جميع فصول : الفصل -الفصل 130

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88. 藍と学究の出会い Indigo meets Academia.

「――その必要はないよ……アイたん。」 暗闇を背にナウチチェルカが立っていた。 その瞳には|一条《いちじょう》の光も差していない――。 ◇◆◇ 「あっ!……あの!……ナウチチェルカ教官。」 「ん?……おや貴方はアイ・ミルヒシュトラーセ様ではございませんか。うつくしき貴方が、このような卑しいエルフ風情に何か御用ですか?」 ……きっとボクは貼り付けたような薄気味悪い笑顔をしているんだろう。でもそれもしょうがないだろう? 「え!……えっと、その|此処《ここ》は学校で……わたくしは|此処《ここ》では一学生なので!できれば、普通の生徒に接するようにして頂ければ……。」 ――! 今までの権力者のガキどもとは、真逆のことを言うな。この子は。 いや、でも信用するな……多分これは演技だ。差別の権化であるエレクトラ|辺境伯爵《へんきょうはくしゃく》に指示されて、エルフであるボクを学園から追い出そうとしているんだろう。 たぶん……これを信用してボクが|不遜《ふそん》な態度をとった|途端《とたん》にケチを付けるために、今ボクに笑いかけているんだろう。 「……そうは仰いますが、|此処《ここ》は学校であると同時に、貴方様の家が統治する国の中でもあります。|僕《やつがれ》なんぞがアイ様を他の生徒と同列に扱えば、秩序が乱れます。 ……それに……酷なことを言うようですが――」 ……あぁ、言ってはいけないことが口から出そうになる。寝不足でイライラしているとダメだな……ほんとうに。 「――“貴方様の|御母上《おははうえ》”が|推進《すいしん》している異種族差別政策に、|駁《ばく》するような発言は控えたほうがいいと思われます。」 あぁ、きっと今のボクは厳しい目をしているんだろう。こんなちいさな子どもに
last updateآخر تحديث : 2026-04-15
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89. 障害者は人間か? Are disabled people human?

「チェルせんせー!」 アイは暇があれば学園内のナウチチェルカの研究室に入り|浸《びた》るようになっていた。 そうしていると、委員会で帰るのが遅くなりがちなシュベスターや、しらぬいと一緒に帰られるからというのもある…… が……一番の理由は単純にナウチチェルカのことが好きだったからだ。 ◇◆◇ 「おや、アイたんじゃあないか、今日はどうしたんだい?」 ナウチチェルカもそれがうれしいようで、アイが来るやいなやすぐに|繙《ひもと》いていた|地獄《パンドラ》本をパタンと閉じて、身体を相手の方へ向け聴く体勢に入る。 普段なら文献に目を向けながら|空《から》返事をしているであろうあのナウチチェルカが、である。 「今日もご迷惑でなければ、お話をと。」 「いいね、いいね。正直アイたんほど|地獄《パンドラ》の学問に明るい人は大人でも少ないから、とても楽しいよ。 アイたんと話す時間は……モノクロの日々のなかに色を与えてくれるのさ。退屈な本に彩りを|添《そ》える鮮やかな|栞《しおり》みたいなもんさぁ……。」 足を広げ膝の間をポンポンと叩きながら、ナウチチェルカが伝える。そこがアイの定位置なのだった。そうして、座ったアイを自分の白衣やローブでいつも包み込んで、頭にあごを乗せるのがナウチチェルカは好きだった。 ◇◆◇ 「おっ……今日は男性体なんだねぃ……。」 「はい、なんとなく……気分で。」 「アイたんも珍しいよねぇ……|両性具有者《セラフィタ》社会だと……|公《おおやけ》の場ではどちらか一方の姿しか見せないらしいよ? 両性の姿を見せるのは、家族や恋人の前だけだって。」 「そう、らしいですねぇ……。 ……なんでなんでしょうか?」 ア
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90. 人間の条件 La Condition humaine

