コロッケスマイル ~俺様御曹司は、庶民女王と子供たちにご執心!~의 모든 챕터: 챕터 31 - 챕터 40

49 챕터

スマイル7 コロッケパーティ 06

 準備が整ったので、施設でコロッケパーティが始まった。  近隣住民が押しかけて来て、施設の小さな広場が人で溢れた。人ごみが苦手だから避けていると、美羽に肩をたたかれた。 「食べないの?」「ああ。どうも人ごみは苦手でな」「ダメよ。せっかくだから王雅も食べなきゃ。みんな喜んでるんだから、一緒に来なさい」  美羽に押される形で広場に出た。俺の姿を見つけた子供たちが一斉に取り囲む。 口々に、お兄さんありがとう、コロッケたくさん食べられて嬉しいよ、等。俺が作ったいかにもマズそうなおにぎりを頬張り、子供たちは喜んでいる。  ……なんだよ。  そんなに喜ぶなら、もっとちゃんと作ればよかった。 どんな味がするのかと思って自分の作ったおにぎりを食べてみた。味は、予想通りでうまくなかった。  子供たちが絶賛するほどの味には程遠い。  隣に置いてあった美羽の作ったおにぎりはとてもおいしかった。塩加減も丁度よく、綺麗に握られているから米と具の調和も素晴らしい。 しかし子供たちは、俺の作った出来損ないのおにぎりを、うまいうまいと平らげていく。 きっと来るたびに持参してる菓子折りへの礼か、コロッケパーティへの礼のつもりなのだろうか……子供たちに気を遣われているんだろう。 「王雅。どうしたの? ぼんやりして」「ん、あ、いや……美羽の作ったおにぎりはすごくうまいのに、俺の作ったのはまずいよな。子供たちも気を遣って無理に食べてるから」「おいしいわよ。私も食べた」「えっ!? 食うなよ。べちゃべちゃで、見た目も酷いし……」  美羽まで口にするとは誤算だった。 しかし美羽は、意外そうに俺の顔を見つめて言った。「子供たちはちゃんとわかっているのよ」「なにが」「王雅が心を込めて作ってくれたことよ。確かに見た目はよくないけど
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スマイル8 王雅のお留守番 01

 いよいよ美羽の誕生日がやってきた。この日をどんなに待ちわびたことか。着々と準備をしてきた成果が実るとき!  本日のプレゼントは、指輪と花とケーキ。  勿論、結婚を申し込むための指輪は、美羽に気に入られるような、それでいてさりげなく高級感漂う素材と宝石を駆使して、俺が特別にデザインしたもので作ったし、花は出来る限りゴージャスで尚且つ上品なものをオーダーした。  金は惜しまないつもりだが、遣いすぎると逆に受け取らないだろうから、加減が難しかった。  さらに美羽のハートを掴むため、俺は必死で練習した。ケーキ職人を家に呼んで、誰もが腰を抜かして驚くようなうまいケーキを作るために! 期間も短く、仕事も鬼のように忙しかったが……フッ。俺様にかかれば赤子の手を捻るより簡単だ。今日は練習の成果を発揮する本番というわけ。 有名シェフのレシピを吟味し、材料だって最高級のものをそろえた。選びぬいた素材とレシピでケーキを作る。 見てろよ美羽!  惚れ薬とかあったら山盛り入れてやりたいところだが、このケーキそのものが惚れ薬の役目を果たしてくれると信じてる。  いい加減俺のものにしてやる!!  人生で最高の素晴らしい誕生日を迎えさせてやるんだ。美羽は感激するはず――……   ※以下、俺様の妄想※『すごい! このケーキも、お花も、王雅が用意してくれたの?』『当然。今日はお前の誕生日なんだ。ケーキや花だけじゃなくて、指輪も用意してある。俺との婚約指輪だ。受け取ってくれるか?』『嬉しい……こんなの初めて。ありがとう王雅』『今日は、ずっと一緒にいられるよな?』『うん。私も……貴方と一緒にいたい』『美羽……今日こそ、ひとつになろう』『王雅……』  
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スマイル8 王雅のお留守番 02

