コロッケスマイル ~俺様御曹司は、庶民女王と子供たちにご執心!~의 모든 챕터: 챕터 41 - 챕터 49

49 챕터

スマイル9 プール作り 05

 プールの後は遅めの昼食を摂った。メニューは美羽が作ったきつねうどん。ダシも上手くとってあってうまい。それを全員で食べて冷えた身体を温めた。その後はふたりがかりで遊戯室のホールに布団を敷いて、全員を寝かせた。 普段はひとりかふたりは昼寝から抜け出すのに、今日はよほど疲れたのだろう。全員ぐっすり昼寝中だ。  俺と美羽は応接室でソファーに座り、向かい合っていた。今日はアイスハーブティーを淹れてくれた。施設で育てているハーブで作ったらしい。一口飲むとハーブの爽やかな香りが清々しく鼻を抜ける。味はうまかった。 「王雅、今日は本当にありがとう。用意してくれたプール、施設で使ってもいいの?」「ああ。また子供たちと遊んでくれたらいいよ」「そっか。水質のことまで考えてくれてるから、近くの子供たちも誘って、この夏はたくさん遊ぶことにするわ。ほんとうにありがとう!」  嬉しそうに微笑む美羽のその顔を見れただけで、俺は満足だ。指輪や花束渡したときよりも喜んでる。 やっぱりお前は自分のことよりも、子供たちの方が大切なんだな。その調子で俺も大切にして欲しい。 そういえばプロポーズ断られて、まだ1週間か。今日の反応がよかったからって、いい返事もらえるわけないよな。返事を急がせてもう1回玉砕とかいやだ。 「どうしたの、難しい顔して黙っちゃって」「あ、いや、別に」「珍しいね。王雅が無口になるなんて」「ああ。お前に見とれてた」  本音だった。今日の美羽は特にカワイイ。いつもより多く俺に笑顔を向けてくれているからだろう。  はー。それにしてもどうやったら美羽が手に入るんだろ。 「……またそんな冗談、やめてよ」ため息を吐かれた。  その言葉にカチンと来た。 「冗談じゃねーよ!!」 
last update최신 업데이트 : 2026-01-29
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スマイル10 お泊り保育 01

 プール作りから暫く日数が経った。俺は仕事が忙しくなってしまい、なかなか施設に出向くことができなかった。 美羽に会いたくても会えない――片想いが辛いって身に染みて感じる。 子供たちにも会えなくて淋しい。あいつら元気かな、と思っていたら俺のスマホに電話がかかってきた。  ディスプレイに浮き上がった番号を見ると、マサキ施設からだ!!!!  今、俺の時間を拘束している、櫻井グループの一大プロジェクト会議中だったが、超緊急案件の電話だから、と会議を中断させ、大慌ててその場を抜け出して、会議室の外にでた。  「もしもし」   息を整え、電話に出た声が弾むのが自分でもわかった。努めて冷静になんてもうできない。久々に美羽の声が聞けるんだ。それだけで幸せハッピー、嬉しくなった。 それに美羽からの電話なんて、初めてだし!  あー、嬉しい。ドキドキする。一体、どんな用だろう。 うきうきする俺の耳に飛び込んできたのは、美羽の声じゃなかった。  『あ、王雅お兄さん? 僕、リョウだよ! あのねー……』     はぁ――――――――――っっっっ。     俺は落胆した。かけてきてくれたのは美羽じゃなくてリョウだった。 深い、深ぁーいため息が出た。 こんなに残念な気持ちになったのも、生まれて初めてだ。 『もしもしー? 聞こえてるー?』 「聞こえてるよっ」  クソッ。なんでリョウなんだよ!
last update최신 업데이트 : 2026-01-30
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スマイル10 お泊り保育 02

