登入次の日辺境地の冒険者ギルドに向かう事にした。
キリアはマジックバッグを持ちテレポートで門の近くの森に転移した。 門で若い門番がキリアによってきてくれ手続きをしてくれた。 冒険者のネームプレートを見せた。 若い門番が「気をつけてな!」と声をかけ手を振った。 キリアも若い門番に手を振って頷く。 借りた家に入り、マジックバッグに入れたテーブルや椅子などの家具を設定し、キッチンに鍋やフライパン皿などを棚に納めていく。 キリアが作った魔道具の移動風呂を部屋の隅に置く。 長方形のドアがついたもので、ドアを開けると空間魔法で作った広いお風呂場がある。 キリアは今日異世界飯を作るため張り切っていた。 魔道具の鑑定魔法の効果がある眼鏡に食べれるか?美味しいか?がわかる機能をつけた。 荷物を置き、ギルドに向かう。 歩いて数分後ギルドについた。 Fランクのスペースを見ると薬草の依頼がまた出ていた。 他にも家の修復や家畜の世話などがあった。 しょうがなく、薬草の依頼を5枚掲示板からとりカウンターに向かう。 ギルドの受付のロギーに依頼書とバッグから薬草を出して渡した。 「リアちゃんありがとう。この前の薬草依頼人たちから絶賛されたのよ」 ロギーは薬草を確かめながら言った。 「今回も状態がいいわ。ギルドに貯める?」 「ええ。お願い!」 キリアはギルドを出ると狩りに行くため南の門に向かった。 門でプレートを見せ森に行く。 探索魔法を使い魔物を探す。 出来れば唐揚げが食べたい。 暫く歩いて奥に行くと探索魔法に何かがかかった。 数は2つ。 探索魔法を使ったまま反応があった場所を目指す。 魔物だと思ってたがいたのは10歳ぐらいの男の子が2人だった。 ボロボロの剣を持ち使い込まれ薄くなった皮の鎧を纏っていた。 「ギル様帰りましょう。危ないですよ!」 キリアはギルバートと同じ愛称の子を見る。 もう1人より背も身体も大きい。 「ロイルは臆病だな!俺はもう1人前だ」 ギル様と呼ばれた男の子が制止するのを嘲笑った。 探索魔法に2人めがけ急速に接近する反応があった。 ギルはボロボロの剣で襲いかかってきたレッドウルフの攻撃を受けた。 ギルは勢いよく飛ばされ木に激突した。 ロイルはギルの元に走り、レッドウルフに剣を構えた。 ロイルはレッドウルフの攻撃をいなしていくが、少しずつ肌を爪や牙で引き裂かれていく。 「助けは必要?」 2人の様子を隠れて見てたキリアがロイルに聞いた。 「バカ!逃げろ!」 ロイルがキリアに叫ぶ。 ボロボロで勝ち目がないのに他者に逃げろと告げるロイルにキリアは興味を持った。 「もう1度だけ聞く。助けは要るか?要らないか?」 自分より幼い子で女の子の言葉に困惑しながらギルを見る。 ギルの怪我は酷く早く連れ帰りたい。 「助けて」 ロイルがキリアに助けを求めた。 キリアは魔力で水の小さな玉を作りレッドウルフの眉間に飛ばした。 弾丸のように飛ばされたそれはレッドウルフの眉間を貫通した。 ゆっくり横に倒れたレッドウルフを見て 「は?え?ちょっとまって」 レッドウルフが倒れた事に理解が追いつかない。 キリアはそんな様子のロイルを気にする事なく 「傷の手当てして」 と声をかけた。 ロイルはもっていたポーションをギルに少しずつ飲ませた。 ロイルのもっていたポーションは劣化版のポーションでギルの傷は少しだけしか回復しなかった。 「お礼は必ずするから。俺はロイルだ」 「リアよ!冒険者」 意識が戻ったギルを支え町の方へ歩いていった。 レッドウルフをマジックバッグに入れ次の魔物を探す。 少し先に反応があり見にいく。 