 焦っているとリカが先陣切って、美羽が昼食用に作ってくれているカレーを皿に盛り、ガックンたちと手分けしながら食堂へ運んで来た。 リカは俺が他の子供に手を取られている間に昼食の準備をしてくれていたようだ。まあ、美羽がいないことが時々あるらしいから、手馴れているのだろう。 ホールを見ると、食事用のテーブルの用意ができていなかったから、俺がさっと用意した。  なんか、俺……なにやってんだろ。  こんなに苦労しても美羽は見ていない。俺様が頑張っている姿を見せずして、彼女は俺のことを好きになってくれるのだろうか。未だにケンカしてる子供たちを黙らせ、着席させた。  合掌の合図はリカが取り仕切る。美羽の真似をして、神様がうんたらくんたら言って、イタダキマス。  神よ。こんなに頑張ったんだから、どーか美羽セック……いや、それより恋人同士になれる方がいいな。うん。そしたらセックスしても変じゃねーし、1回限りという事も無いだろう。   だから神よ! どうか俺様の願いを叶えてくれ!   美羽と両思い、恋人同士にならせてくれ!!   俺は食事そっちのけで必死に祈った。  神に祈るのは生まれて初めてだ。きっと初回サービスで俺の願いは聞いてくれるだろう。 「お兄さん、食べようよ。カレーが冷めちゃう」  俺の横に座っているリョウが、俺のシャツを引っ張ったので我に返った。 祈りに没頭しすぎていた。愛想笑いをしてカレーを口にした。子供向けに作られているから甘い。まあ、味は流石だ。うまい。  そんなかなり甘いカレーを平らげ、再び合掌。 後片付けというのが残っているが、俺様はやったことがない。シンクの中に積み上げられた大量の皿を見て、ため息が出た。&n
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スマイル8 王雅のお留守番 03

  結果。 俺の予想通りメチャクチャな飾りつけのケーキ、パーティ用に飾りつけをした部屋が完成した。 美羽のことになると、全員がやりたいと諸手を挙げ、ケンカになったりもした。宥めるので手一杯だった俺は、殆どなにも出来なかった。   クソッ。大失敗!!   見た目からまずそうなケーキ、とても喜んでくれるとは思えない。 子供たちが手伝ったという事実があれば、美羽は喜ぶかもしれないが。  俺は自分の力でうまいケーキを食わしてやりたかったのに。思い通りにいかないもんだな。 とりあえず無事なのは花と指輪だけだ。 ケーキ大作戦は失敗だから、ここを頑張ろう。   そろそろ帰ってくる頃かな、と思うと、吊り上っていた眉も下がっていく。 早く美羽、帰って来ないかなぁ!! なんて浮足立っていると、胸ポケットに入れているスマートフォンが鳴った。 偽の打ち合わせもそろそろ終わりというわけか。画面を操作して電話に出ると、予想通りの連絡だった。時間は丁度午後四時だ。うん。前倒しにならなくてよかった! 俺は持ってきていた礼装に着替え、ネクタイを締めた。髪や服装に乱れが無いかチェックする為、施設のボロ窓で確認した。  そこに映る自分の姿を見て、俺は再認識した。   ――今日の俺様は、メチャメチャイケてるぜ!! 美羽が惚れるのも間違い無し!!   「よしっ。もうすぐ美羽先生が返ってくるから、リョウとガックンは先生を迎えに行って、それからこの食堂に連れてきてくれ。他のみんなはクラッカーの用意だ! 先生が入ってきた瞬間、クラッカーを鳴らすんだ。できるか?」
last update최신 업데이트 : 2026-01-21
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スマイル8 王雅のお留守番 04

