جميع فصول : الفصل -الفصل 180

218 فصول

138. これは友情?それとも恋?いや絶対に―― Is this Friendship? Or Love? No, this is Definitely--

「じゃあ私たち、おんなじ気持ちね。|何《・》|も《・》|か《・》|も《・》|違《・》|う《・》|け《・》|ど《・》|お《・》|ん《・》|な《・》|じ《・》|気《・》|持《・》|ち《・》、今はそれだけでいいと思えるの。 だって私たちまだ子どもなんだから! 政治のことなんて知らないわ! そんなの大人にやらせておけばいいのよ。 私たちはただ一緒に遊んで、過ごして、どうでもいい、くだらないお話でもしていましょう?」 今まで自分は何をするにもミルヒシュトラーセ家の人間として振る舞うことを、こころの何処かに|留《とど》めながら行動していたから、なんだからこころがフワリと軽くなった気がした。 「……はいっ!」 ラアルさまが少し足を広げて、その間をポンポンと叩いて、わたくしを呼ぶ。わたくしはそれに答えて、その間に座る。 「……王女が足を開くなんてだらしないってお小言言われちゃうかしら?」 「どーでもいいですよ!だってわたくしたちは今は、家なんて関係ない、“ただのアイ”と“ただのラアルさま”なんですから!」 ラアルさまが心底|愉快《ゆかい》そうコロコロと笑う。 「そうね。そうだったわね……。ありがとう、アイ。 ……私は前の学校である親友がいたの。 その娘と私が出会ったのは――」 ◆◆◆ 「――そうして、私はボロボロであの娘とお揃いだった『チグ神礼賛』を捨てて……そうやって私とあの娘は決別したの。 あの娘の言葉は許せなかったし、それを認めると私の中の……人生を貫く信念を穢すことになる。お母様の言葉を嘘にしてしまうことになる。そう思ったの。……そう思ったから、あの娘の意見は認められなかったし、謝ることもできなかった。 ……でも今になって思うの。私は“神学校の聖女”なんて呼ばれてい
last updateآخر تحديث : 2026-06-04
اقرأ المزيد

139. “絶対言っちゃいけないこと”を、これから貴女に言います♡ The Curse of the Cherry Blossom

「顔は赤いですが、熱はない……ですかね?」 そしてアイは心底心配そうな顔で、|汚《けが》れた思考をしていた私を心配する。 「〜〜!!」 私は声にならない声を上げる。 アイの身体に触れようとしていた手をシュバっ!と離して慌てて隠す。 「そ……そうね!熱はないわ!しんどくもないし!?」 アイは心底不思議な顔をして、首をかしげる。かわいい。 「ラアルさ――」 「|一旦《いったん》落ち着きましょう。一旦ね、一旦。|先刻《さっき》の話の続きでもしましょうね?ね?一旦ね?」 何が一旦なのか?自分で言ってたよく分からない。 「……ラアルさま。貴女はわたくしに秘密を打ち明けて下さいました。だから、わたくしも一つ、打ち明けごとをしてもいいですか……?」 アイが|神妙《しんみょう》な面持ちで聞いてくる。その表情もかわいい。 ――だけど、その次にアイから発せられた言葉は、私のこころを、この国を、|こ《・》|の《・》|パ《・》|ン《・》|ド《・》|ラ《・》|公《・》|国《・》|を《・》|揺《・》|る《・》|が《・》|す《・》|よ《・》|う《・》|な《・》、そんな秘密だった―― ◇◆◇ アイは静かにその|瑞々《みずみず》しい唇を開く。 耳元で囁く声がする。かわいい声。 なんて思っていたが、アイの言葉でそんな感情は消し飛ぶ。 「……ラアルさま……わたくしの性別を知っていますか?」 性別……?今?……今さら何でそんな|ど《・》|う《・》|で《・》|も《・》|い《・》|い《・》話を……?困惑しながら声を出す。 「……|獣神体《アニムス》でしょ?」 「はい。|公王派《こうおうは》の持っているわたくしの情報はそれ
last updateآخر تحديث : 2026-06-05
اقرأ المزيد

