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第51話

Auteur: 風羽
白川篠は気分を害して、「お父さん!」と怒った。

藤堂沢は「ああ」とだけ言った。

藤堂沢が白川篠を父親に渡そうとした時、父親がうまく受け止められなかったのか、白川篠は床に倒れてしまった。手術したばかりの足は再び折れ、火傷した腕の皮膚も大きく剥けて......血が滲み出ていた。

白川篠は痛みで額に汗を浮かべていた。

父親は慌てて娘を抱き上げた......

藤堂沢はうつむき、冷淡な口調で言った。「会社に用事がある。先に行く」

エレベーターのドアが開くと、彼はそのまま出て行った。

田中秘書は慌てて後を追った。

白川篠は「藤堂さん!藤堂さん......」と泣き叫んでいた。

父親は娘を抱きしめながら、ため息をついて言った。「篠、やりすぎたんじゃないか?九条さんのことを陥れた上に、お母さんは彼女を殴った......もし藤堂社長が君と結婚してくれなかったら、どうするんだ?」

白川篠は悔しくてたまらなかった。

彼女は唇を噛みしめ、「必ず、藤堂さんの心を掴んでみせる」と言った。

......

小林颯が警察署から戻ってくると、九条薫が平手打ちされているのを見てしまった!

小林颯は
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