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第1319話

ผู้เขียน: 桜夏
「理恵、待って。転ぶわよ」

理恵は怒りを露わにして言った。「聞いてよ透子、もう腹が立って仕方ないわ!あとで橘と対決する時、援護してよね。私が正面から行くから、透子は後ろから不意打ちして」

透子は思った。えっ……手が出るの?話し合いじゃダメなの?

しかし親友が頭に血が上っている今、透子としても止めるわけにはいかなかった。

彼女は小走りで理恵の後を追いながら、兄がなぜあんなことを言ったのか考えていた。

理恵が好きな男?「お兄ちゃん」と呼んでいて、優男風のイケメン……

この三つの特徴を組み合わせると……

不意に、透子の脳裏にある人物の名前が浮かんだ。

透子は思わず口に出した。「もしかして、藤堂さんのこと?」

理恵は怒りに任せて大股で歩き、すでに透子を連れて外まで来ていたが、その名前を聞いた瞬間、ピタリと足を止めた。

透子も立ち止まり、続けた。「条件に合うのは彼しかいないわ。あなた、彼のこと『翼お兄ちゃん』って呼んでるじゃない。藤堂さんは確かに顔立ちも整ってるし、優しそうな雰囲気だし」

理恵は透子を見つめ、無意識にこう聞きそうになった。

どうして雅人は、自分が昔、翼を好
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