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第457話

Author: 桜夏
聡と、何の関係が……あるんだ。

翼は首をこわばらせ、ゆっくりと振り返ると、女の浮かべる甘く美しい笑みを見つめた。

六年の歳月がこの一瞬に凝縮され、目の前の輝くように美しい女の姿が、高校時代の黒縁メガネをかけた、少しぽっちゃりしていたあの娘と重なった。

どうりでどこか見覚えがあると思ったわけだ。そういうことか……

「柚木……柚木理恵」

数秒間、呆然と見つめた後、翼は愕然として、たどたどしく口を開いた。

女は頷き、その笑顔は一層甘く、真摯なものになった。だが、それがかえって翼の心臓を締め付け、彼はかろうじて笑顔を保ったものの、血を吐きそうな衝撃を受けていた。

今夜の女遊びは、ただの空振りどころか、とんでもない墓穴を掘ってしまった。

柚木理恵、理恵ちゃん。ずっと妹のように見てきたあの子を、自分は……口説き、モノにしようとしていた。

良心の呵責に苛まれ、まるで道徳の鎖でがんじがらめにされた気分だった。

だが、良心に殺される前に、聡に殺されるだろうと思った。もし聡が、自分が妹を口説いていたと知ったら、間違いなく一刀両断にされる。

「理恵ちゃんか……」

翼は気まずさでいっぱ
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