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第1399話

Auteur: 小春日和
5階の部屋の中で稲妻が光り、雷鳴が轟いた。

しばらくして、冬城が全身血まみれで入ってきた。

冬城彦は部屋の壁に掛かった肖像画を見ながら、淡々と尋ねた。「どうだ?話したか?」

冬城は黙ったままだった。

冬城彦はようやく振り返った。

冬城の半身は血に染まっており、手にした血に染まったナイフを冬城彦の前に投げ捨てると、冷たい声で言った。「死んだ」

真奈の死を聞き、冬城彦の表情が一変した。「死んだ?」

冬城彦は前へ進み、冬城の襟首を強く掴んで言った。「聞けと言っただろう、誰が殺せと言った?!場所は?聞き出したのか?答えろ!」

冬城は、この男が一心に求めているのは秘宝がある場所だけだとよくわかっていた。

前に言っていた、自分と真奈を成就させるとかの言葉は、単なる偽善に過ぎなかった。

同じ父子として、冬城彦の心中は手に取るようにわかる。

これら全ては、情に訴えかける芝居にすぎず、自分の目的を達成させるためだけのものだ。

そのためなら、実の息子ですら利用する。

「おばあさんを殺したのはあなただな?」

冬城の突然の言葉に、冬城彦は冷静さを取り戻して言った。「もう知っているだ
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