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第1022話

Author: 小春日和
冬城の声に、福本英明は明らかに飛び上がるほど驚き、今にも階段から転げ落ちそうになった。

目の前の人物が冬城だと気づくと、さらに目を見開き、「お前まで捕まったのか?!」と叫んだ。

青山は冬城と福本英明を交互に見やり、気を利かせて離れた場所に下がった。

青山が距離を置くのを見て、福本英明は自分の推測にますます確信を深めた。

冬城もまたここに捕らえられたのだ、と。

そう思うと、福本英明は慌てて冬城の腕をつかみ、脇に引っ張って言った。「どうやって自ら罠にかかったんだ?奴らはお前をどう扱うつもりなんだ?今どんな状況だ?俺と同じ部屋に閉じ込めるのか?それとも知らないふりをした方がいいのか?」

福本英明は次から次へと質問を浴びせた。

ここに来てまだ数日だが、この屋敷にいる連中はみな用心深く、策略が絡み合っていることに気づいた!

こんな連中と駆け引きしても、自分にはとても勝てない。

「今日、俺がここに来ていたことは誰にも言うな。特に真奈には、な」

「なんでだ?海城に戻ったのは彼女のためじゃないのか?なんで善行を名を残さずにやるんだ?」

福本英明は神経質そうに言った。「それと、お前
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