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第804話

作者: 桜夏
透子には、そのメッセージが信じられなかった。きっと理恵が、自分を安心させるために作った偽物の画像に違いない。

親友の気遣いはありがたい。でも、自分はもう、そこまで弱くはない。何が起ころうと、受け入れる覚悟はできている。

彼女に返信を送った後、透子はグラスに水を注いだ。それを飲んでいるとき、ふと、昨夜の奇妙な男のことが頭をよぎった。宴会場から出てきた自分を支えてくれた、あの男だ。

あの男は、どこかおかしかった。名前と年齢を尋ねてきたが、ただのナンパなら、家柄や職業を聞くのが普通だろう。なぜ、家族がいるかどうか、などと尋ねたのだろうか。

自分の身に、いざという時に守ってくれる家族がいるかどうか――

透子は後になって、その質問に隠された意図を察し、背筋が凍るのを感じた。相手の眼差しは鋭く、それはナンパというより、尋問に近かった。

思わず、スマホを手に取り、理恵から送られてきたスクリーンショットに表示されている名前を検索する。

しかし、国内のサイトではヒットしなかった。仕方なく、理恵に直接尋ねることにした。

十数分後、目を覚ました理恵から海外サイトのスクリーンショットが送られて
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コメント (2)
goodnovel comment avatar
タチコマ
ですよね!イライラします!今度こそ真実に近づくのでは?とワクワク期待したのに…
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kotakeimama
あーーーー(´Д` ) 中々、進展しない、、、 何故に、美月のSIMカードを 雅人は見つけようと思わないのか? 雅人の父と母は 何故に透子の事を話し合わないのか? 美月のいない所で話し合わないのか? DNA鑑定し直さないのか?
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