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第10話

Author: 進撃のチーズ
再び目を開けると、私は生後1か月の赤ちゃんになっていた。

そこが前の人生で暮らしていた、市立児童福祉施設の乳児室だと気づき、胸が弾んだ。

そのとき、廊下から足音が聞こえてきた。

年配の施設長が扉を開け、若い夫婦を連れて入ってきた。

私は目を大きく見開いた。

そこにいたのは、20歳ほど若返った養父母だった。

二人は質素な服を着て、少し緊張した様子で立っていた。

養母は乳児用ベッドが並ぶ室内を見回した。

その目には、私がよく知る優しさがあふれていた。

「女の子を一人、引き取りたいと思っています」

施設長は近くのベッドへ歩み寄り、眠っている女の赤ん坊を指した。

「この子はふっくらしていて、身体も丈夫ですよ」

養父は養母の手を引き、そのベッドへ向かおうとした。

私はたちまち焦った。

二人と離れるわけにはいかない。

どうしても私に気づいてもらわなければならなかった。

力いっぱい布団を蹴りのけ、ふっくらした両腕を懸命に振った。

そして口を大きく開け、声を張り上げて泣いた。

養母がようやく私に気づいた。

養父の手を離し、急いで私のベッドへ近づいてきた。

私は小
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