「こうも狭いと……こっちも簡単に持っていかれそうだな」 額から汗を流しながら言われ、ウルカの全身がきゅんっと震えた。そのせいで瀬田が「くっ」と短い声をこぼす。「まだ何もしてないのに、そう可愛い反応をするな」「で、でも……だって」 理想的な相手と一つになっているという事実だけで充分過ぎる程に気持ち良くて堪らず、下っ腹の奥が疼いて堪らない。ヒクヒクと微かに動かれるだけでナカが刺激されてしまい、それだけでもまたウルカは絶頂まで手が届きそうだ。「お手柔らかに頼むよ、コッチは経験不足なんだからな」 ちょっと拗ねた顔で言われたもんだからもう、ウルカはまた悶え過ぎて死ぬかと思った。 だが、彼女とてただの耳年増でしかないので、手を抜こうにも何をどうしていいのかすらわからない。サキュバスとしては彼をリードし、翻弄するべきだと頭では思っても、体が全く動かない。ただその屹立をこの身に受け入れて、膣壁でギュッと抱き締めるだけで精一杯だ。「……動いても、平気か?」 瀬田の問いに対してウルカが何度も頷いて答える。早く、もっと強い刺激が欲しい気持ちで胸がいっぱいだ。「……はは、そう可愛い顔をするな。暴走するだろうが」 ウルカの金色をした髪を無造作に撫で、瀬田がそっと髪にキスをする。上半身を両腕で支えると、彼はウルカの様子を窺いながら腰をゆっくりと動かし始めた。「うあ、んっ……あぁっ——」 激しくはないが、かなりの質量と長さのある屹立に膣壁を擦られ、声が我慢出来ない。玄関なのにこんな声をあげては、誰かが廊下を通れば、この部屋で、今まさに性行為をおこなっている者がいると容易くバレてしまうだろう。そんな事になっては瀬田のご近所付き合いに支障が出る。そうならぬよう声をあげる事は堪えねばと思うが、焦れば焦る程それが出来なくなる。……正直、『誰かに聞かれるかも』という状況が、ちょっと刺激的でもあった。
Última atualização : 2026-08-23 Ler mais