「そうだね。働きかければ一定の反応はするが能動的には何もせず、ただ……生命維持に必要な活動をする人間になるか。 ……一生ベットの上から起き上がれない―― ――|地獄《パンドラ》でいうところの、 ……“|鬱《・》|状《・》|態《・》”|の《・》|人《・》|間《・》|に《・》|な《・》|る《・》。」 ◇◆◇ 「つまり、|心者《ヘルツァー》同士の戦いでは、基本的に相手を“鬱状態”に陥らせることがお互いの目的……。」 「そうだね……まぁ、 |心《ヘルツ》で直接人間をほんとうの意味で“殺す”……つまり“生命を停止させる”方法もあるんだが……。 これは、1年生には……とくに……やさしいアイたんにはまだ早いから置いておこう。 ……さて、“こころを|亡《うしな》った人は人間と呼べるだろうか”?」 ◇◆◇ |間髪《かんぱつ》入れずにアイが答える。 「呼べます。」 「ほう……その心は?」 「……すみません。論理的に話さないといけないのに、今のわたくしには|演繹《えんえき》的な論理も|帰納《きのう》的な論理もないのです。」 「いや……面白いよ。|勿論《もちろん》感情論で議論を進めるのははダメだが……議論ではなく、ただの感想としてなら……他ならぬアイたんの感情論なら聞いてみたいな。」 ◇◆◇ 「……ありがとうございます。先生は以前おっしゃっていましたよね。|諸外国《しょがいこく》……例えば“新生ロイヤル帝国”では戦争で鬱状態に陥った人間は人とはみなされずに|屠殺《とさつ》されると。」 「あぁ……彼らは“人間の条件”はこころだと考えているからね。税金で食えもしない家畜を育てる余裕がないというのが、彼らの言だよ。」 もう夕日が研究室に射し込む時分
last updateآخر تحديث : 2026-04-17
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91. もたらされた文明 Civilisation brought about by

「――わたくしの思想も|地獄《パンドラ》文学と哲学に形作られたといっても過言ではありません。」 アイは自分頭を指差して答える。 「確かに思想もそうだけど……それだけじゃあないんだよ。 ……もっとずっと最悪なものさ……。」 「では……何が……?」 「地球からこの平和だった|文学界《リテラチュア》にもたらされたのは……|地獄《パンドラ》人の持つ……地球人特有の――」 ……ナウチチェルカはアイの胸に指を置いて、この世界の真理を伝えた―― 「――“悪意”……だよ。」 ◇◆◇ 「……“悪意”……? ……はっ……そういえばエレクトラ様が――」 アイはエレクトラが|ま《・》|だ《・》|自《・》|分《・》|の《・》|母《・》|だ《・》|っ《・》|た《・》時に聞いた言葉を思い出した。 あの時のことは、手ずから食べさせてくれたマドレーヌの味と一緒に……一生忘れることはないだろう。 アイのちいさな鼻にあの時のマドレーヌが香った。 ……勿論、お母様の言葉だって一言一句覚えている。 ◇◆◇ 「たしか…… 『元々|文学界《この世界》には、 年齢・性別・差別・盗み・奴隷・強姦・戦争・殺人・|姦淫《かんいん》・売春・嘘・酒・神、 ……そして、|偶像《ぐうぞう》崇拝は存在しなかった。』 ……と。 つまり……それらが……“悪意”……?」 ナウチチェルカの瞳がギラリと光る。 「ほう……|あ《・》|の《・》ミルヒシュトラーセ|辺境伯爵《へんきょうはくしゃく》様がそんなことを……これはいよいよ噂では済まなくなったできたな……。」
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92. マタンゴ The spaces between my fingers

「……だから、同じく“真理を求める者”として……この探究者の証が、“彼方へ渡らいける人”の、|彼《・》|岸《・》へ向かう意志のある者のこころが……わたくしの瞳にはとても――」 ナウチチェルカはアイのうつくしい|蒼空《そら》色の瞳に写った自分の“顔の証”をみていた――。 「――“うつくしく”、映ります。」 ◇◆◇ 「……“彼方へ渡らいける人”……|彼《・》|岸《・》――」 ナウチチェルカは一族の異端者である自分にも唯一やさしくしてくれた、両親や兄弟たちにすら見捨てられた自分を……ただ一人|庇《かば》ってくれた。自分のおばあちゃんを思い出していた。 “おばあちゃん”といっても“実の祖母”というわけではなく……“村の子供みんなのおばあちゃん”と言ったほうが正しい。 不老不死のエルフには“個別の家族”という概念が薄く、“村全体が家族”という考えの方が多数派だ。 だから、ナウチチェルカの“おばあちゃん”は本当の|曾《ひい》お祖母ちゃんか、曾曾曾曾曾お祖母ちゃんかもしれないし……血の繋がっていない他人のかもしれない。 まぁ、そんなことは不老不死のエルフにはどうでもいいことなのだが、彼らからすれば人間族が自分の個別の家族に異常な|執着《しゅうちゃく》をみせるほうが、よっぽど病的だということらしい。 |奇《く》しくもアイのエレクトラへの執着がそのいい例だ。まぁ……哀しくも、アイとエレクトラは血の繋がっていない“他人”なわけだが。 それでもアイはエレクトラへの|怪奇《かいき》で複雑な思いを捨てられない、自身はエレクトラに捨てられたというのに……。 ……これは人間族によくみられる現象で、“幼少期には母親が世界の全てだった”という理由からだ。年輪の一番内側に刻み込まれてしまったのだ……。 ――“親への愛”とい
last updateآخر تحديث : 2026-04-19
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93. マッシュルームグランドマザー Are right where yours fit perfectly