 美羽とのお泊り保育当日がやって来た。この日をどんなに待ちわびたか! 楽しみ過ぎて眠れなかった。目がギンギンに冴えて困ったほどだ。寝て起きて5分しか経っていない→また寝る→5分後に起きるを繰り返した。寝不足が続いていたからコンディションは最悪かと思っていたが、美羽と合体できるという希望が俺様を奮い立たせている。仕事は土日の休みをもぎとる分、死ぬ気で働いた。恐らくあんなに一生懸命働いたのは、生まれて初めてだ。  俺は今日この日を迎えるために生きてきたんだと思う。  ただ、一緒に連れて行く子供たちが気がかりだ。情事の最中に割り込んできたら、どうしたらいんだろう。なんとか邪魔されずに2人きりになりたいな。 睡眠薬でも盛って、全員起きてこないように細工したらどうだろう?  ――いや、待て。   細工をしているトコを美羽に見られたらやばい。詰む。 初体験ができなくなるのはだめだ。  そうだ。プールの時みたいに、子供たを疲れさせ、深い眠りに誘う作戦がいいな。よし、名案。  宿泊先がわかればいいのに。着いたら速攻貸し切りだ。空き部屋は全て押さえる。買収できるように現金やカード類、抜かりなく用意しておこう。100億円くらい用意しておけば足りるかな。 とにかく心配なのは子供たちだ。 宿泊所についたら、子供たちを眠らせるための遊び道具を用意しよう。なんならおもちゃ屋買い占めて、チャーターで持ってこさせたらいいか――と、無事に初夜を迎えられるように用意周到に準備してきた。  そうだ。それよりも下着の問題が! 初体験の時、美羽には俺好みの下着を着用してもらいたい! それに備えてオーダーメイドで作らせてある。でも、1泊だから持って行くにもせいぜい1、2枚が限界かな。選びきれないな。ああ、どうすれば……
last update최신 업데이트 : 2026-01-31
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スマイル10 お泊り保育 03

 ボロボロの門扉を開けて中に入った。遊戯室あたりで用意しているだろうと思い、そちらに向かって勝手に入っていった。 「よお」「あ、お兄さんだぁ!!」  いち早く俺を見つけたガックンが笑顔を見せて飛びついてきた。「来てくれたんですね!」  ガックンはいつも丁寧だ。俺様に敬語を使ってくれる。他の子供たちとは違う、上品な雰囲気がある。頭が坊ちゃん刈りだから、身も心も坊ちゃんのようだ。 「お兄さ~ん!!」  俺の背中に飛びついてきたのは、サトルとリョウだ。 「よしっ、まとめて来いっ」  俺は背中に貼り付いてきたふたりを担ぎ上げ、人間飛行機で振り回した。キャーキャー言って喜んでいる。ガックンはサトルやリョウよりも年上で少し背が高いから、彼のみ振り回した。 少し回っただけでなんか疲れてしまった。今、寝不足だから体力が少ない。ここ暫く殆ど寝てないからな。  俺は、今日この日のためだけに頑張ったんだ。あまり体力をムダ使いして本番を迎える前にダウンしたら、今までの努力がお釈迦になる。それだけは避けたい。 人間飛行機を素早く切り上げ、遊戯室に散らばっていた子供たちに集合をかけた。 「よし、お泊り保育とやらへもうすぐ出発するから、荷物を先に運ぼうか」「はーい!!」「自分の荷物は自分で持つこと。いいな?」「はーい!!」  自分でも思う。すっかり俺もここの先生だ。 叱ったり教育するのは美羽の仕事だが、子供たちと遊んだり玩具をプレゼントするのは俺だから、子供たちから絶大な信頼を寄せられてる。俺がやってくると子供たちがみんな寄ってくるほどの人気者だ。  フッ、誰にでも俺様は人気があるから罪だな。 でも俺は一番に美
last update최신 업데이트 : 2026-02-01
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スマイル10 お泊り保育 04

