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第1501話

Auteur: 小春日和
やはり観察してみるのが良い。

部屋の中の福本陽子は医師と看護師に連れ出された。福本陽子は、福本信広に電気ショック療法を施さなければ、それでよかった。

すぐに、部屋には福本英明一人だけが残された。

ドアが閉められた瞬間、福本英明が叫んだ。「おい!妹をどこに連れて行くんだ!」

しかし福本英明の頭は痛みすぎて、福本英明は一人で好奇心旺盛な子供のように周りを観察していた。

この表情、この仕草、どれも演技には見えなかった。

執事が思わず口にした。「ご主人様……」

「閉じ込めておけ!」

福本宏明は杖で地面を強く叩いた。

とにかく、福本信広の人格が完全に消えたと確認できるまで、福本英明を外へ出すわけにはいかない。

「かしこまりました、ご主人様」

執事は福本宏明を伴って部屋を後にした。

その時、福本信広は閉鎖された部屋のモニターから見えない隅で、かすかに唇の端を上げた。

午後。

真奈は黒澤の腕の中に包まれていた。黒澤の睡眠時間は平均して4、5時間ほどで、それ以上寝ると自然に目が覚めてしまう。

真奈が自分の胸元にすり寄るのを見て、黒澤は溺愛するように言った。「もう少し寝る?
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