 「今のはちょっとしたアクシデントがあったんだ」紙ふぶき用の小さな紙を払い、紙テープを取り除いて床に捨てた。そして、再度極上の笑み。「俺からのプレゼントだ。受け取ってくれるな? 美羽」  豪華な花束を渡し、潤んだ瞳を見せたところで指輪を――……  「ミュー先生! それよりこっち来て!! みんなでケーキ作ったんだよ!!」  子供たちが美羽にプレゼントを渡している最中の俺を押しのけ、美羽の手を引っ張った。 「コラっ! まだ俺が喋ってる途中だ!」  怒鳴ったところで誰も聞いてない。花束すら渡せなかった上、なし崩しに美羽の誕生パーティが始まった。 勝手に食堂の電気が消され、蝋燭に火が点り、ハッピーバースデーの大合唱。美羽が蝋燭を吹き消すと、拍手とおめでとうの嵐が巻き起こった。電気が点けられると、ケーキの前に座っている美羽は、嬉しそうに子供たちに聞いた。 「これ、みんなで作ってくれたの?」「そうだよっ!!  僕フルーツ洗ったんだ!」「私はクリーム塗ったの!!」   口々にまくし立てる子供たちを嬉しそうに見つめ、美羽は最高の笑顔で微笑んだ。  「みんな、ありがとう。こんな素敵な誕生日プレゼント、とっても嬉しいわ!」   それは、俺が今までに見てきた彼女のコロッケスマイルとは比べ物にならないほど、とても幸せそうで、まぶしく輝いていた。 ――ケーキは、みんなを笑顔にするの。楽しいパーティに欠かせない魔法のお菓子で、食べたひとを幸せにしてくれる魔法の役目がある。それが、ケーキの役割よ。  美羽の言葉を思い出した。  悔しいけ
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スマイル8 王雅のお留守番 05  

「ふふっ」 美羽はいたずらに笑った。かわいい笑顔だ。「王雅が大変だろうから、話を切り上げて私が帰ろうとするものだから、使いの人に頭下げられちゃった。全部聞いたの。王雅が施設で企画していることがあるから、どうか16時になるまでは帰らないでくれ、ってね」 な……なんということだ! 俺様の計画は美羽に筒抜けだったのか! あいつら――! なんて役に立たないんだ!!「怒らないでね。どうしても帰るって言う私を引き留めるために仕方なく言ってしまったんだし、それに、私のために考えてくれて、嬉しかったから」「あ、うん。わかった」 後でシメようと思ったけど、美羽がそう言って許してくれるなら、もういいや。 今日は疲れた。「留守番大変だったでしょ? よく頑張れたね」「まあな。俺様はなんでもできるんだよ。世界一の男だからな」「そうね。子供たちのこと、ありがとう。みんな、王雅のおかげで楽しかったって。オモチャも、お菓子も、たくさんありがとう。子供たちが喜んでいたわ」「よかった」 子供たちも喜んでくれたのか。まあ、頑張った甲斐があったかな。「それから、手作りのケーキ、とってもおいしかった。ありがとう」「ひとりで作るつもりだったんだけどな。美羽のためにケーキ作るって計画が子供たちにバレてしまって……散々だったぜ。でも、結果オーライだな」「こんなに楽しいパーティ、両親(ふたり)が生きていた頃みたい。自分の誕生日なんて、ふたりが亡くなってからは余裕もなかったし、やらなかったから」「そっか。じゃあまた、俺様が子供たちと一緒に来年も祝ってやるよ。美羽の誕生日」「そう? ありがとう。期待せずに待ってる」「いやいや、期待しとけよ。来年はもっと凄いパーティーにするから」「気持ちだけもらっとく。ホントにありがと、王雅」 穏やかで優しい微笑みを向ける女神のようなお前に、俺の心はまっしぐらだぜ。 このまま押し倒したいな。でも、そんなことしたらやっぱりビンタが飛んでくるだろう。……それはイヤだ。「そうだ。さっき渡しそびれたプレゼントだ。花束とそれから……」 豪華な花束を美羽に渡し、ジャケットのポケットからプレゼントを取り出して彼女に見せた。「俺様からのプレゼントだ。受け取れよ」「開けていい?」「いいぜ」 感想、聞きたいな。 丁寧に包み紙を剥がし、中を見る美羽。箱を
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スマイル9 プール作り 01