140. あいのはは Μητέρα της Αγάπης

「……おとうさまとエレクトラさま、そして“|聖別の儀《セパレーション》の相手”と相手方のお父様とお母様……そしてわたくしだけです。 わたくしが誰よりも愛するきょうだいたちにすら打ち明けていません。」 でも私には話してくれた……あぁ、また勘違いしそうになる。 ……ん?……|聖別の儀《セパレーション》? 「……|聖別の儀《セパレーション》の相手で貴女がアニマ・アニマになったってことは……相手は|獣神体《アニムス》か……“アニムス・アニムス”になったはず。」 「はい。」 「そして、貴女はいつもある者に怯えている。 ……その娘は貴女に異常な|執着《しゅうちゃく》をみせている。」 「……えぇ。」 パズルのピースがはまっていく。 そうか、だから――だからアイツは……!! 「――アイ……貴女の|聖別の儀《セパレーション》の相手は――」 ……あぁ、頭の後ろに|靄《もや》がかかったように嫌な気分だ。そうに決まっているのに、どうしても自分の推理が外れていて欲しいと願ってしまう。 「――ええ……|春日春日《かすがはるひ》|ち《・》|ゃ《・》|ん《・》です。」 ◆◆◆ アイが|獣神体《ラアル》に|絡《から》みつく姿は、皮肉なことに、哀しいことに……|実母《じつぼ》の“|娼婦《しょうふ》”……|サクラ・マグダレーナ《マグダラのサクラ》にとても良く似ていた――。 ◆◆◆ 「……なるほど、それで全て|合点《がてん》がいったわ。貴女に会ってから貴女しか……“貴女自身”しか見ていなかったから忘れていたけど。」 アイは私の“貴女自身”という言葉に気を良くした猫のように喉を鳴らした。かわいい。 「……私が出会う前
last updateآخر تحديث : 2026-06-06
اقرأ المزيد

141. 愛と美の出会い I meet Beauty.

「……大丈夫よ、アイ。 ――もう、誰も貴女を“試さなくてもいい場所”に連れていくわ。 今度の林間学校が終わったら……アイを“私の家”に連れて行く。 貴女をお母様に紹介するわ……。 私の――」 ――好きな娘だって。 「……大切な友達だって。」 その瞬間、アイの唇がわずかに動いた。 祈るように、願うように。 そして小さく、でも確かに、微笑んだ。 「そして、貴女を連れ出してみせるわ。この狭い狭い世界から――。」 私はアイに向けて手を差し出し……アイはおずおずと、しかし確かにその手を取ってくれた。 そのちいさな手で――。 ◇◆◇ ラアルが目を覚まさないアイを前にこの出来事を思い出したのには理由があった。 ラアルは眠り続けるアイのチョーカーを外した。アイが|人間体《アニマ》なら、|獣神体《アニムス》の自分なら……この眠り姫を|口吻《くちづけ》一つで起こすことができるかもしれないと思ったからだ。 ◇◆◇ やさしく、とてもやさしく壊れ物に触るように、私はアイのチョーカーを外した……そこにはアイに聞いてあった通り、|春日春日《かすがはるひ》が無理矢理残したであろう噛み跡が刻まれていた。痛々しく……。 それをやさしく愛の心のこもった舌でなめて癒す。傷が癒えるまで、ずっと。愛の心は苦手分野だが、アイとお母様に対しては別だ。すぐに傷は治った。|心的外傷《トラウマ》でできた心の傷も……愛なら癒せるのだ。 そしてまだ誰にも踏み犯されたことない新雪のように、輝く白いアイのうなじ……あぁ……|美《・》|味《・》|し《・》|そ《・》|う《・》|だ《・》……でも今は自分の欲望を満たす為じゃない、私はそんな|春日春日《
last updateآخر تحديث : 2026-06-07
اقرأ المزيد