……だけれども大人たちや彼女の両親さえ、彼をいじめるようになったとき、彼女は恐ろしくなりました。 『このままじゃ、私もおとーさんとおかーさんに嫌われちゃうかも。』 『もし彼と一緒にいて私にもキノコが生えてきたら、私も狭くて暗い|樹の中《せかい》からだしてもらえなくなっちゃうじゃないか……。』 と。 ……そして、ついに彼女は――」 ◇◆◇ 「――ある日の夜に、みんなが寝静まった月のないくらい、くらい夜に……こっそり彼に会いに行きました。 彼はとっても……とっても喜びました。彼女がきっと、 『このせまいせまい世界から“一緒に”逃げ出そう。』 と言ってくれると思ったのです。 ……でも違いました。彼女はお別れをいいに来たのです。永遠の『さよなら』を――。 彼が木の洞の牢の隙間から左手を伸ばしました。いつものように、ぎゅと握ってくれると思ったのです。さむい、さむい夜だから、さみしい、さみしい夜だから、ぬくもりをわけてくれると思ったのです。 しかし、彼女はとっさにそれを、 『きゃっ!』 と言って左手で払いのけてしまいました。 胞子がかかると思ったのです。 ……男の子はその手の痛みから、すべてを悟りました。この手の痛みは“サヨナラの証”だと。彼の“こころ”をもっとも傷つけたのは、仲良くしてた子たちにいじめられるようになったときでも、自分の両親に見捨てられたときでもなく……。 ――この手の、“身体”の痛みでした。“身体の痛み”とは、ときに“こころに暗い日差し”をさすからです。 いつも一緒にいて手をつないでいたのに、欠けたと左手の隙間をうめる指をうめる人は、もう|亡《うしな》われてしまった。永遠に。
last updateآخر تحديث : 2026-04-20
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123. こころおわり Beginning of the Love

「……|親《・》|の《・》|望《・》|み《・》|を《・》|か《・》|な《・》|え《・》|る《・》|の《・》|が《・》|子《・》|供《・》|だ《・》|ろ《・》|う《・》? ――お前はアデライーダさんの 『幸せに生きて。』 って言う願いを叶えようとしている。 ……そして、おれはエレクトラさまの 『役に立って死ね。』 という願いを叶えようとしている。 |そ《・》|こ《・》|に《・》|何《・》|の《・》|違《・》|い《・》|が《・》|あ《・》|る《・》? どっちも|身《・》|勝《・》|手《・》|な《・》親に押し付けられた願いをかなえようとしているガキだろう……?」 アイのサファイアの瞳には、狂信者のような狂気がこびり付いていた。 ……それを|暴《あば》き立てられるのは、|剥《は》がせるのは、|果《は》たして“差別主義者の”家族か、“秘密を共有できない”友か……それとも“命を|賭《と》して戦った”―― ◇◆◇ 「本来幸せになるのも死ぬのも本人の自由のはずだろう? |誰《・》|に《・》|だ《・》|っ《・》|て《・》|不《・》|幸《・》|せ《・》|に《・》|生《・》|き《・》|る《・》|権《・》|利《・》|だ《・》|っ《・》|て《・》|あ《・》|る《・》|し《・》|、《・》|好《・》|き《・》|な《・》|時《・》|に《・》|死《・》|ぬ《・》|権《・》|利《・》|が《・》|あ《・》|る《・》|は《・》|ず《・》|だ《・》。 だけどおれとお前の親は勝手に『幸せに生きろ。』だの『役に立って死ね。』だの|親本位《おやほんい》の身勝手な価値観を押し付けてきやがる。 |幸《・》|せ《・》|に《・》|生《・》|き《・》|る《・》|こ《・》|と《・》|が《・》|い《・》|い《・》|こ《・》|と《・》
last updateآخر تحديث : 2026-04-20
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94. 人を許せない自分を赦して Beyond the Fairy Tale

