コロッケスマイル ~俺様御曹司は、庶民女王と子供たちにご執心!~의 모든 챕터: 챕터 11 - 챕터 20

49 챕터

スマイル4 嫉妬 01

 施設の案件を任されてから早くも2週間が過ぎた。毎日施設通いしているが、立ち退き話はできていない。だから毎日、ミューに逢えて嬉し……いやっ、別に、嬉しくないぞ! これは仕方ないことなんだ。ビジネスだからな。 でも、雲行きが怪しくなってきているのは事実。というのも、先ほどホテルに立ち寄ったら、支配人に「王雅様でも無理な案件があるのですね」なんて言われてしまったんだ! だから無理じゃないってことを、証明してやるんだ。 今日は子供たちを手なずける作戦。その名も『うまい飯と高級玩具でハートはガッチリ大作戦』だ。 これで堕ちないヤツはいない。 ふっふっふ。今に見てろ。 施設に肝心の子供たちがいなきゃ、いくらミューが立ち退きしないと言っても、どうにもならないからな。俺の手中に収めた子供たちに捨てられたらいいんだ! そうしたら、俺様がたっぷりとベッドでかわいがっててやるぜ。ハハハ。 んで、ポイだ。 というわけで、今日はトラックいっぱいに玩具や昼食の準備をして、施設に来たわけだが。 狭くてトラックが入れないから、召使を総動員させ、施設のちょっとした広場(公園というか庭というか)でフリーマーケット状態だ。 そこへ子供たちが玩具や食事に群がってくるはずだったのだが――誰も出てこない。「おーい、子供たち! いないのか?」 呼んでも返事がないので、扉を開けようとしても動かなかった。 入り口は、鍵がかかっていた。 絵に書いたような貧乏施設の扉は、開けるとガラガラとやかましい音のする横開けタイプのものだ。古びていて、今にも取れそうな扉にご丁寧に鍵なんか掛けやがって! 盗られるようなものなんか、ないだろ! 近くの窓から中を覗いてみたら、電気は点いていないし、施設はもぬけの空だった。 俺はもう一度扉の前に立ってガンガンと乱暴にそれを叩いていると、どうかしましたか、と後ろから声をかけられた。 振り返って声の主を確認すると、アッシュ系の色をした髪を肩くらいまで伸ばし、それを綺麗にセットした長身で、脚が長く、割とセンスの良い着こなしの、洒落たTシャツとGパン姿の男が立っていた。 見た感じ年は26歳くらいだな。俺より少し歳上だろう。メタルフレームのメガネが女性にウケそうで、頭脳派インテリという感じの男だった。 この男は誰だろう?「誰だよお前」インテリメガネに聞
last update최신 업데이트 : 2025-12-29
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スマイル4 嫉妬 02

 それは、来るまでに調べておいたこの施設が建っている土地の持ち主の連絡先だ。そいつは俺の知っているヤツだから世間は狭い。会社間で何度か取引のあるひとりで、不動産関係の仕事をしている、花井という名のせこいやつだった。 男の癖にねちっこく、嫌味な奴だから関わりたくもない奴だ。俺のことを『坊ちゃん』なんて呼びやがるムカツク男だ。  花井のことはさておき、施設の建っている土地のことだ。仕事の関係で所有しているのだとは思うが、なぜこんな土地を、わざわざ購入して所有しているんだろう。 3回ほどコールが鳴ったところで相手が電話に出た。 『はい、もしもし』「あ、花井か? 俺だ。王雅だ。櫻井王雅。覚えてるだろ?」『ああ~、王雅坊ちゃんですか。勿論忘れる訳御座いません。……それより坊ちゃんが私にどんな御用でしょうか?』「お前に地代を値上げるようにして欲しい施設があるんだ」『ははあ~……もしかして、マサキ施設ですか?』「ご名答。話が早いな」『あそこの施設の話、聞きましたよ。ホテルからも連絡が来たところなんです。立ち退きに難儀しているらしいとか。まあ、丁度良い具合に今月契約更新ですからね。話をつけようと思っていたところですよ』「そっか。ま、もしゴネるようだったら、俺がその土地買ってやる。いくらだったら売る?」『いえいえ。めっそうも御座いません。坊ちゃんに買っていただくなど……』「好きな金額書いていいからさ。気が向いたら買ってやる。契約書は今すぐちゃんとした本物を作って俺の会社に送っとけ」『……かしこまりました』「じゃあ、地代の値上げ、頼んだぜ。今日は施設関係者が留守らしいから、近々行って、手続きしてくれ。また連絡してくれ」『はい』「じゃあな。朗報、期待してる」  そのまま電話を切り、俺は再び施設に戻った。まだ、さっきのメガネ男が居た。「また戻ってこられるとは。櫻井さんも暇人なのですね」&nbs
last update최신 업데이트 : 2025-12-30
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スマイル4 嫉妬 03