142. マンソンジュ軍士官学校林間学校襲撃事件 The Remaining Story

「……きら、い……アイは私のことが……きらい、きらい?……きらい。」 「わぁ〜!ラアルさま冗談ですよ!大好きですから!元気を出してください!」 こうして、生まれも育ちも境遇も、髪の色も瞳の色も思想も、正反対なラアルとアイは“また”出会った。おだやかな陽光の指す病室のなかで、やわらかに揺れる純白のカーテンのそばで、何もかも違う2人は、しかし、2人ともおんなじように、顔を真っ赤に染めたまま、笑い合うのだった。 ◇◆◇ ――アルタークはただみていた、自分のいちばんの親友の姿を。 自分のいちばんが……目の前で、|獣神体《アニムス》に寝込みを襲われて|番《つがい》にされるところを……。 ――それを映す瞳が何色だったのかは……彼女自身も知りえない……。 ◇◆◇ 目が覚めたアイは、“マンソンジュ軍士官学校林間学校襲撃事件”の全容を聞いていた。 アルタークはアイの意識が|朦朧《もうろう》としている間に、いつの間にか病室を去っていた。 「なら……マンソンジュ軍士官学校も|反政府組織《レジスタンス》も、新生ロイヤル帝国に|騙《だま》されていたと?」 アイが問うて、ラアルが答える。 「ええ……牢に囚われている下民たちが言うにはね。それとロイヤルの捕虜から尋問して聞いたことをすり合わせると……こうなるわ。 まずマンソンジュ軍士官学校に潜伏していたロイヤルのロイヤルの|支持者《シンパ》が、ロイヤルへ林間学校の情報を|漏《も》らした。 ……ウチの国民の|左翼《さよく》集団の中にはかなりの数のロイヤルのシンパが居ることは知っているでしょう?まぁ左翼と言ってもそこまで行くのは、|極左《きょくさ》連中だけど。 何にせよ嘆かわしいわ、|パンドラ公国《うち》の国民でありながら|新生ロイヤル帝国《て
last updateآخر تحديث : 2026-06-08
اقرأ المزيد

143. 悪の陳腐さについての推察  Ἠλέκτρα in Jerusalem

「ええ、そしてその裏でロイヤルの方たちは、一年生の眠る宿舎を燃やし、無差別に攻撃していった。 そして、ソンジュを殺し……その罪をわたくしに被せることで、ザミール・カマラードとアイ・ミルヒシュトラーセの共倒れを狙った。そうして双方が力尽きた時に、二人とも散華させて|鹵獲《ろかく》するつもりだった。 ……彼らから見れば、ソンジュを殺す事とザミールとわたくしを散華させる事は失敗に終わりましたが。」 「ええ……彼らも予想外だったのでしょうね。おそらく彼らはザミール・カマラードと“ナウチチェルカ・ジ・インビンシブル”を戦わせる気だった。」 ◇◆◇ 「……しかしアイ、貴女ほど身分の高い人間が、平民たちを|庇《かば》って独りでザミール・カマラードを引き付けたことが第一の誤算。 加えて、貴女が|砂漠の黒死病《デシエルト・ペスト》とまで呼ばれ恐れられる、ザミール・カマラードと対等に戦えるほど強かったことが彼らの誤算の二つ目。」 ラアルが一本ずつ指を立てていく。 「……まぁ、決して対等ではなく、わたくしは時間稼ぎと相手の足を引っ張ることしかできませんでしたが……。結果だけ見れば、お互い痛み分けかもしれませんが、わたくしは一度殺されましたしね。過程をみれば|劣敗《れっぱい》でした。 ……わたくしが|両性具有者《セラフィタ》で相手がそれを信じていなかったことが|功《こう》を|奏《そう》しただけです。不意打ちが成功しましたね。」 アイは自分が決して実力でザミールを抑えられたとは思っていなかったし、事実ザミールの男性体が死んだのも、彼がアイの短刀を使い自殺したからだった。 《夜明けまでにザミールを殺す。》という誓いをアイに破らせないために。誓いを破ったことによってアイの命が|亡《うしな》われることがないように。 つまり、ザミールが“誠実”だったからだ。
last updateآخر تحديث : 2026-06-09
اقرأ المزيد