幼い頃から|聡明《そうめい》なナウチチェルカは、おとぎ話のはずなのに、妙に実感がこもっていることに気がついていた。 ……賢い彼女はその事を決して口にはしなかったが。 「その女の子はどう……なったの?」 「|厚顔無恥《こうがんむち》にも、自分から裏切った少年に助けを求めた。最初にキノコの生えた彼に胞子をもらえれば、私にもキノコが生えてきてくれるかもしないって……ほんとうに自分勝手で醜い考えだったよ。 ……そして、少年に会いに行ったが、すると少年は――」 ◇◆◇ 「――少年ではなくなっていた。 少なくとも……“少女の知る少年”ではね。 少年はかつて少女が永遠の別れを告げた、あの夜のような瞳で少女をみるようになった。その左手の指の隙間には、彼女の指はもうピッタリとは、決してはまらなくなってしまったと少女は思った。 その手はその時から|今《・》|ま《・》|で《・》一度もつながれることはなかったから、それがほんとうかどうかは確かめられないがね。 ……そうして彼女は赦してもらおうと世界でいちばん卑怯な『ごめんなさい』を|使《・》|っ《・》|た《・》んだ。 ――『ごめんなさい』は“都合よく使う|道《・》|具《・》”じゃなくて、“こころの底から発する|こ《・》|と《・》|ば《・》”なのにね……。」 ◇◆◇ 「それで、その女の子はどうなったの……?」 おばあちゃんは遠くを見|遣《や》りながら答えた。 「……今ではどこかの集落に逃げ延びて……みんなの“おばあちゃん”って呼ばれてるらしいよ……。」 ナウチチェルカは何も答えずに、自分の髪の毛とおばあちゃんの髪の毛を使って、三つ編みの束を編み出した。
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95. 同じ子を愛するということ The Art of Loving

「大好きなんですっ!わからないですけど、わたくしにはなんにも……!でもなんでかそう言わずにはいられなくなったんです!今のチェルせんせいを見ていると!……大好きですっ! わたくしは……チェルせんせいの“過去”に何があっても、チェルせんせいが“今”どんな人でも、“将来”どんな人になっても、大好きなんです! ……チェルせんせーは!アイのぉ……大事な……やさしい……やさしいせんせーなんですっ!大好きなんですっ!」 ――あぁ……あの時のおばあちゃんはこんな気持ちだったのかなぁ……? ……そうだったらいいなぁ……だってボクはいま―― ――|こ《・》|ん《・》|な《・》|に《・》|幸《・》|せ《・》|な《・》|ん《・》|だ《・》|か《・》|ら《・》――。 ◇◆◇ 「アイたん……ありがとう、ありがとうね。もっと研究者らしく、先生らしく……上手い言葉で、|巧《たく》みな言い回しで伝えられたらよかったんだけど……。 ……言いたいことはこの二つだけなんだ――」 アイの哀しみが凍りついたようなサファイアの瞳を溶かすような声で、瞳で……伝えた。 「ボクのことを大好きでいてくれて…… 『ありがとう』、 ……ボクもアイたんのことが『大好き』だよ。」 数分間それとも数十分か……見つめ合ったり、抱き合ったりしていた2人はなんだか微睡んできた。 そしてナウチチェルカが話し出す。 「……アイたん……ひとつ、昔話をしてあげようじゃあないか……。 ……むかしむかし、ある所に仲良しなエルフの女の子と男の子が――」 ◇◆◇ 「キサマ!!何をしとるかーーーー!!??」
last updateآخر تحديث : 2026-04-22
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96. マンソンジュ最強のチェル先生 Dr Nauczycielka, the Invincible in the Mensonge

「――その必要はないよ……アイたん。」 暗闇を背にナウチチェルカが立っていた。 その瞳には|一条《いちじょう》の光も差していない――。 ◇◆◇ 「チェルせんせー!!ご無事だったのですね……!!お怪我はしておられませんか?あいはとてもしんぱいで――!!」 愛情の|心《ヘルツ》を向けながら、ナウチチェルカに走り寄ろうとするアイ。しかし、そのちいさな体躯を抱きしめて行かせまいとするものがいた。 「……!!……ラアルさま……!?」 ラアルの大きな身体が決してアイを離さないという風にアイに絡みつく。 「アイ!!……|先刻《さっき》も言ったでしょう……!ナウチチェルカ教官は怪しいの……! ――おそらく……裏切り者よ……!!」 王女のその言葉に、怯えていた生徒たちが……そのほとんどが、ナウチチェルカに敵意に目を向ける。 ◇◆◇ ナウチチェルカはそれを何度も経験してきた事のように、ただ…… 『あぁ……またか……。』 という諦観の瞳でみていた。 「……ラアルさま!まだ可能性の段階でしょう!?それに、わたくしにはどうしてもそうは思えないのですっ! ……っチェルせんせーは“やさしい人”ですっ!!」 ナウチチェルカの肩がピクリと動いた。 「アイ……貴女なら知ってるでしょう? |や《・》|さ《・》|し《・》|い《・》|事《・》|と《・》|裏《・》|切《・》|り《・》|者《・》|の《・》|で《・》|あ《・》|る《・》|事《・》|は《・》|矛《・》|盾《・
last updateآخر تحديث : 2026-04-23
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