その途中で空から反応があった。 上を見ると丸々とした鳥が降りてきた。 直ぐ様魔力の玉をその鳥に飛ばし仕留めた。 魔力で持ち上げ首を落とし血抜きする。 そのまま魔力を使い捌いていく。 余分なものを燃やし肉をマジックボックスに入れた。 唐揚げが出来る! そのまま進んだとこで多くの反応があった。 気配を消し、見に行く。 辺境伯の兵士達だ。 皆大小の怪我をして、支えられてる人も数人いた。 解体した魔物の素材を運び南の門に向かっていた。 血の匂いに誘われたのか兵士の後からグリズリーが襲いかかる。 後方の兵士達がグリズリーと戦う。 グリズリーの攻撃を交わし連携して少しずつ足を切りつける。 大きい盾を持った者2人がグリズリーの攻撃を受け止め、残った者で足を削る。 片足を潰しバランスを崩した所に大きい盾を持った者が、崩れた方向に押す。 グリズリーを倒し、胸に剣を突き立てる。 グリズリーは動かなくなった。 討伐に参加してた者に怪我人は出なかった。 (あれだけ強いのに、何と戦って怪我したんだろう?) 兵士達は80人ぐらいいて、無傷の者はグリズリーを討伐した10〜13名だ。 素材を確認すれば良かった。 キリアは兵士達から離れ別の反応の場所に行き、3体の魔物を仕留めマジックバッグに入れた。 冒険者ギルドで解体して貰おうと南の門近くにテレポートした。 門でロイルが傷の手当てを受けてリアを待っていた。南の門から森に向かう。 ギルが先行しキリアは探索魔法を使い安全を確保する。 だが、ギルが向かっている方向は反応が沢山ある方角で、 反応がある場所に近づいていくと、人の声に混じって時々バジリスクの威嚇が聞こえてくる。 ギルを木の陰に移動し、近くでバジリスクの討伐をしていると伝える。 「解毒草はこの先なんだ」 ギルに伝えるため、捜索魔法を共有する。 ギルは戸惑いながらも、討伐をしている場所の左奥にあると指さしながらいった。 ギルの顔色はかなり悪い。引き返りさせるには奥に来てしまった。 ギルに攻撃の無効化を付加した腕輪をさせ、結界を張り奥に進んだ。 捜索魔法を共有しているおかげで、進みやすい。 討伐に巻き込まれないよう遠回して生殖地についた。 バジリスクのおかげで近くに魔物がいない。 バジリスクより弱い魔物は逃げている。 生殖地にはかなりの解毒草が生えていた。 ギルと解毒草を摘んでいく。 間隔をあけ採取するとまた生えてくる。 沢山の解毒草を摘んでマジックバッグに入れる。 ギルが討伐の様子がみたいと遠回りを拒んだ。 レッドウルフの時も思ったが、危機管理ができなんじゃないだろうか? ギル様と呼ばれていたから良い家の子だろう。 キリアも気になっていた為遠回りせずに戻ることになった。 討伐の様子を少し隠れた場所で確認する。 バジリスクは傷を負ってるもののまだまだ元気そうだ。 最初の反応に比べ反応の数が少なくなっているが、門に向かっている反応があったため治癒に送ったのだろう。 バジリスクを取り囲み剣で攻撃するが、ヌメヌメしている身体のせいで滑り致命傷にならない。 尻尾で兵士達を弾き毒を撒き散らす。 大きい盾を構え尻尾の攻撃を受