  「なっ……なんだココは――――っっ!?」   現地に到着して俺は叫んだ。「泊りって……宿泊施設(ホテル)じゃないのかっ!?」  マサキ施設を出発して1時間弱。安く借りたという観光バスにガタゴト揺られて、近所の山奥にやって来た。見晴らしの良い草原の中に、ポツンとひとつ公民館のようなものが建っていた。  因みにこの建物以外、他になにもない。大草原が広がっているだけだ。  更に付け加えるなら携帯の電波は圏外。チャーターも呼べねえ。初夜のための準備グッズなどを届けてもらおうと思っていたのに、もう入手不可。まさか県外とは迂闊だった。 想像以上の山奥だったなんて……。   金払って貸し切りにしようと思っていたけど、最初から貸し切りじゃねえか!!  「おい美羽、これ……なんだよ」 「えっ?」 「ここに泊まるのか?」 「そうだけど」 「へっ……部屋は!?」  特別ルームとかあるようには見えないが、敢えて聞いてみた。 「部屋? みんな一緒よ。ホールひとつしかないもの」美羽はあっさり言ってのけた。「なっ……どういうことだよっ。俺とお前の部屋は!?」「大人だけ別の部屋なんてあるわけないでしょ。みんな一緒に決まってるじゃない。おかしなこと言うのね」「そっ……そんな、お前、子供たちの横で初夜っ……俺はいいけど……お前がマズいだろ。もう少し大事にしないと……」  言っとくけど俺、アッチのテク、かなりある方だと思うんだ。経験豊富だし。 だから多
last update최신 업데이트 : 2026-02-02
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スマイル11 バーベキュー 01

 先ずは宿泊施設とやらに入って、荷物を置いた。予想通りただの広いホールだ。しきりすらない。  電話も無いからチャーターは絶望的。張り切って用意した初夜グッズは全部ボツだ。着の身着のままでヤレと?  上等じゃねえか。こうなりゃもう、成り行き任せだ。  しかし、ここに全員で雑魚寝か……。頭が痛くなる。 手狭でもいいから、せめてもう一部屋あればなぁ。  準備ができるまで子供たちは遊んでおくように伝え、解散させた。 遠くへ行かないよう美羽が注意したが、話半分だった。見渡すと、子供たちはホールに残ったり、外に出て思い思いに遊んでいる。今のところは全員の姿が確認取れている。行方不明になってる子供はいないようだ。  俺は準備係をさせられた。食材を運び込み、あれこれ運搬。重いものはすべて俺様が運んだ。  皿の準備やら火おこしやら、コキ使われた。 美羽は子供たちを見張りながら食材の調理にかかっている。 全般的な運搬や力仕事は俺が担った。普段はインテリ眼鏡(恭一郎)がやっているらしいが、今はいないからぜんぶ俺のところに仕事が入ってくるんだ。   もしかして今日、便利屋代わりに呼ばれたのか?   はあぁ。俺、なにやってんだろ。 心の支え――あのウキウキとしたテンションは、一体どこへ行ってしまったのか。楽しみをもぎ取られてしまった今、元気が出ない。文句の一つも口に出すのさえ、もう、なんかしんどい。  俺は、今日この日を迎えるためだけに、必死に頑張ってきたのに……。  この休みを取るのに、どれだけ苦労したと思ってんだよ! 俺様の苦労を返せ――――っ!!   あぁ疲れた。 とりあえず机やら椅子やらの準備も終わっ
last update최신 업데이트 : 2026-02-03
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スマイル11 バーベキュー 02

 「ほ、ほらっ、こっちは準備できたし、バーベキュー始めるから、アンタも来なさい」  すんでのところで美羽に振りほどかれ、食材がてんこ盛りのところまで引っ張って連れてこられた。 キスはできなかった。 「もういい。食いたくねえ」  ブスっとふくれっ面を見せて、プイ、とそっぽを向いた。 俺は、お前が食いたいんだ! この状況で初夜を迎えるのは相当難しいだろうから、キスぐらいさせろって! 「王雅、みんなで食べるとおいしいから、機嫌直してよ」「お前が食わせてくれるなら、食ってやってもいいぜ」「ここはセルフサービスよ」「じゃあ、食わない」「あ、そ。じゃあ勝手になさい」  結局放置されてしまい、野菜や肉を焼き始めた。すると砂糖に群がるアリのように、子供たちはわらわらと集まってきた。火の元へ行かせられない小さい子供を引き受け、用意したテーブルに着席した。 はあ。悲しすぎる。ガッカリ祭りだ。俺様にこの苦しみを味合わせた責任は、絶対に取ってもらうから覚悟しておけよ。 小さい子供をあやしていると、ツンツンとジャケットの裾を引っ張られた。振り向くとガックンが立っている。「お兄さん、これ、食べてください!」  見ると焼けた肉や野菜を持っていた。すぐ食べれるように、焼き肉のタレのようなものがかかっている。 「ガックンはもう食ったのか?」「いいえ、まだです」「じゃあ、早く食えよ」「はい。お兄さんに最初に食べてもらおうと思って、取ってきました! どうぞ」  ニッコリ笑顔で、紙皿を差し出してくれた。   ――うわ、やばい。めちゃ嬉しい。 
last update최신 업데이트 : 2026-02-04
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スマイル11 バーベキュー 03