144. エルサレムのエレクトラ A Report on the Banality of Evil

「じゃあエレクトラ辺境伯がアイと私を危険が迫っていると知りながら林間学校へ送り出したのは……。」 「……ええ。あのお方の思惑として……。 理想はラアルさまが真っ先に逃げ出して、わたくしだけ死ぬ。そして……ミルヒシュトラーセ家の者が殺されたという、新生ロイヤル帝国との戦争の大義名分を得て……戦争反対派……反戦論者を黙らせる。 最悪ラアルさまも亡くなっても、確かに辺境伯派の運営するマンソンジュ軍士官学校が王女を死なせたと責任を追及されるでしょうが……それを勘案してももっと大きな恩恵がある。 ……つまり、王女を新生ロイヤル帝国に殺されたからには、公王派黙って入られません。 ――そうして、好戦的な辺境伯派とは反対に、保守的な反戦論者の多い公王派の世論を……戦争賛成へと導くことができます。それみたことかと。」 ◇◆◇ 「……。自分の子を殺してまで、自国の王女を殺してまで……そんなに権力を確かなものにすることが……権力を得ることが大事なの? ……子の命より? ……私には理解できないわ。」 「……ええ、|理《・》|解《・》|で《・》|き《・》|な《・》|い《・》|ほ《・》|う《・》|が《・》|い《・》|い《・》ですよ……こんな|地球人《あくま》的な考えは。 ……それこそがまだ|地獄《パンドラ》の瘴気に思想を支配されていない“証左”です。ラアルさまはそのままでいてください。 ……哀しいことに、わたくしはこんな推論ができるほど……|地球人《にんげん》的ですが……。」 「アイ!私は貴女を|地球人《にんげん》的なんて思ったことはないわ!! ……|地球《じごく》の|地球人《あくま》共|な《・》|ん《・》|か《・》と自分を同一視しないで……! あんな外道共なんて貴女と比べるのも|烏滸《おこ》がましいぐらいよ、貴女はも
last updateآخر تحديث : 2026-06-10
اقرأ المزيد

145. 生まれて初めて For the First Time in Forever

「お母様!本気ですか!?アイを危険が潜んでいるかもしれない林間学校に送り出すなんて!!」 「……シュベスター。落ち着いて……大丈夫だよ。あの林間学校には学園最強の――をつけている。それに、もしことが起こったならば――の――だっている。何を心配することがあるの?」 エレクトラは|自《・》|分《・》|の《・》|子《・》|供《・》と話すときだけのやさしい口調と声音だ。 「……ですが、アイに少しでも危険が及ぶなら――」 「――シュベスター。少しは|貴《・》|女《・》|の《・》|き《・》|ょ《・》|う《・》|だ《・》|い《・》|た《・》|ち《・》を信用したら?それともあの子たちはそんなに頼りにならない?」 「……わかり、ました。ではせめて私もアイに付き添って、林間学校に――」 「――言ったはずだよ。ミルヒシュトラーセ家の人間は、このパンドラ公国で最強だとね。 ふふっ……貴女ももう少し、|自《・》|分《・》|の《・》|家《・》|族《・》を信頼してみたら? ほら、|アイに迫る危険《そんなこと》よりこのお茶菓子でも食べて落ち着いて、久しぶりに母と娘で他愛のない話でもしようよ。|母《・》|親《・》|っ《・》|て《・》|の《・》|は《・》|何《・》|時《・》|で《・》|も《・》“|自《・》|分《・》|の《・》”|子《・》|供《・》|た《・》|ち《・》|と《・》|話《・》|し《・》|た《・》|い《・》|生《・》|き《・》|物《・》|な《・》|ん《・》|だ《・》|よ《・》?ほら、こっちにきてとなりに座ってよ、ね? ほら!久しぶりだからシュベスターの大好きな種類のコーヒーと、お菓子ばっかり用意したんだよ?抱きしめさせてよ〜、もうシュベスター不足で死んじゃいそうなの、ね?お菓子も食べさせてあげる。ほらほら、ひざに座ってよ!」 エレクトラの瞳は、声は、ほんとうにやさしい、母の慈愛を宿していた――。 ◇◆◇ お母様は絶対に正しい。それ
last updateآخر تحديث : 2026-06-11
اقرأ المزيد

146. 愛をしたのは少し高い所からみる照れた顔に Your Blush is My Sun.

