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第 590 話

Auteur: スイカのキノコ
寛貴は氷川祖母のそばに戻り、買い物袋を受け取ると、まだ驚きが収まらない様子で氷川祖母に言った。「危うく弁償するところでしたよ。幸いこの腕がなかなかのものだったので助かりました!」

氷川祖母も胸を叩きながら、「でたらめばかり言うからだ。もう街で騒ぐのはやめて、帰るわよ!」と言った。

二人はゆっくりと遠ざかっていった。

女の子はスマホを胸に当て、俯いて見ていたが、名残惜しそうに寛貴の大きな背中を見つめ、喜びと同時に寂しさを感じた。

氷川祖母と寛貴が氷月に戻ると、尚吾は真依の部屋へ着替えに行った。

ソファに座っていた氷川祖母は真依に道中で起こった事故について話し、まだ少し心臓がドキドキしていた。「寛
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