Semua Bab 支配されて、快楽だけが残った身体に、もう一度、愛を教えてくれた人がいた~女社長に壊された心と身体が、愛されることを思い出: Bab 51 - Bab 60

108 Bab

恐怖と解放

「言ってしまった」藤並は、胸の奥でその言葉を繰り返した。自分の口から、全部がこぼれ落ちた。隠してきたもの、抱え続けたもの、誰にも言わなかったはずのこと。全部が、今日の夜、この小さな座敷で、湯浅の前に落ちた。言わなければよかった。黙っていればよかった。そんな思いが、頭の中をぐるぐると回る。けれど、不思議だった。絶望しているはずなのに、胸の奥が少しだけ軽くなっている。「壊れた」と思った。でも、「救われた」とも感じた。矛盾している。その矛盾が、今の自分の全部だった。視線はまだ、テーブルの上に落としたままだった。グラスの底に残った氷が、カランと小さな音を立てた。その音に、肩がほんの少しだけ揺れた。「藤並」湯浅が、低く名前を呼んだ。その声は、何も追及してこなかった。何も責めてこなかった。ただ名前を呼んだだけ。それだけで、藤並の胸はさらに軋んだ。「はい」小さな声で返事をした。唇が震えていたが、それを止めることはできなかった。「今日は、それでいい」湯浅は、それ以上何も言わなかった。「それでいい」その言葉が、耳の奥で響いていた。いいわけがないのに。こんな話をしてしまって、何が「それでいい」だ。でも、どこかで安心していた。このまま責められなければ、今日だけは、壊れずに済むかもしれない。「……すみません」藤並は、また小さな声で呟いた。「謝るな」湯浅の声は低く、短かった。それ以上は何も言わなかった。言葉を続けることも、触れることも、しなかった。藤並は、ネクタイの結び目に手を伸ばしかけたが、途中でやめた。その手を、そっと膝の上に戻した。肩の力が、少しだけ抜けた
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-08-12
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二度目の飲みと、安心の罠

雨が降っていた。駅前の灯りがアスファルトに滲んで、にじんだ光の筋が歩道に伸びていた。会社帰りの夜。湯浅は、いつものように気安い声で藤並を誘った。「なあ、藤並。今日も軽く飲んで帰るか」藤並は一瞬だけ視線を泳がせたが、すぐに「はい」と答えた。その返事は、拒絶でも承諾でもない、ただの自動的な応答だった。けれど、その内心は少し違っていた。湯浅とこうして飲みに行くのは、これで二度目だ。前回は、あの夜のことを話してしまった。「商品だから」と笑って、あっさりと秘密を差し出してしまった。でも、不思議だった。湯浅は、あれから何も言わなかった。追及もしなければ、同情もしなかった。ただ、秘密を聞いて、そのまま黙って隣に立ってくれた。だから藤並は、今日もきっと同じだろうと考えていた。「また煙草を吸って、何も言わずに隣にいるだけ」そう思うと、肩の力が少し抜けた。安心している自分に、どこかで戸惑いもあった。本当は誰にも近づかれたくないはずなのに。それなのに、「湯浅さんなら大丈夫だ」と思ってしまう。それが間違いなのだと、藤並は薄々分かっていた。けれど、気づかないふりをしていた。居酒屋の個室は、前回と同じように狭かった。仕切りの向こう側から、他の客の笑い声が漏れてくる。座敷の隅に座ると、藤並はジョッキを持ち上げた。冷えたガラスの表面に、水滴が流れている。その水滴を、指先でなぞる。「最近、疲れてないか?」湯浅が、穏やかな声で尋ねた。その声に、藤並は一瞬だけ目を伏せる。「まあ、いつも通りです」それだけを返した。たぶん、これも「秘密を共有するだけの人」との、いつものやりとりだと思った。湯浅は、煙草を取り出したが、火はつけなかった。ただ、指先でフィルターを回しているだけだった。「今日は雨だな」「ええ」たわいもない会話だった。でも、そのたわいもなさが心地よかった。藤並は、ジョッキをまた指でなぞ
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湯浅の予想

