「狙いは……貴方です。|我《・》|が《・》|神《・》|よ《・》……。」 ――|わ《・》|た《・》|く《・》|し《・》|が《・》、狙われている――? ◇◆◇ 「……どういうことです。答えなさい、|ユ《・》スカリオテのイ|ダ《・》。」 「……敵はなぜこんな国の|要衝《ようしょう》でもない、|士官《しかん》学生とはいえ、|唯《ただ》の学生のキャンプを狙ったと思います? ……それも|学《・》|園《・》|最《・》|強《・》|の《・》|者《・》がついているのに。 そのリスクを承知しても余りあるリターンがあるからです。つまり、 この国を守護する“ミルヒシュトラーセ家”の者であり、 将来の|戦略兵器《人を守る者》となる危険性のある“|こころをもつもの《プシュケー》”でもあり、 |更《さら》には軍学校で着々と|戦略兵器《国を護る者》となる準備を進めている、 最強の性別の……“アニムス・アニムス”。 ……貴方を手に入れることです。 今の貴方は確かに“戦闘”の優劣をひっくり返せるほどの“戦術兵器”でも、“戦争”の状況を一変させるほどの“戦略兵器”でもない。 しかし、将来的にそうなる可能性が高い。それもほぼ確実に。ならば、今のうちに|辺境伯爵《へんきょうはくしゃく》と|軋轢《あつれき》のある貴方を自陣営に引き入れたい。 ……|若《も》しくは……|亡《・》|き《・》|者《・》|に《・》|し《・》|た《・》|い《・》と考える者は貴方が思うより多いのですよ……。 貴方が気を許している相手ということを|何処《どこ》から|内通者《うらぎりもの》が監視していたのか……|僕《やつがれ》にも話を持ち掛けてきました。 『あの“他人を救うと言
آخر تحديث : 2026-03-26 اقرأ المزيد