All Chapters of 犬猿の仲……いいえ、犬猫の仲です: Chapter 21 - Chapter 30

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第二十一話:失った春

『ガシャーン!』激しい音が、静かな別邸に響き渡った。ここは、狗飼家の本家から遠く離れた別邸。春菜が死んだと知らされてから、来人は荒れていた。酒を飲んでは暴れ、暴れては、また酒を飲む。そんな日々を、ただ繰り返していた。『……旦那様』小さく、か細い声が聞こえた気がして、来人は顔を上げた。……しかし、彼女はもう、ここにはいない。春菜は、何も求めなかった。……それは、今の生活に満足しているからだと、勝手に思っていた。思い返せば、彼女が自分の前で笑ったことは、ほとんどなかった。いつも、どこか悲しそうに俯いていた。「来人……飲み過ぎだよ」愛していたはずの祐希の声が、今はひどく苛立たしい。「うるさい。触るな」差し出された手を、叩き落とす。何故、死んだ。何故、死ぬ前に俺を責めなかった。何故、俺にぶつかって来なかった。何故何故何故────!ダンッ、と音を立ててテーブルを叩く。祐希が、怯えたように肩を震わせた。彼女と暮らしていた別邸は、いつも綺麗に整えられていた。庭の花に水をやり、迷い猫や鳥に話しかけていた春菜の姿が、脳裏をよぎる。もっと、会話をすればよかった。もっと、彼女に寄り添えばよかった。春菜の死を知ってから、思い出すのは──すべてを諦めたような顔をした、彼女の姿ばかりだ。荒れ果てた部屋を見回し、来人は思う。……まるで、今の自分自身だ。「来人……どうしたんだよ」涙を浮かべる祐希に、優しくする余裕はなかった。「一人にしてくれ」酒に酔い、ふらつく身体を支えようと、祐希がそっと触れる。ふわりと漂う、甘い香り。──この香りが、すべてを奪っていくような気がした。それならいっそ、
last updateLast Updated : 2026-02-03
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第二十二話:父さんからの贈り物

『シャーーッ』と、カーテンの開く音が耳に届くと同時に、眩しい朝の光が僕を呼び起こす。窓が開かれる音が聞こえて、目を擦りながら 「おはよう、彰兄さん」 と呟くと、ふわりと笑っている気配を感じた。 「おはよう、春馬君」柔らかい大好きな彰兄さんの声に、僕の心は温かくなる。今、僕は馳川家の本家で暮らしている。馳川家の本家には、父さんの祖父母と、兄の家族が暮らしている。彰兄さんは、僕の父さんの兄の子供──つまり、従兄弟だ。彰兄さんには上に兄が二人いて、馳川家は猫柳家とは逆で、男の子の出生率が高いらしい。こういう偏りは、異能持ちの宿命なのだと……馳川家の現当主の進おじさんが話してくれた。ここに来た当初、会いたくても会えなかった孫にやっと対面出来たと、馳川家で大歓迎してくれた。しかも僕の部屋は、残しておいた父さんの部屋をそのまま僕に使わせてくれている。家具は全て、父さんが家を出るまで使っていた家具らしく、本棚にあったアルバムで初めて父親の顔を見た。……どことなく、彰さんは容姿が父さんに似ている。アルバムの中には、母さんとの結婚式の写真や、僕を抱いて幸せそうに笑う父さんが写っていた。そして、アルバムに四つ折りに畳まれた和紙には、筆で書かれた『命名 春馬』と記されていて、その字が父さんの字だと教えてもらった。机の引き出しには、何枚も書き直したらしい僕の名前が書かれた和紙が何枚も出てきた。 馳川のじいちゃんから「春馬を思って書いた物だから、お守り代わりに持っていると良い」と言われ、アルバムに残されていた和紙を差し出されたけど、僕は失敗作の数枚をもらうことにした。僕を思い、あれこれ悩んだ父さんの気持ちが、残された和紙にも残っているように感じたから……。
last updateLast Updated : 2026-02-04
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第二十三話:残された思いと願い……受け取る未来