「……ええ、おねえさまの言葉は……愛情は何故か信じられるんです。いつだって言葉以外でも……行動で、態度で……こころで示してくださいますから。だからあいは今日まで生き永らえてこられたのです。」 「……アイ……。私は――」 「――アイちゃん!!……目が覚めたってほん……と……う……?」 ガラッとドアを開けて入ってきたクレジェンテがベットの上で|シュベスター《あね》に抱っこされているアイを見て固まる。 「……し……失礼しましたー……。」 クレジェンテはそのままそっとドアを閉めて出ていこうとする。 学友に家族に甘えている姿を見られて、アイの顔がボンッと真っ赤になる。 「わぁ〜!まってクレくん!誤解なんです〜!!」 ◇◆◇ 「というわけでですね。クレくん、誤解なんですよ。さっきクレくんが見たものは全部。ね?聞いてますか?わかってますか?ねぇ?」 アイちゃんは|先刻《さっき》からずっと誤解……多分誤解ではない……を解こうと熱弁をふるっている。 「わっ……分かったよアイちゃん。つまり、アイちゃんが病み上がりでよろけちゃって、それでシュベスター様が抱きとめたと……。」 明らかにそんな体勢じゃなかったけど……。 言わないほうがいいんだろうなぁ……。 「そう!そうなんです。“あいは”オトナですから、おねえさまに甘えたりしないんですよ!」 「……ん?“あいは”?」 「あっ……“わたくしは”!わたくしは!甘えたりしません!」 ますます真っ赤になるアイちゃん……かわいいなぁ……。なんだかもっといじめたくなってしまう。これが可愛いものに意地悪したくなる気持ち……キュートアグレッションか。 「……ふふっ……お家では自分のことを“あい”って呼んでるの?かわ
last updateآخر تحديث : 2026-06-12
اقرأ المزيد

154. 致死量の自由 Deadly Dose Freedom

「まぁ、反抗なんてしたら絶対に見捨てられるから、親にたった一度の反抗もしたことがない……反抗期も持てなかったわたくしが言っても説得力はないかもしれませんけどね。」 アイがお|道化《どけ》て笑う。 「そんなことないわ。私は見たことがある。アイちゃんが、エレクトラ様に抗うところを……!」 「……? いつ、ですか? わたくしの記憶にはそんなこと――」 「――|聖別の儀《セパレーション》の時よ。 逃げ隠れた私とはるひの命を守るために、母親の足にしがみついていたアイちゃんを私はしっかり覚えているわ。私たちの命を守るためにしてくれたあの行動を。 ……そんな事をすれば自分がどうなるかなんて、分かってたはずなのに。 ――貴方は人のためなら、この世でいちばん恐れている存在にも反応できるような……そんな素敵な人よ。」 ◇◆◇ 「……わたくしが素敵な人? わたしくは、“おかあさま”に反抗したことがある……?」 愛の|心《ヘルツ》……|母への愛《せんのう》に|縛《しば》られていても……? ……ならわたしはいつか、“エレクトラ”を――すことができる……? ◇◆◇ 「それで……?アイちゃん?今日はなんで|家《うち》に来てくれたの?なにか大事な用かな? あっ!もちろん用なんてなくてもアイちゃんはいつでも大歓迎なのよ〜。ほらぎゅー。」 ひまりさんが抱きしめてくれる。あたたかい。 「それは……なんだか、最近疲れることが多くて……そしたらなんでか……ひまりさんに会いたくなって。」 「あら!はるひじゃなくて私に会いに来てくれたの?うれしいわ〜!よしよし。アイちゃんは可愛いわね〜。いじらしいんだから〜!」
last updateآخر تحديث : 2026-06-13
اقرأ المزيد
السابق
1
...
1617181920
...
22
امسح الكود للقراءة على التطبيق
DMCA.com Protection Status