが、彼らはある大事なことを見落としていた。

祖父が彼らに送ったあのメッセージの中で、すでに私を連れ出したことを、はっきりと告げていた。

3人が屋敷中を狂ったように探し回る中、結衣だけがリビングの中央で呆然と立ち尽くしていた。

彼女は時折、不安げに地下室の方向へと視線を向ける。

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