 「花井は性根が腐った奴だから、書面で契約を交わしたとしても、俺みたいにアイツと長く取引実績があるならまだしも、素人が結んだ契約なんて無効だ。今度の更新でせいぜい無茶な地代払えって言われて、お終いだと思うけど」「なにっ!?」「ウソだと思うなら、書面の内容確かめて花井と直接交渉することだな」  そこまで言い放ったところで、なにをしてるの、と鋭い声が上がった。 声の方を見ると、子供たちを引き連れたミューが立っていた。 「ちょっと大王、恭ちゃんに乱暴しないで離れなさい!!」「なにもしてねえって。ビジネス(施設立ち退き)の話をしてただけだよ」  なぜ俺が怒られているんだ? 「またその話!? いい加減にしてよ。それより邪魔。どいて!」  ドン、と突き飛ばされた。ミューは俺にはおかまいなしに、インテリ眼鏡男のもとへ急ぐ。 「久しぶりだね! 忙しいのに来てくれて有難う」 「いいんだよ。それより大事な話があるから、子供達たちの昼食を先に済ませて、ゆっくり話そうか」   入り口を開けながら、ミューが子供たちを促すと、彼らは施設の仲へと思い思いに散っていった。   夕方まで帰らねえんじゃなかったのかよ?  「おい、ミュー! お前――……」   ミューに話しかけようとしたら、メガネ男と目が合った。 ヤツは俺に微笑を返してくる。   『夕方に帰るという話は、キミを追い返す為のウソだよ。そいうことだから、早く帰れ――』
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スマイル4 嫉妬 04

 「いいから、誰なんだよ! さっさと教えろ」「私のお兄ちゃんよ」  あ……っそ。ふーん、お兄ちゃん、ね。 やっぱり血縁者か。しかもアニキなら絶対大丈夫な血縁で、立派な家族じゃねーか! ああ、良かった。めちゃくちゃほっとした。 それにしても驚いた。かなり焦ったじゃねえか……あ、いや、違うぞ。俺は別に焦っちゃいない。少しだけ……そうだ。ほんの少し驚いただけだ。  そうか、兄妹か。だったら絶対安牌だ。ああ、安心だ。 それにしてもあまり似てないな。まあ、そんなことはどうでもいい。 「ミュー、兄貴相手に頬染めたりしてるのか。気持ち悪いな」「なっ……気持ち悪いですって!?」「お前みたいなオトコオンナが、しかも兄相手に頬染めるとか、おかしいだろ」  言いたい放題言っているところに、インテリ眼鏡が邪魔してきた。「ちょっと櫻井さん」 彼がミューを守るようにして立ちはだかった。 なにがミューの兄だ。嫌味ったらしいインテリ眼鏡の分際で! お前がミューの兄を語るなよ。大体、お前が俺のイライラ原因だ。  「これ以上、【僕の美羽】を傷つけるようなら、許さないぞ! もう帰ってくれないか。君は他にやるべきことがあるだろう」   そう言い放つと、さあ、中へ入ろう、とミューの肩を抱いて施設に消えていった。 更にメガネは、去り際、俺にガン飛ばしやがった。   僕の美羽 だあ!?   ふざけるな、シスコン! ヘンタイヤロー!! 『俺の妹に手え出してんじゃねえよ』オーラ撒き散らしやがって! 
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スマイル5 50億の女 01

 二日後。花井から連絡があったからマサキ施設へ向かった。  花井が施設の土地を譲ってもいいという書面を寄こしてきたから確認すると、地代30億円現金支払いで譲渡する、といった内容が書かれていた。  30億って……別に払えるけど、なんでこんな金額にする必要があるんだろう。 そんなにあのボロ地がいいのか? 現時点では価値無しだ。だから都心化計画でホテルがあの周辺の土地を買収しようとしているんだ。それにしたって高額過ぎる。 だとすると、地下に金銀財宝が眠ってる――そんなわけないか。 まあ、成り行きで買うことになるかもしれないから、それだけ頭に入れておこう。  現在、花井が施設の土地契約更新のために交渉しているはずだ。きっとモメてるに違いない。 施設に行くと、外で子供たちが遊んでいた。俺を見るなり嬉しそうに声を上げ、俺の方に寄ってきたかと思うと、ワッと取り囲まれた。  お兄さん、お兄さん、と手厚い歓迎をされるんだ。 なんでだろう。俺が魅力的すぎるからだな。誰にでもモテて困るぜ。格好よ過ぎなのも、罪だな。フッ。  群がってきた子供たちをいなして中に入ると、「約束が違う、どういうことだ」、とインテリ眼鏡の声が響いていた。応接間で契約更新の話でもしているんだろう。案の定モメていた。 「俺だ、開けろ」  応接間には鍵が掛かっていたので声をかけると、インテリ眼鏡が扉を開け、ものすごい形相で俺を睨みつけ、無言で中に入るように促した。 無茶苦茶高額な地代を払えと言われて怒っているに違いない。以前の契約書も無効になっているんだろうな。改ざんされたか紛失させられたか……。お気の毒様。  「で、契約更新の話、どうなってんだ?」花井に尋ねると、現在交渉中です、と返って来た。   契約の話を
last update최신 업데이트 : 2026-01-02
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スマイル5 50億の女 02