練習場にはロイルの姿もあり、ロイルは剣の素振りをしていた。 広い格闘場に入り、ギルサンダーと対峙する。 互いに素手での勝負だ。 「何かかけねえ?」 「私が負けたら夕食をご馳走するわ」 「俺が負けたら手下になってやる」 キリアは眉を寄せ 「それはやめた方がいいよ!」 「大丈夫だ!」 「手下なんて要らないわよ」 「なんだ?勝つ気か?」 「同年代に負けたことないの?貴方より強い人は多くいるよ」 ギルサンダーの自信が危険であることに気づいてない。 レッドウルフやバジリスクの事を忘れているみたいだ。 冒険者ギルドのマスタークルトが審判を買ってでて、クルトの掛け声で、ギルサンダーがキリアに向かってきた。 ギルサンダーの放ったケリを交わすついでに掴み手首を返す。 ギルサンダーは掴まれた足を軸にくるっと周り地面に落ちた。 すぐに起き上がるが何で転がったかわかってない。 「魔法は卑怯だぞ!」 と抗議するがクルトから魔法は使ってないと言われたが、疑い魔力を封じる魔道具をつけろとキリアに言った。 キリアは既につけていた魔道具を見せ 「もうつけてる」 と魔道具をクルトにも確認させた。 ギルサンダーは渋々了承し、練習試合を続ける。 右手で殴ろうと拳を出せば、右に転がされ、左足で蹴れば空中でくるっと周り地面に落ちる。 掴もうとした右手を掴まれ地面に背中から落ちた。 何をしても相手に触れず、イライラして突進したら、鳩尾にケリを入れられ、前のめりになった身体をギルサンダーの顎に手をあて足を払い頭から地面に叩きつけた。 ギルサンダーの意識は刈り取られ、キリアの勝利をクルトが宣言した。 キリアは魔力を封じる魔道具を外しギルサンダーに回復魔法をかけて治療した。 ギルサンダーが目を覚ますと冒険者ギルドの医療室のベッドだった。 ここにいる事はギルサンダーが負けた事を意味する。 医療室には誰もいない。 ギルサンダーは負けた事を悔しがり、キリアに手も足も出なかった練習試合を思い出す。 今まで同年代で負けた事はなく、軽く相手をしてやるぐらいの気持ちだった。 自分の愚かさと思い上がりに情けないし、恥ずかしかった。ギルサンダーは負けて初めての悔し泣きを経験した。 胸が締め付けられ、何とも言えない苦い気持ちを抱え声を押し殺し泣い
ギムレットをなかに案内して、食事をする。 今日の献立は、クリームシチューとハンバーグとサラダとフワフワのパンだった。 フワフワのパンを食べたギムレットは目を細め「旨い!」と絶賛し、クリームシチューをおかわりしてハンバーグを食べた食べた時には言葉が出なかった。 食事の途中でドアがノックされた。 ドアを開けるとアルフォンスとギルが立っていた。 右の太ももには血の滲んだ包帯が巻かれて、ギルに支えられていた。 「何か御用でしょうか?」 キリアは冷たく告げた。 「前伯爵にお会いしたい。ここに入っていったのは知っている」 アルフォンスが丁寧に頭を下げた。 「入って下さい」 ギムレットが玄関まで来てキリアの肩を抱く。 「ただ、食事中ですので、少々お待ちください」 ギムレットはキリアとリビングに戻った。 アルフォンスとギルは後からついて来てリビングのソファーに座った。 キリアは一応紅茶を入れ、クッキーを出した。 ギムレットとキリアは食事を続け、食べ終わるとギムレットは2人の前のソファーに座った。 キリアはギムレットに紅茶を入れ後片付けをして、からソファーに座った。 キリアが来るのを待って、アルフォンスは頭をもう一度下げた。 「兵士達に回復魔法をかけてくれたこと、解毒ポーションを分けてくれたこと、解毒ポーションが足りず、材料をとりに行って解毒ポーションを作ってくれたこと、バジリスクを討伐してくれたこと、辺境伯として感謝します」 「隣にいるのは孫のギルサンダーで8歳です。昨日ギルサンダーを助けてくれたことにも感謝します!」 キリアとギムレットにもう一度頭を下げ言葉を続ける。 「この間は失礼な態度をとり申し訳ありませんでした。私にできることなら何でもやらせて頂きます」 「ではこの前の提案を受け入れて欲しい」 とギムレットがアルフォンスに微笑んだ。 「お祖父様!」 キリアが止めようとするが、ギムレットはキリアの頭を撫でて 「儂に助けを求めたのはほっとけ無いからだろ?」 キリアは頬を膨らませ口を尖らせた。 「紅茶が冷えてしまいましたな。新しいのを用意しましょう」というギムレットに 「このままで構いません」 とアルフォンスが断った。 キリアがアルフォンスとギルサンダーの紅茶を魔力で温める。 「クッキーも食べて」 ギルサンダー
