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第19話

مؤلف: ショコラちゃん
アルバートは勢いよく顔を上げた。

「お前は誰だ?」

背筋の伸びた、温和で気品のある男だった。

「お初にお目にかかります、アシュフォード閣下。私はヴィンセント・ホーソーン。教皇庁直属の施療騎士であり……ブランシュ神官が最も信頼を寄せる、親しき友です」

ヴィンセントが彼を見る目には軽蔑と敵意がこもっており、リオラを見る目は限りなく優しく慕情に満ちていた。

この男のリオラに対する想いと、自分に対する露骨な挑発に、アルバートが気づかないはずがなかった。

彼は深呼吸をして惨めな姿を拭い去り、言い放った。

「これは俺とリオラの私事だ。ホーソーン殿がいくら親しい友人であっても部外者だ、口を挟む資格はないだろう」

ヴィンセントは軽く微笑んだ。

「閣下の仰る『私事』とは……会うことを拒む女性を執拗に追い回し、挙句には神聖な儀式の場にまで押し入って、そんな分別の欠いた振る舞いのことを指すのでしょうか?」

穏やかな微笑みの裏に冷徹な拒絶を込めたその言葉に、アルバートは反論の余地もなく押し黙った。

リオラはヴィンセントに呆れたような視線を送った。

彼の言う通りだ。

もう、アルバートに
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