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第188話

مؤلف: ドドポ
公輝は千雪を相手にするのも面倒だったが、聞かれた以上ははっきりと答えた。

「あの日、私は君と夏目さんのデザインをそれぞれ講評した。

君は、私のアシスタントが二人のデザインを取り違えたことに気づいていたはずだ。それなのに、本来夏目さんが受けるべき賞賛を平然と受け入れた」

「私……」

「違うか?」

千雪は言葉に詰まった。

「本気で謝罪し、償いたいと思うなら、相手は私ではなく夏目さんだろう」

「……」

「若いうちから小細工ばかりしていては、長くは続かないよ」

説教され、千雪は内心で毒づいた。

取り違えたのは公輝であって自分ではない。なぜ自分のせいにされるのか。

不満を抱えながら見ていると、澪がジュエリーコレクター協会会長の武蔵にあるジュエリーを渡しているのが見えた。

一本のかんざしだった。

純金製で宝石は使われていないが、伝統技法、フィリグリーなど多彩な技法が駆使されており、精緻を極めた逸品だった。

あのかんざしは、当時澪が完成させたものの提出しなかった作品だ。

「宮野会長と奥様の結婚式をとネットで拝見しました。奥様は伝統的なスタイルのジュエリーがお好きなのでは
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