 美羽の誕生日から1週間が経った。もうすぐ夏本番を迎える季節にさしかかっている。  秋になったら本格的に俺の仕事が忙しくなるため、美羽と恋人同士になるなら今しかない!  夏だし、できればホテルのプールを貸し切って、二人きりでイチャイチャしたい!!  いつになったら、できるのかな。 まあ、保留に持ち込んだがプロポーズ断られたもんな。ショックだったし、顔合わせ辛くて1週間施設行かなかったけど……でも、もう我慢の限界。  美羽に会いたい気持ちが抑えられなくて、昨日のうちに今日の分まで仕事さっさと片付けて休みを取った。 俺は、なんとなくわかってきた。美羽を落とすには子供たちが鍵だ。 子供たちを俺様に手懐けて喜ばせる。そしたら美羽も喜ぶし、コロッケスマイルも見放題。そうこうしているうちに、俺に惚れるってワケだ。 だから今日は、俺様の財力で施設にすごいものを作ってやろうと思って企画中だ。  海外から取り寄せた珍しい形のプールを設置し、施設でプール開きをするのだ。 美羽とホテルのプールに行けないなら、自分で作ればいい。  ふたりきりになれないのはこの際仕方ねえ。我慢してやるよ。 それにここは貧乏施設だから、大きなプールで遊ぶなんて未経験のはず。だから子供たちをアッと驚かせてやるんだ。アイツ等が喜んでくれると思うと、なぜか俺も嬉しくなるんだ。   ここが一番重要なんだが、プールだったら美羽の水着が拝めるからな。エロ美羽を苦労せずに見放題ってわけ。 フッ。俺様のアイディア最高! これを思いつくのが天才だ。 頼んでおいたプール設置業者はすでに到着していた。マサキ施設の相変わらずボロい壁に門扉の前に立つ。門を開けると錆びた音がうるさく立つ。今度綺麗に直してやろう。「じゃ、始めてくれ」 小さな広場に取り寄せたプールを並べさせた。空気を入れて大きくするやつだ。  子供たちは喜ぶし、美羽は楽できるし、俺は彼女の水着姿が拝めるし、みんなハッピーだ。 大きめのものを中央にひとつ、小さなものを3つ、園内に並べた。すると広場がプールでいっぱいになった。 広場の滑り台も利用して、中央に滑り台付きのプールを作った。俺様はなかなかのアイデアマンだから、美羽も感動するに違いない。  王雅素敵♡ 今すぐ抱いて♡ とかそういう展開を待ち望んでいるんだが。それはさすがに高
last update최신 업데이트 : 2026-01-25
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スマイル9 プール作り 02

 「こんなに朝早く、どうしたの?」  相変わらずそっけないな。これがツンデレってやつか。俺がやられる側に立つ日が来るとは、夢にも思わなかった。今まではやる側だったから。 「ちょっと面白いことやろうと思ってさ」  爽やかな笑顔を湛え、俺は美羽の傍まで行って用意しておいた紙袋を渡した。 綺麗にラッピングされてあるが、中身は右が赤、左が黒色の、中央にゴールドリングが面白く交差したセクシーできわどい水着だ。美羽のナイスバディにきっとピッタリだろう。早く見たい。 手間暇かけて施設にプール作るなんて壮大な計画を立てたのも、全部この水着姿のお前が見たいからだ!! 「お前ら、朝食終わったら外に来いよ。いいもの用意してるから!」  子供たちがざわめきだした。なんだろう、いいものって気になる、と騒いでいる。 外で待ってるからな、と立ち去り際、俺は美羽に囁いた。「コレ、絶対着てくれよ」   俺はいち早く水着に着替え、ラッシュガードを羽織ってサングラスを装着した。 園内に日影ができるよう、パラソルも設置させたんだ。俺と美羽がゆっくりできる場所だ。紫外線でシミなんかできてもイヤだから、日焼け止めはたっぷり塗っておいた。 準備を整え、外で待つこと数分。朝食を急いで終わらせた子供たちが我先にと施設から出てきた。完成したプールを見て、驚いている。  「すっごーい!! お兄さんが作ってくれたのですかっ!?」   ガっクンが目を輝かせて喜んでいる。  「そうだ。もっと喜べ。俺様も嬉しいぞ」 「わーいっ! ヤッター、すごーい!!」 「お兄さん、ありがとうございます!!」
last update최신 업데이트 : 2026-01-26
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スマイル9 プール作り 03