 「100万円なんてとても無理だ! 前の条件の時に提示した額なら僕が必ず払う。だから……」「払えないなら立ち退きしかないですねえ」「……」  ぐうの音も出なくなったインテリ眼鏡は、唇を噛んで肩を震わせている。 ハハハ。ざまあみろ! 声に出して笑ってやりたいところだが我慢した。 「……1日、時間をくれ」  長い間沈黙を保っていたメガネが声を絞り出した。でも彼にはもう打つ手はないだろう。結果を伝えることを引き延ばしただけになる。これで施設の案件も終わりか。ようやくカタがついたな。 「いいでしょう。では王雅坊ちゃん、帰りましょうか」「ああ。悪いが先に車の中で待っててくれ。彼と話があるから」  花井を応接間から追い出した後、インテリ眼鏡に言った。「言ったとおりだろ。書面契約してたって、偽造されてるのがオチだって。花井は卑怯なヤツだからな」 インテリ眼鏡は無言で俺を睨みつけた。 そんな顔をしても無駄だ。今のお前の顔、かなり情けない顔になってるぜ。ああ、いい気分!     「なあ、それよりアイツが提示した条件ってなんだ?」    どうせ、メチャクチャな条件言われたに決まってるだろうな。100万円とか言っていたから、地代100万円払えなきゃ追い出すとか、そういう感じだろう。 条件を聞いたら、ほら、できないだろ、って笑ってやるんだ。 シスコン男を俺様が直々に成敗してやろうじゃないか。ハッハッハ。  「君には関係ない」 「まだ随分ナメた口きくんだな。条件によって
last update최신 업데이트 : 2026-01-03
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スマイル5 50億の女 03

  「お前らいい加減にしろ!!」   ムカついて、思わずミューを略奪してインテリ眼鏡から引き剥がした。 「花井からの提示条件、俺に言え!!」  しかしミューは唇を噛んで俯き、兄の方はこめかみを押さえて黙り込んだ。 俺は彼の胸倉を掴んで、再び怒鳴った。「言えっ!!」「やめてよっ! 恭ちゃんに乱暴しないで!! 言ったらなんとかしてくれるの!?」「ああ。いいぜ。花井に話つけてやる。その代わり、俺の条件を呑め」「条件ってなによ」  俺の腕を振り解き、兄を守るようにして俺の前に立つ彼女に向かって言ってやった。「俺のオンナになれ、ミュー。今日から俺の相手しろ。お前の身体、よこせ」 「いいわよ」  間髪入れずにイエスの返事してきたから、流石に驚いた。「ホンキか?」「本気よ。相手が誰でも同じだし」「美羽、やめろ!! もうよせっ!!」「いいのよ、恭ちゃん」ミューは悲しげに笑った。「あの日から覚悟はできてる。でも、あんなジジイの所にお嫁に行くよりいいでしょ?」 「どういうことだ? 全く見えねえから、説明しろ」  ミューは淡々と俺に事実を告げた。  花井が美羽を嫁にしたいということ。  嫁になるなら、施設の地代は無料で土地も手放さない、と。  その条件が飲めないなら、地代を毎月100万円払え、と言ってきたようだ。  ミューを嫁に……さすがにやりすぎだろう。 「アンタは私を好きにする代わりに、施設を守ってくれるの? ホテルの計画を潰して、花井のこともカタつけてくれたら、私、アンタの言う事、なんでも聞くわ」
last update최신 업데이트 : 2026-01-04
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スマイル5 50億の女 04