アップルパイをあっという間に食べ尽くされ、アルフォンスとギルサンダーが食事をとってないことに気がついた。 「お腹はまだ空いてますか?私達が食べたものと同じものならすぐできますけど?」 クッキーとアップルパイ3コづつ食べたにも関わらず、2人のお腹がグ〜っとなった。 リビングのテーブルにマジックボックスに入れたハンバーグやシチューとパンとサラダを取り出した。 中央にドレッシングを置き2人を呼ぶ。 2人共に綺麗な所作だが食べるペースが早い。 パンは1人5個入れた籠がすぐなくなり、追加で5個入れたがそれもなくなった。 綺麗に平らげてくれ、勢いよく食べる姿は見ていて気持ちのいいものだ。 「騎士や兵士は身体を作るためいっぱい食べるんだ」 じゃ〜足りなかったのか? キリアの周りには騎士や兵士はいたが食事する姿は見てなかった。 「辺境地では魔物の肉がメインで、新鮮な野菜や柔らかいパンもない」 「さっきのパンはとても柔らかいし、美味しい。他の料理も見たことがないしとても美味しかった」 アルフォンスとギルサンダーが頷きながら褒める。 「ありがとうございます」 自然と笑みが浮かんで微笑んだ。 「なごり惜しいがこれで失礼する。3日程ここに滞在するから前伯爵が時間が合えば契約したいのだが時間の都合はいかがだろうか?」 「明日は忙しいでしょうから、明後日お会いしましょう。場所はここでいいですか?」 ギムレットがアルフォンスと握手を交わした。 「ええ。では明後日の午前中に伺います」 アルフォンスとギルサンダーが帰って行った。 「お祖父様これをどうぞ」 転移の魔法陣を書いたスクロールを渡した。 「これはここのスクロールです。間違えないように下に行き先が書いてます」 「屋敷にも戻れるようにしてますし、開かなくても魔力を込めて屋敷かキリアの家かを思い浮かべるとどこからでも使えますよ」 キリアの説明に目を細め 「本当にキリアは凄い」 とまた頭を撫でた。 「では早速使ってみよう。明後日またくるよ。キリアご馳走様」ギムレットは魔力を込めて転移して行った。 キリアはこの家の空間を3倍の広さに広げ、応接室とゲストルームを作った。 自室に戻り始めて辺境地で眠った。 翌朝キリアはパンケーキを作
「貰えない!」 ロイルが拒否する。 「あげるなんて言ってないよ!銀貨150枚で売ってあげる。 グリズリーの牙を売れば買えるでしょ?」 「銀貨150枚で買えるものじゃない!」 「でも私は双剣を作って貰うし、ブルホーンの角の剣はほぼ使わないと思うから使う人に売った方がいいと思って」 「なら武器に売ろう!50倍以上の値がつくから」 ロイルが拒否し、武器に売るのを進める。 「100倍以上だ」 おじいさんが断言した。 「武器屋に売ろう?」 「武器屋に売っても買われるとは限らないわ。」 「作った剣が使われないってもったいないでしょ?」 「けど、高価過ぎる」 「私は双剣を使う。貴方が買わないとブルホーンの角で作る剣は一生使われないかも知れない。武器屋でこの剣を買える人がどれだけいるの?」 「武器が良ければ魔物を倒すのが楽になるわ。