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□㊷

Auteur: 水沼早紀
last update Date de publication: 2026-02-10 07:26:20

翌日目を覚ました時、私の隣にいるはずの真樹はいなかった。

昨日真樹に抱かれることに快感すら覚えてしまった私は、真樹との行為を思い出してしまう。

「ダメよ。アイツは、私の両親を……」

それなのに私は、アイツとの行為に夢中になって、アイツと何度も身体を重ね合った。

まるで二人が、愛し合っているかのようなその行為に、真樹はなにを感じたのだろうか。

ベッドのそばに落ちていた私の下着たちを拾い集めると、それをそっと身に着けた。

ベッドのある部屋から移動すると、真樹は別の部屋でなにか作業をしていた。 恐らく、患者さんのカウセリングだろう。

私はパソコンに向き合っている真樹の後ろ姿を見つめながら、ぐっと拳を握りしめた。

アイツだけは、絶対に許されない。 だから私は、この手でアイツを……。

私の家族を殺し、家族を壊したコイツを、私は絶対に、許さない。

「朱里、起きた?」

「あ、すみません、邪魔するつもりじゃ……」

カウセリングが終わったばかりの真樹は、私のそばにくると、「昨日は、ごめん」と謝ってきた。

「え……? なんで、謝るの……?」

「だって君は、千歳の……」

その言葉を遮るように、私は彼に
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