 美羽はトレイに皿、コップ、箸、肉や野菜が切れる専用のハサミ、幼児用のスプーンやフォーク、手拭き、ジュースやお茶の類を乗せたものを素早く用意して、俺に渡してきた。「あの子たちのこと、お願いね」 「いいぜ。任せとけ」  好きな女に頼りにされたら男は嬉しい。トレイを受け取ってガックン達が待つテーブルまで戻った。争奪戦に勝利してゲットした肉や野菜があるから、これを分けて食べさせよう。 「待たせたな」  人数分に分け、皿に盛った肉や野菜を小さく切って子供たちの目の前に置いた。特にガックンの前には、他の子供たちから奪い取った肉をたっぷり置いた。 「こんなに食べていいんですか!?」ガックンの目が輝いた。「いいぜ。足りなくなったら、また追加すればいいんだ。たっぷり食べろ」「ありがとうございます! いただきまーす」  ガックンは肉に食らいついた。ちょびっと口元にタレを付けたまま、ガックンスマイルを見せる。「とてもおいしいです!!」「そうだな」  子供たちもスプーンやフォークを使って思い思いに食べている。うまーとかうあー、とか、奇声を発しながら。  子供たちと食べるバーベキューが、こんなにうまいとは思わなかったな。ひとりきりで食べる高級肉よりも、雑多な中で大勢で食べる肉の方が遥かにうまいって、初めて知った。   俺は今まで、つまらない世界で生きていたんだな。金があるから偉そうにするだけで良かったし、思い通りにならないことも無かった。 好きでもない女と肌を重ねても残るものは無く、常に心は満たされなかった。 でも、今は違う。 こんなに心から楽しいって思えるし、嬉しいって思えるんだ。  みんなのおかげなんだな―― 「お兄
last update최신 업데이트 : 2026-02-05
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スマイル11 バーベキュー 04

 「お前が好きだからだ。キスもしたいし、お前を抱きたい。お前が欲しいだけだ」  ドストレートに言ってやった。回りくどいのは性に合わない。 「わっ……私は、そんな不愉快なことしたくない。王雅に抱かれるなんて……」  美羽が伏し目がちに俯いた。――ああ、なるほど。   男女関係になるのが不愉快なのは、恐らく花井のせいだ。 ビジネスとはいえ初めてをあんなジジイに奪われたなんて、屈辱にも程がある。美羽が嫌がるのも無理はない。 美羽と花井が――ああ! 考えるだけで嫌だ!! だから俺の中では無かったことになっている。 あくまでもビジネス――施設を守るために仕方なくやったことだから、ノーカウントだ。  ビジネスに犠牲はつきものだ。 たったひとりで姑息なジジイに立ち向かい、女として一番大切なものを投げ出したんだ。本当にすごいと思う。誰にでもできることじゃない。体張って子供たちを守っているんだ。 俺も危うく花井と同じ卑劣な男になり下がるところだったが、思いとどまって良かったぜ。  心からお前のこと大切にしたいと思うから。 「美羽の考えは俺が変えてやる。つべこべ言わずに俺を好きになれ。全部受け止めて、お前の大切なものもひっくるめて、俺が守ってやるから」「アンタなんか……」美羽はまだ俺を睨んでいる。「怖い顔して睨んでるけど、俺のなにが嫌なんだ? 容姿もいいし、金もあるし、お前の欲しい土地持ちだし、子供たちにも好かれてるし、文句ないだろ。これ以上美羽に合う男はいないと思うけど」「バカじゃないの」「なっ&helli
last update최신 업데이트 : 2026-02-06
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