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第335話

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律はスマホを取り出し、展望技術のライバル会社の開発部長に連絡し、笑いながら言った。

「赤城部長、展望技術の実験開発に関するいくつかの詳細情報があるんですが、興味ありませんか?」

翌朝早く、楓が会社に着くや否や、芽衣が昨夜の律との食事について話し始めた。

「楓さん、彼、本当に優しくてかっこいいんです。昨夜の食事で、もっと好きになっちゃいました!」

芽衣が頬を赤らめ、すっかり恋に落ちた様子を見て、楓も思わず笑みがこぼれた。

「焦らないで。まだ一回食事しただけなんだから、そんなに興奮しちゃダメよ」

「それもそうですね。これからも頑張って、早く彼を落として、あなたのお義姉さんになってみせます!」

楓の口角の笑みはさらに明るくなった。

「頑張って。期待してるわよ!」

オフィスのドアが開かれ、律が笑顔で入ってきた。

「何を話してるんだい?随分楽しそうだけど」

彼を見て、芽衣はまた頬が熱くなるのを感じ、首を横に振った。

「何でもありません。これから実験を始めるので」

言い終わると、芽衣は慌てて白衣に着替えて出て行った。

オフィスには一瞬にして楓と律だけが残された。彼女は彼
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