湯浅は、ジョッキの水面をぼんやりと眺めながら、心の中で言葉を選んでいた。藤並は、今日も完璧な仮面を被っている。けれど、その仮面の裏にあるものは、昼間からずっと気になっていた。女を抱くときの話になったのは、偶然ではなかった。営業の雑談を装いながら、湯浅は藤並の視線の動きを見ていた。「藤並は、女を抱くことに嫌悪している」その確信は、数日前から湯浅の胸の中で静かに膨らんでいた。あれは、単なる疲労でも、営業スマイルでもない。心と身体が一致していない目だ。プレゼンのときも、会議のときも、藤並は完璧な仮面を貼り続けていた。けれど、時々、ほんの一瞬だけ視線が揺れる。湯浅は、その一瞬を見逃さなかった。「たぶん、こいつは…」そう思いながら、湯浅はグラスを置いた。氷がカランと鳴る。藤並はまだ、ジョッキの水滴をなぞっている。指先は細く、繊細だ。その指先が、なぜか今日は少しだけ震えているように見えた。湯浅は、静かに口を開いた。「……なあ、藤並」藤並は、ジョッキから目を上げずに、かすかに眉を動かした。「女を抱くの、好きか?」その質問に、藤並の手が止まった。指先が、水滴の上で止まる。けれど、顔は動かさない。「……」答えはすぐには返ってこなかった。湯浅は、急かさなかった。煙草を一本取り出して、火をつけずに手の中で転がす。しばらくして、藤並が小さく呟いた。「嫌いじゃないです。でも、好きでもないです」その声は、ほとんど喉の奥から漏れるような音だった。湯浅は、もう一度だけ問いかけた。「じゃあ、好きになったのは?」その問いに、藤並の肩がかすかに揺れた。視線は、座敷の隅を見たまま動かない。「……男でし
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-08-13
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中学時代の記憶

藤並はジョッキを両手で包み込むように持ちながら、目を伏せたままだった。氷が溶けかけて、透明な水がグラスの内側を流れていた。湯浅は隣で何も言わなかった。ただ、煙草を指先で転がしている。その沈黙が、藤並にはありがたかった。けれど、同時に、吐き出した言葉が喉の奥に引っかかる感覚もあった。「……中三のとき、一人だけ、好きになった男がいました」藤並の声は、まるで空気に溶けるように小さかった。「でも、言えませんでした」唇を閉じると、喉の奥がひりついた。言葉を出したあとの空気が、ひどく重く感じた。けれど、もう止まらなかった。「そのまま、高校に入って、何もなかったことにして」藤並は、グラスの中の氷を見つめた。氷はもう半分溶けていて、透明な水になっていた。「大学に入ってから……遊びで先輩に身体を触らせてました」声は淡々としていた。でも、その言葉の裏には、何かが擦り切れた音が混ざっていた。「好きだったはずのものが、いつの間にか傷になったんです」藤並は、自分の指先を見ていた。箸袋を触っていないと、手が震えそうだったからだ。「だから、もう、誰が相手でもいいようになったんです」目を伏せたまま、肩が少しだけ揺れた。「商品になる方が、楽だったんですよ」それを言った瞬間、自分の声が他人のもののように聞こえた。店内の笑い声が遠ざかる。雨の音だけが耳に残った。湯浅は、何も言わなかった。ただ、隣で静かに息をしているだけだった。藤並は、グラスを置いた。その手は、テーブルの下で拳になっていた。でも、顔には何も出さなかった。表情を崩したら、壊れてしまう気がした。「……だから、別に、誰に抱かれても同じなんです」その言葉が、空気の中に消えていく。
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-08-13
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湯浅の告白と、選択の問い

湯浅は、指先で煙草を転がしたまま、しばらく黙っていた。箸袋を折る藤並の指先が、細かく震えているのが見えた。それでも、彼は一切顔を上げなかった。湯浅は、その沈黙の重さを感じながら、自分の胸の内に落ちてくる言葉を探していた。簡単なことではなかった。けれど、今日ここで言わなければ、一生言えない気がした。湯浅は静かに息を吸った。そして、ごく自然な声のトーンで言葉を落とした。「俺は、男が好きだ」その言葉が空気の中に落ちたとき、藤並の指先がぴくりと止まった。箸袋を折る動きが止まり、そのまま固まる。湯浅は続けた。声は静かだった。けれど、その低さには確かな熱があった。「だから、お前を抱きたいと思ってる」藤並は視線を落としたままだった。けれど、その唇がかすかに震えた。眉が、ほんの一瞬だけ寄る。湯浅は、目を細めて、さらに言葉を続けた。「それは、同情じゃない」ジョッキの水滴が、藤並の指先を濡らしている。けれど、藤並は気づかないふりをしていた。「お前だから、欲しいんだ」その言葉が、座敷の隅に落ちる。湯浅の声は、低く、決して揺れなかった。藤並の目が一瞬だけ泳いだ。唇が震えているのが、はっきりと分かった。けれど、藤並は何も言わなかった。その沈黙を破ったのは、湯浅の囁きだった。「なら俺が抱いていいか?」その問いは、命令ではなかった。脅しでもなかった。ただ、選択肢を与えるだけの言葉だった。藤並の肩が、わずかに揺れた。それでも、顔は上げなかった。沈黙の時間が流れる。誰も、周囲の客の笑い声など気にしていなかった。この狭い座敷には、二人だけの空気があった。藤並は、自分の喉の奥がひりついているのを感じた。息がうまくできなかった。胸の奥が熱くなり、同時に冷
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-08-14
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湯浅の部屋へ

