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第21話

Author: しょうこ
「お前は一体何者だ。俺たちのことに首を突っ込むな」

裕康は和佳奈の後を追おうとしたが、ジェシマに軽々と行く手を阻まれ、怒りを込めて睨み据えた。

だがジェシマはどこ吹く風で、裕康の肩をポンと叩くと、澄ました顔で言い放った。

「俺は和佳奈に求婚している男だよ。さっさと帰りな。彼女は今、俺のものだ」

思いがけない返答に、裕康は表情を強張らせ、目の前の男を値踏みするように見定めた。

仕立ての良いスーツを着こなし、抜群のスタイルを誇る長身の体躯。

引き締まった肉体が服の上からでも分かり、決して御しやすい相手ではなかった。

「和佳奈がお前なんかを好きになるはずがない」

裕康は断言した。

和佳奈が愛するのは、自分のような大人の男だけのはずだった。

「へえ?俺みたいな魅力的な男を差し置いて、あんたみたいなオッサンを好きになるとでも?」

裕康は思わず目を丸くし、声を荒らげた。

「オッサンだと?」

確かに目の前の青年より年上だし、和佳奈よりも10歳年上だ。

だが、手入れを怠ったことはなく、日頃から完璧な身だしなみを整えている自負があった。

「これは成熟した大人の魅力だ!ガキの
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