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第14話(37)

Author: 北川とも
last update publish date: 2026-01-29 20:00:35

 和彦は視線を伏せると、賢吾の欲望に忠実に仕える。促されるままに頭を上下に動かし、唇で締め付けるようにして欲望を扱く。ときおり、口腔深くまで呑み込み、しっとりと粘膜で包んでやると、後頭部にかかった賢吾の手に髪を掻き乱された。

 快感を素直に示す男は、大蛇だろうがなんであろうが、愛しい。

 時間をかけての口淫の果てに、賢吾は、和彦の奉仕に褒美を与えてくれた。

 頭を押さえつけられながら、口腔でドクッ、ドクッと脈打つ賢吾の欲望を吸引する。迸り出た精をすべて受け止め、喉に流し込んだ。

 精を放っても、逞しさを失わない欲望を口腔に含んだまま、賢吾の荒い息遣いが鎮まるのを待ってから、和彦は愛撫を再開する。愉悦を含んだ声で、賢吾が洩らした。

「やっぱりお前は、可愛いオンナだ」

 その言葉は、強烈な快感となって、和彦の体を貫いた。ようやく賢吾のものを口腔から出して顔を上げると、濡れた唇を指で拭われる。和彦は、今度はその指を口腔に含んだ。

 紅潮し、汗に濡れた和彦の肌を、賢吾がいとおしむ

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