 今の胸中を言葉にすることができず(言葉にしたら多分水着はもう着てくれないと思う)無言で美羽を見つめた。 「恥ずかしいからあんまり見ないで」  とちょっと照れている。ツンデレからの照れ……。   うおおおおお――っ、なんだ今のは!! マジでかわいい――――っ!!  生きてて良かった―――!!   心の興奮は顔に出さず、美羽の肩に手を回した。「遅い、行くぞ」   子供たちの前に美羽を連れて行った。 「美羽先生も来たぞー」  声をかけると、美羽はあっという間に子供たちに取り囲まれた。子供たちは初めてのプールで大興奮だ。一緒に遊ぼう、と大はしゃぎ。さっそくビーチボールで美羽と遊んでいる。 俺は美羽のセクシー水着姿を少し離れた所でじっくりと見つめるつもりだったが、俺はリョウやガックンたちに捕獲された。「お兄さん、水鉄砲で打ち合い勝負しよう!」  この俺様に勝負を持ち掛けるとは、いい度胸してるな。 「ああ、いいぜ。俺が勝つから覚悟してろよ」  俺様は何事も一番にならないと気が済まない性格だ。たとえ子供たちとやりあうゲームとはいえ、容赦はしない! 「ホラホラ、つぎは誰が撃たれたいんだ?」  二丁拳銃もとい水鉄砲で、子供たちをどんどん撃っていく。 キャーキャー言いながら逃げ惑う子供たちを追いかけるのは、非常に楽しかった。 一緒になって本気で遊んでいると、俺様の顔面めがけて水が飛んできた。誰かが水鉄砲を撃ったものがクリーンヒットした。 「こらっ、誰が撃ったんだ!?」
last update최신 업데이트 : 2026-01-27
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スマイル9 プール作り 04

 とにかく、俺はあの白いマシュマロのような美羽の胸に触りたい!  願いはただひとつ!!  こうなったら、どさくさに紛れてマシュマロに顔を埋めるのはどうだ? それが無理なら偶然を装って少し触れるくらいならいけるだろ!!  というわけで、「マシュマロ作戦~おっとつまずいたこれは不可抗力だから仕方ないだろう~」を決行することにした。 「やりやがったな!」  マシュマロ作戦は、あくまでも自然に行わなければならない。決してお触り目的だということを悟らたらミッション失敗だ。 悟られた瞬間、ビンタ炸裂でせっかく上げた親密度も下がってゲームオーバーで、俺様のここまでの苦労が水の泡だ。それだけは避けなければ。  俺は美羽を追いかけた。美羽は子供たちと一緒になって、キャー、王雅が来るー、とかカワイイ声だして逃げていく。 俺は逃げるマシュマロだけを追いかけた。早く捕まえさせろ。 「ちょっと、なんで私ばっかり追いかけて来るのよっ」「俺様の顔面にヒット飛ばしただろっ。お礼参りだ」  二丁水鉄砲で美羽の背中を撃った。ヤダ、つめたーい、とか言ってるけど、無視。 撃ったら水に溶けて裸になる水着にしておけばよかった、今度職人に作らせようかな、と思いながら、俺はひたすらマシュマロを狙って撃った。 白くて美味しそうなマシュマロは、水を浴びて更につやつやと輝いている。まるで俺に食べられたいかのようだ。みずみずしくて美しい。  散々水鉄砲で美羽を撃ち、マシュマロをコーナーに追い込んだ。 「ちょっと王雅、大人気なさすぎるわよっ」「まだ勝負は終わってないからな」  ジリジリと詰め寄る俺に、後ろから大量の水が降り注いだ。 「ミュー先生を守れ――!!」
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