防具が良ければ怪我が減るのよ!要らないならいいよ。マジックボックスのなかにしまっとく」 キリアはそういうとおじいさんと叔父さんに挨拶をして鍛冶屋をあとにした。 グリズリーの牙よりブルホーンの角の方が丈夫で良い武器を作れる。 要らないならいい。あのボロボロの剣で戦えば・・・。 数人の人が南の門の方に人が向かって走っていた。 キリアは市場の近くにいる。 市場はざわめきがあり、不穏な感じが漂っていた。 ー兵士達が戻ってきた ーポーションを集めてるって ー討伐は失敗したのか? ザワザワと人々が話す声を広い、キリアは南の門に向かった。 南の門の近くのスペースに怪我人が寝かせられている。 集まった野次馬の声が聴こえる。 ー撤退してきたってよ ーまだ森に残ってる兵士達がいるそうだ ー辺境伯様も帰ってきてない キリアは門に向かった。 怪我人達がポーションや回復魔法を使って治療されてる。 ポーションが足りないのだろう。 粗悪品のポーションを使っている。 冒険者ギルドのロギーと数人ポーションを運んでる。 解毒のポーションもあったが怪我人を見る限り全然足りない。 毒をかれられた者は水を浴びせ毒を洗い流して着替えさせる。 怪我人の数も毒を浴びた者の数も多い。 人手が足りない。 町の人も手伝っているが、追いつかない。 キリアは
ロイルは初めて見るご飯に驚いている。 「食べよう」 とキリアがいい席につく。 恐る恐るテーブルの唐揚げやご飯に目が釘付けになり、新鮮な野菜を見て何も言えなくなった。 キリアは取り皿に唐揚げを3コとり、ナイフとフォークで食べ、ご飯を頬張る。 それを見てロイルも小さくきり分け唐揚げを食べた。 モグモグと数回噛み大きく目を見開いた。 「うまっ」 ロイルはガツガツと食べ始め、ご飯もモリモリ食べた。 夢中で食べてしまいキリアは最初に取り分けた3コしか食べれなかった。 「ご、ごめん!こんなに美味しいの始めてで・・・。」 テーブルの食べ物がお櫃に入れてたご飯までなくなった。 「いいよ。食欲あるなら大丈夫だね!」 キリアがテーブルを片付けようとするとロイルも手伝おうと席を立つ。 「怪我してるんだからいいよ」 キリアに制止され、片付けるまで立っていた。 流しに汚れ物を置き、紅茶を入れ戻ってきた。 紅茶をロイルの席に置き、クッキーをテーブルの真ん中に置いた。 キリアは紅茶を持ったまま席に座る。 「他の領はこんな旨い食事なのか?」 「違うよ。これはこの国じゃない国の料理で、作ってみたかった料理だよ。でも他の領はもう少しいいのを食べてると思う」 「そっか」 落ち込んだロイルはクッキーを食べて 「旨い!!」 といい、「これもよその国のか?」と聞いた。 クッキーは美味しくないが、王都に売ってあるので、 「これはこの国にあるもので私が焼いたもの」 キリアがクッキーを1枚手にとり口にする。 「まだあるから持っていっていいよ」 と紙袋に入れたクッキーをロイルに渡した。 「いいのか?!」 辺境地では食料は貴重なもので、ロイルは驚く。 「隣の領で小麦粉を買ってきたから。なくなればまた買いに行けばいいから。マジックバッグにまだいっぱいあるよ」 「恩が増えてるな」 「これくらいで恩にはならないよ!」 とキリアが否定するが 「なるよ。この領ではこんなご飯をごちそうしてくれる人はいない。自分の事で精一杯なんだ」 「また来ればいいよ。いない時もあるけどいる時はここで食べれば?お金は気にしないでいいよ。素材を売って稼げるから」 ロイルはキリアと違ってずっと1人で生きてきた。 ご飯くらいならいつでも食べていい。 紅茶を飲み終え、ロイルが