タクシーの窓に映る街灯の光が、車内に薄く揺れた。藤並は後部座席の隅に座り、背中をシートに押しつけるようにして黙っていた。隣に座る湯浅も、何も言わなかった。ただ、静かに窓の外を見ている。藤並は、心臓の鼓動が普段よりも早いことに気づいていた。けれど、それを表情には出さなかった。グラスの水滴をなぞる癖が、膝の上に置かれた手に移っている。親指の先で、無意識に人差し指の骨ばった節をなぞっていた。「湯浅さんの部屋に行く」その事実だけが、頭の中で反響している。でも、今さら断る理由はなかった。むしろ、自分からその道を選んだ。タクシーはすぐに停まった。料金を払う湯浅の横顔を見ながら、藤並は小さく息を吐いた。エントランスを抜け、エレベーターに乗る。上昇する感覚と共に、胃の奥が冷たくなる。部屋に入ると、湯浅は何も言わず、藤並の肩を軽く叩いた。「先にシャワー、使え」その言葉に、藤並はうなずいた。脱衣所で服を脱ぐ手が、ほんの少しだけ震えた。鏡に映る自分の裸を見て、ぞっとするほど冷たい美しさだと思った。色の白い肌。細い鎖骨。濡れたような唇と、無表情の目。「……壊れるなら、壊れたい」心の中で呟いた。それが本音なのかどうかも、分からなかった。シャワーの湯を浴びる。髪が額に貼りつく。湯気の中で、喉の奥が震えた。「この人にだけは、壊されたくない気もする」そう思った瞬間、胸が軋んだ。どうしてそんなことを考えてしまうのか分からなかった。身体はもう、女に抱かれても、男に抱かれても同じになっていたはずだ。快楽と痛みは、ずっと切り離されていた。でも、今夜だけは違う。「助けてほしい」と「助けられたくない」が、同時に渦を巻いている。タオルで髪を拭きながら、藤並は深く息を吐いた。湯浅と
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-08-14
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身体に触れる許可

湯浅がシャワーを終えて出てきたとき、藤並はベッドの端に座ったまま、微動だにしなかった。浴室の扉が開く音がしても、振り返らなかった。首筋に冷えた汗が伝う。濡れた髪が背中に張り付いている。湯浅はバスタオルを腰に巻きつけたまま、静かに歩み寄ってきた。その足音が、やけに大きく感じられた。藤並の視線は、足元に落ちたままだった。膝の上で手を重ね、指先をこすり合わせていた。喉の奥が乾く。でも、もう逃げる理由はなかった。逃げる言葉も、持っていなかった。湯浅はベッドの横に腰を下ろした。動作はゆっくりで、藤並を驚かせることはしなかった。「……嫌ならやめる」その声が、耳元で静かに響いた。低く、落ち着いた声だった。藤並は顔を上げなかった。唇をかすかに噛んだまま、首を横に振った。言葉は出せなかった。声を出したら、何かが崩れてしまう気がした。「そうか」湯浅は、それ以上は何も言わなかった。濡れた髪に、そっと指が触れた。湯浅の手が、藤並の髪を撫でた。その手は、熱を持っていた。指先が、後頭部から首筋へと滑る。藤並は、唇をもう一度噛んだ。喉の奥が軋んだ。「どうせ抱かれるなら、早く終わればいい」心の中で、そう思っていた。でも、同時に、別の感情が胸の奥を突いてきた。「この人に触れられるのは怖い」美沙子との行為とは、違う恐怖だった。美沙子の時は、ただ機械になればよかった。身体を渡して、心を無にしていれば済んだ。でも、今は違う。湯浅の手は、商品としての自分に触れているのではなかった。「欲望」として求められていることが、逆に逃げ場を奪っていた。「どうして、そんなふうに触れるんですか」喉の奥で、声にならない言葉がこぼれた。けれど、それは外には
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-08-15
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快楽が怖い

