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第100話

Author: 桜夏
実のところ、大輔も完全に手詰まりだった。

新井のお爺さんの方なら奥様と連絡が取れるのだが、蓮司にはその手段がなかった。

午前中、あるマネージャーが製品企画書を持って蓮司の元を訪れたが、話し合ってみると、社長は全く上の空で、おまけに目は赤く腫れ上がっている。

やむなく、マネージャーは一旦引き下がるしかなかった。

「佐藤秘書、社長はどうかなさったんですか?」

マネージャーは秘書室にいる大輔に尋ねた。

「ああ、失恋されたんでしょう」

大輔はパソコンから顔を上げ、思わずそう答えた。

それから、自分の言葉が正確ではないことに気づいた。奥様と社長は結婚していたのだ、恋人同士ではない。だから、離婚だ……

離婚したばかりの男が落ち込んで意気消沈するのは仕方ない。

しかも、社長の自業自得だ。大輔はそれに対して、ただ首を振ってため息をつくことしかできなかった。

他の秘書たちはその言葉を聞いて呆然と驚き、マネージャーもまた呆気に取られた顔で、ただ途切れ途切れにこう言った。

「なんとかフォローしてあげてください。でないと、仕事の進捗にあまりにも影響が出ますから」

大輔は微笑んで頷いたが、実際には彼にもどうする
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Mga Comments (1)
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佐藤希
一気読みしました。チャージ止まらず寝不足です( ・ั﹏・ั)続きが気になるー最新更新日から何日か経ってるので毎日更新ではない作品なのかな待ち遠しいです。 美月の策略が全て白日のもとに晒されて蓮司が死にたい程後悔と反省の地獄を一生味わってヒロインはめちゃくちゃ幸せになってほしい
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