 リムジンに待たせておいた花井に声をかけ、召使に連絡を入れて用意させておいたケースのひとつを渡した。「坊ちゃん、これは?」 首をかしげる花井に、俺は笑いかけた。「金だよ」「金……ですか?」「そっ。地代の三十億だ。俺がこの土地を買ってやる。今、真崎さんたちと話をつけてきた」「えっ!?」  花井は驚いて目を見開いた。冗談で記入した土地の代金30億を、現金で今すぐ払うというのだから無理もない。俺だからできる所業なんだ。 「真崎さんにはちょっとした貸しがあるんだ。だから、これからは俺が彼女と直接やりとりをすることになる。土地代の30億、今すぐ現金で払うから。これは手付けの1億だ。残りは今日中に花井の家へ届けさせる。これから土地関係の手続きは全部済ませるから」「ぼ、坊ちゃん、それは……」「ほら、ここに30億円現金支払いで譲渡する、って書いてあるだろ。お前が作った書面だ。イヤなら――」「あ、いえ、結構です。王雅坊ちゃんの言う通りにいたします」「話が早くて助かるよ」  俺は極上の笑みを浮かべて、窓の外を見るふりをしてスモークガラスで覆われたリムジンの窓にうっすら映る花井を盗み見た。 アイツは悔しそうに唇を噛んで、頭を押さえていた。 ――根は深そうだな。  あの施設とこの男との関係がただならぬものに感じられた。 ミューを嫁にしたいとかいうくらいだ。まあ、ミューは美人だから手に入れたという気持ちはわからなくもないが、結構なじゃじゃ馬だと思うし、花井はもっと大人しいタイプが好みかと思っていたんだけど……。ま、どうでもいいけどさ。俺には関係ない。  あの施設は飽きるまで適当に転がしておくとしよう。 そのうちインテリ眼鏡も悔しがらせてやろう。&nbs
last update최신 업데이트 : 2026-01-05
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スマイル5 50億の女 05

 俺は扉を開け、ミューを招き入れた。 彼女の格好は俺が施設に届けさせておいた脱がせやすい黒のドレスを着ている。肩紐を外すだけで、脱げちゃうエロいヤツ。ちゃんとメイクもしているから、余計に心拍数が上がった。せわしなく心臓がドクドク動いている。 「逃げずに来たんだな。褒めてやる」  そうだ。いつもの調子を取り戻して、冷静になれ、櫻井王雅。  俺は最強の男だ。 貧乏コロッケ処女相手に緊張してる場合じゃねえよ。 「約束したから」「いい心がけだ。……ま、座れよ。なにか食うか?」  ソファーに招き、食事を振舞おうとする俺。 ――オイ。  今からイイコトするんだろ! 食べ物の話してどーするんだよっ。 自分にツッコミを入れながら、ミューの返事を待っていると、いらない、と返って来た。 はー。よかった。  でも、調子狂うな。普段なら返事も聞かずにそのまま抱いてしまうのに、思うように出来ない。 「それより施設の件、どうなったの?」ミューから話を振ってきた。「もうとっくに片付けた。施設の土地は今日から俺のものだ。30億で花井から買い取った」「30億!?」「そうだ。あと、ホテルの計画潰すのに20億使った。お前のために50億も使ったんだ。きっちり身体で払えよ」  書面ならあるから好きなだけ確かめろ、と言って書類の束を指した。「……」 ミューは大理石で出来たテーブルの上に置いてある封書に手を伸ばし、中の書面を見て、一枚一枚丁寧に確認した後、封筒に書類を戻した。 「これで施設は大丈夫なのね?」「ああ。約束は守ったろ。今
last update최신 업데이트 : 2026-01-06
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スマイル5 50億の女 06

 「……誰なんだよ。初めての相手!」  怒りに任せて聞いてしまった。 「だっ……誰だっていーでしょッ!! どうしてアンタに言わなきゃいけないのよっ!!」 「答えろっ! まさか、恭一郎じゃねえよなぁ!?」  インテリ眼鏡の名前を出した途端、ミューの顔色が変わった。 「まさか……本当に兄妹でしたのか……ウソだろ……」   眩暈がした。   兄妹は一線を越えちゃあいけないだろっ。 そんなの道徳違反だろうが!  禁断の恋とかそんなのはよそでやってくれ!! 「違うわよっ、バカ!!」 「じゃあ、誰だよ!」  ヤケクソで聞いてしまった。 あー。兄じゃなくてよかったけど、それでもショックだ!!  「花井よっ!!」ミューは怒りを露にして怒鳴った。「あのジジイが私の初めての相手よ!」 「えっ……」  花井だと!?  耳を疑った。よりによってなんであんなオッサンと……。しかも初めてなんて……! 聞き間違いか? そうであってくれ!!  しかし、ミューの話は驚愕だった。  「花井もアンタと一緒よ。施設の土地を強引に手に入れて、私に言ってきたの。三年前、今日と同じようにね!」「花井は……なんて言ったんだよ……」「施設の地代を五十万円払うか、格安の地代で毎月契約する代わりにアイツのオンナになるか、立ち退きするか、ってね。もともとここは、おと
last update최신 업데이트 : 2026-01-07
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