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第87話

مؤلف: ちょうもも
「紹介はできますが、寒河江さんが気に入るかどうかまでは保証できません。あの人は好みがうるさいですし、気難しくて読めませんから......」

小林爺も悠良にそれ以上無理に求めることはなかった。

「いいだろう」

それを聞いた悠良はもうここに長居するつもりはなく、さっと立ち上がる。

「では、莉子にまだ連絡します」

家を出ると、一気に空気が軽くなった気がした。

さっきまで中にいたときは息が詰まるほどだったのに、今はそれが嘘みたいだった。

思わず額の傷に触れると、痛みで顔をしかめる。

「つっ......」

莉子、本気でやってきたな。

でもまあ、自分もそれなりにやり返したからいいか。

スマホを取り出してタクシーを呼ぼうとしたとき、ふと葉からメッセージが届いているのに気づいた。

【今日、父親のお誕生日で実家に帰ってるの?】

悠良は葉が何か用事があるのかと思い、手早く返信した。

【うん。どうかした?】

するとすぐに葉から怒った顔文字と短いメッセージが送られてきた。

【石川のSNS見てみて】

悠良はSNSを開いた。

半時間前に投稿されたものだった。

【これからの誕生
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