湯浅の手が肩からそっと滑り落ちたかと思うと、次の瞬間、藤並の唇に触れた。唇同士が触れるだけの、やわらかな接触だった。でも、藤並の身体は、はっきりとその感触を記憶してしまった。「……」声は出なかった。唇を塞がれているせいもあったが、それ以前に、声を出す余裕がなかった。湯浅は、焦らなかった。唇の端から、丁寧に吸い取るように触れる。まるで、壊れ物を扱う手つきで、藤並の唇を啄ばむ。藤並は目を閉じた。瞼の裏側が熱い。「壊すために触れられる方が楽だった」心の中で、そう呟く。過去に抱かれた相手は、乱暴だった。壊すために、支配するために、身体を弄ばれた。それなら、自分も心を閉じて、ただの道具になればよかった。でも、湯浅の手は違った。唇をなぞるその指先が、藤並の心まで侵食してくる。優しさは、時に暴力よりも怖い。「優しくされると、心まで開いてしまいそうになる」藤並は、それが何よりも怖かった。湯浅の舌が、藤並の下唇をゆっくりと舐めた。その瞬間、肩がびくりと跳ねた。身体が反応してしまう。逃げたくても、逃げられない。「無理に我慢するな。感じていいんだよ」湯浅の声が、耳元に落ちた。低い声だった。でも、それが逆に藤並を追い詰めた。「感じたら負けだ」そう思っても、身体は勝手に息を呑んでいた。唇の端から、微かな喘ぎが漏れそうになるのを、歯を食いしばって堪えた。けれど、湯浅は気づいている。藤並の身体が、もう反応していることを。「商品だったときは、こんな風に触れられたことはなかった」心の中で、藤並はそう思った。美沙子に抱かれるときも、大学時代に先輩に遊ばれたときも、こんな風に触れられたことはなかった。身体はただの器で、相手の欲望を受け止めるだけの道具だった。で
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-08-15
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身体が壊れる瞬間

湯浅の手が、腰骨を撫でるように滑った。その指先は、無駄な力が入っていない。淡々とした動きだった。けれど、その淡々さが、藤並の胸を締めつけた。「こんな風に時間をかけられたことはなかった」美沙子のときは、もっと早かった。準備も、気遣いもなかった。ただ、自分の身体を「使う」だけの行為だった。なのに、今は違う。湯浅は、丁寧に触れてくる。焦らず、壊さず、滑らかな手つきで。「壊してくれた方が、楽だったのに」心の中で、そう思った。だけど、身体はその手を拒めなかった。湯浅がローションの容器を取った。かちりと小さな音がして、冷たい感触が指に伝わる。藤並は、シーツを握った。肩が微かに揺れる。「力抜いていいよ」湯浅の声が、耳元で低く響いた。その声に、藤並は小さく息を吐いた。でも、身体はこわばったままだった。「壊れるなら壊れてしまいたい」その言葉が、喉の奥で渦を巻く。けれど、「この人に壊されるのは、違う意味で怖い」とも思った。心を壊されることが、身体を壊されるよりも怖かった。湯浅の指が、ゆっくりと入ってきた。冷たい感触が、奥まで広がる。でも、痛みはなかった。「……っ」かすかな吐息が漏れた。「大丈夫だ」湯浅の声が、また耳に落ちた。そのたびに、藤並の胸がざわついた。湯浅は、指を丁寧に動かした。時間をかけて、奥まで触れてくる。その動きは、快楽を与えるためだけのものだった。「感じてはいけない」心はそう言っているのに、身体は反応してしまう。「っ……」喉の奥から、知らない声が漏れた。自分の声が、自分のものじゃないみたいだった。指が抜かれ、代わりにローション
last updateTerakhir Diperbarui : 2025-08-16
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初めての快感

奥を突かれた瞬間、藤並の喉から声が漏れた。それは意識して出した声ではなかった。反射だった。身体が勝手に反応してしまった。「っ……」微かな喘ぎが唇からこぼれた。睫毛が震える。目を閉じても、その震えは止まらなかった。「女を抱いているときは、こんなふうに感じたことはなかった」心の中で、はっきりとそう思った。美沙子に抱かれるとき、藤並の身体はただの物だった。欲望のはけ口にされている間、心はどこにもなかった。身体はそこにあっても、感覚はなかった。ただ、呼吸だけを繰り返していた。でも、今は違う。湯浅の動きが、身体の奥に快感を呼び起こしていた。「やめたいのに、やめられない」心の中で、何度も繰り返した。けれど、身体はもう止まらなかった。湯浅が、さらに深くゆっくりと腰を押し込んでくる。奥を擦られるたびに、反射的に身体が跳ねる。腰が浮きそうになるのを、無意識に足で支えていた。気づけば、藤並の脚は湯浅の腰に絡んでいた。「こんなふうに感じたら、もう戻れない」頭の中が真っ白になる。美沙子のときは、感じるということを忘れていた。でも、今は違う。身体が勝手に湯浅を受け入れてしまっている。「……っ、律さん」自分でも、そんな風に名前を呼ぶつもりはなかった。けれど、喉の奥から自然に声が出た。湯浅は何も言わなかった。ただ、藤並の髪を撫でながら、動きを止めなかった。藤並は、唇を噛んだ。でも、唇の端からは、かすかな喘ぎがこぼれ続けた。それを止められなかった。「俺は……もう、商品じゃないのか」心の奥で、そんな思いが浮かぶ。でも、すぐに打ち消す。「そんなわけない」「これは、ただのセック
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