บททั้งหมดของ 大好きな幼馴染が手の届かない大人気アイドルになってしまった…: บทที่ 11 - บทที่ 12

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11話

それからの私は、今まで奏斗に必要以上に連絡をしていたのをまず、やめた。 私と奏斗は幼馴染で、奏斗も幼馴染の私を大切にしてくれていた。 だけど、私からしょっちゅう連絡が来て、忙しい奏斗を煩わせていたかもしれない。 1度、そう考えてしまうと連絡する事が怖くなって、奏斗への連絡はぱったりと途絶えた。 私は本当の失恋が堪えて、あの日の合コンの誘いを断ってしまっていた。 大学に行くたびに、時々合コンの誘いを受けていたけど、何となく遊びに行く気にならなくて。 全部断ってしまっていた。 けど、あれからもうひと月近くが経つ。 奏斗への連絡をやめてから、ひと月。 テレビの中で元気そうに活動する奏斗を観る事にも、慣れてきた。 そんな頃に、大学の友人から声をかけられた。 「香月〜今日の合コン、どうしても参加して欲しいんだ!女の子が1人体調悪くって来れなくなっちゃって……お願い!会費もいらないし、ご飯食べに来てくれるだけでいいから、参加してくれない!?」 顔の前で両手を合わせ、必死に頼んでくる友人。 合コン。 参加、してみようかな。 「分かった。いいよ、参加する。ご飯食べてていいんだよね?」 「……だよね、やっぱり無理だよね〜……。……えっ!?」 いつも私が断っているからだろう。 だから、友人もまさか私が合コンに参加するとは思わなかったらしく、私の返事を聞いて、驚いたように声を上げた。 「えっ、いいの!?本当に合コンだよ!?」 「うん、いいよ。今まで断っちゃってたし、申し訳なくて…。ただ、本当に戦力にはなれないから……」 「いいよいいよ!参加してくれるだけで助かる〜!おしゃれ個室の居酒屋だから、ゆっくりお酒も飲めるし、ご飯も美味しい
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2025-12-07
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12話

合コンは、思っていたよりも賑やかで、楽しい時間になった。 「合コン」のイメージを勝手にこんな風なものだ、とつけていた私は、拍子抜けしてしまう。 これだったら、大学の飲み会と同じような雰囲気。 少しだけ男の子と距離は近いけど、ただ、それだけ。 変に体を触られたりしないし、しつこく口説かれたりもしない。 変に漫画やドラマの見すぎで、合コンに良いイメージのなかった私は、自分の偏った考えに恥じ入る。 今だって、私の隣に座っている男の子は優しくて、凄く紳士的だった。 「香月ちゃん、お酒あんまり強くないでしょ?無理してお酒飲まなくていいよ。次は烏龍茶にでもする?」 「いいの?遠藤くん」 「うん。酔って騒いでっていうのじゃないでしょ、今日は。楽しく喋れたら、俺はそれでいいし」 優しく笑う遠藤くんに、私もついつい警戒心が解けて笑い返す。 どうやら遠藤くんは、友人の頼みで今回の合コンに参加したらしい。 遠藤くんの友達は、私の友人が気になっていたらしくて、今回の合コンをどうにか組んだみたい。 遠藤くんは、私にちらりと視線を向けてあっさりと口にした。 「香月ちゃんも、俺と似たようなもんでしょ?あまり合コンに乗り気じゃないように見えたから」 「えっ、バレてたの?」 「そりゃあ、ね。なんだろ……お互い合コンに乗り気じゃなかったから、かな?」 「ふふっ、同じ雰囲気を感じたから、とか?」 「そうかもね」 まったりと、遠藤くんと色々な事を話す。 他の皆は、それぞれ男の子といい雰囲気になっていて、連絡先の交換とかをしているのが見えた。 合コンは、どうやら成功したみたいだ。 遠藤くん以外の男の子たちも、変にガツガツしていないって言うか……みんな落ち着いていて、女の子と笑い合っている。 「ごめん、遠藤くん。私ちょっとお手洗いに行ってくるね?」 「うん、分かったよ。行ってらっしゃい」 ひらり、と手を振られて、つい私も手を振り返す。 個室を出て、廊下を歩いていると私はふと自分の手元を見てしまった、と呟いた。 ハンカチを忘れてしまった。 せっかくテーブルの上に取り出したのに。 少しだけお酒が入っているから、忘れっぽくなっているのかもしれない。 しょうがない、いったん個室まで戻ろう。 そう考えた私が、踵を返すと、思いもよらなかった声が背後からかけ
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