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第1377話

Auteur: 桜夏
「……ああ、分かった……」

数秒の沈黙の後、蓮司は掠れた声でそう言った。その口調は、まるで錆びついた歯車が回るように重く、鈍かった。

彼があまりにあっさりと承諾したため、透子は思わず振り返って彼を見た。

これは決して恋の駆け引きなどではない。以前、蓮司があまりにしつこく付きまとったため、彼女にとってそれはトラウマになっていたのだ。

今日こそは話をはっきりさせようと思っていた。もし蓮司が以前と同じように振る舞うなら、それでも構わない。どうせ退院後は海外へ行くのだから。

だが、彼がこれ以上付きまとわないと約束してくれるなら、それに越したことはない。

話は終わった。透子は再び退室を促した。「お引き取りください。でなければ、人を呼びますよ」

蓮司は慌てて言った。「待ってくれ、あと一言だけ、言わせてくれ」

透子がナースコールを押すのを恐れたのだ。

もしここに来ていることがバレれば、新井のお爺さんに強制的に転院させられ、透子の近くにいられる最後の機会さえ失ってしまう。

透子は何も言わず、彼を見つめ、その一言を待った。

蓮司は透子を見つめて言った。「今後、君の生活を邪魔しないし
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