僕は、もらった父さんの文字を、勾玉を入れている麻袋の中に一緒に入れた。 そして、麻紐を編んで作った組紐を勾玉の穴に通し、それをペンダントにした。 遠くから見たら、麻袋がぶら下がっているだけにしか見えないけど、これなら勾玉を肌身離さず持っていられるし、猫柳家の勾玉は、硬質で透明度の高い翡翠で作られていることから、貴金属としても狙われやすいらしいから、こうすれば安全だ。春菜の頃は、常に持ち歩くポーチの中に入れて持ち歩いていて、結構、めんどくさかった。勾玉を服の中にペンダントとして身につけていると、 「あれ? 春馬君、徹也兄さんの物を何か身につけた?」と聞かれた。驚いて彰兄さんの顔を見ると 「春馬君の周りに、徹也兄さんの気配を感じる」 そう言って微笑み 「やっと……大手を振って、春馬君を守れるもんね」と呟いた。彰兄さんの能力は、様々な思念と会話ができるらしい。魂は成仏していても、人が物や文字に残す思念というものは、思いを込めた物に残るものらしい。どうやら僕の幸せを願う父さんの思いが、失敗作の和紙に書かれた文字に託されていたみたいだった。 「ありがとうね、春馬君」突然言われて目を点にしていると 「春馬君が徹也兄さんの思いを受け取ってくれたから、僕は再び、徹也兄さんと話が出来ているんだ。そう言うと、瞳に涙を滲ませていた。父さんと彰兄さんは、どんな会話をしているんだろう?──ふと、そう思ったけど僕はその事に触れないでいた。
last updateLast Updated : 2026-02-05
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第二十四話:忘れられない影

「じゃあ、行こうか。春馬君」 差し出された手を取り、僕と彰兄さんは父さんのお墓に向かう。 あの日から、毎日父さんのお墓参りをしている。 彰兄さんはこの墓地の管理をしているらしく、墓地の掃除や草むしりをして綺麗に管理をしているのだ。 僕も父さんのお墓参りを済ませると、周囲の区画の草むしりや、枯れた花を片付けて綺麗にしている。 全てが終わると、彰兄さんが墓地を浄化して、瘴気の溜まり場にならないようにしている。 だからなのか、馳川家が守るこの一帯は……空気が澄んでいて清々しい。 (ここなら来人も、あんな行為に頼らず浄化できるだろうに……) そう考えて、ハッと我に返る。 ……忘れると、決めたはずなのに── 離れてから、思い出すのは辛かったことより、胸を焦がすような忘れがたい切ない胸の痛み。 もし、この姿で出会っていたら……何かが変わっていたのだろうか? 竜ヶ峰に向けていた笑顔を、僕にも向けてくれたのだろうか? そんな未練がましいことを考えてしまう自分が、情けなかった。 すると、ふわりと頬に指が触れた。 いつの間にか俯いていたらしく、驚いて顔を上げると 「春馬君、大丈夫?」 彰兄さんはそう言って、顔を覗き込んだ。 「ねぇ、今日は良い天気だよ。そんな日は、顔を上げて空を見ないと勿体ないよ」 彰兄さんの言葉に、小さく微笑んで頷いた。 彰兄さんはそれ以上、何も言わないし、何も聞かないでくれる。 そんな優しさが、とても心地よい。 この人の傍にいたいと思う気持ちと、来人に会いたいと思う気持ちで……僕の心は揺れていた。
last updateLast Updated : 2026-02-06
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第二十五話:思わぬ再会

「春馬、何か食べたい物ある?」 帰り道、不意に聞かれて 「もんじゃ!」 と答えた二時間前の僕を殴りたい。 もんじゃが食べたいなんて言わなければ、僕は来人と再会なんてしなかったから。 今から二時間前。 落ち込んで見えたのか、彰兄さんが突然、冒頭の一言を言い出した。 僕は、ずっと食べてみたかった食べ物を叫んだ。 「もんじゃ!」 「もんじゃって……もんじゃ焼き?」 「そう!テレビで見ていて、ずっと食べてみたかったんだ。でも……ほら、前はお嬢様だったから食べられなかったけど、今なら何でもOKじゃん?」 と、笑って答えると、彰兄さんはクスクス笑いだし 「今はご令息だけどね」 そう答えた。 「でもさ、この服装だとお坊ちゃまとは思わないじゃないか。だったら、もんじゃ焼きやお好み焼きを食べてみたい」 ワクワクして答えた僕に、彰兄さんは軍手を外しながら 「じゃあ、少し遠出して、駅近のショッピングモールにあるもんじゃ焼き屋さんに行こうか」 と提案した。 「他に洋服や生活必需品も買えるし」 そう続ける彰兄さんに、僕、春馬の洋服が数点しかないのを思い出した。 「わぁい!」 彰兄さんの腕に腕を絡ませ、はしゃぐ僕を……優しく頭をわしゃわしゃと撫でた。 萎みかけた胸の中がふくらんで、ワクワクした気持ちでいっぱいになった。 彰兄さんの運転する車に乗り込み、走ること1時間。 駅のショッピングモールに到着した。 久しぶりの人混みに、思わず彰兄さんのシャツの裾をつかんでいた。 「春馬?どうした?」 優しい彰兄さんの瞳に、無意識に止めていた呼吸を吐き出した。 「あ、あの店、春馬君が好きそうだな」 彰兄さんが指さ
last updateLast Updated : 2026-02-07
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第二十六話:僕を呼ぶ声

『春菜』と呼ばれ、思わず動揺してしまう。すると腕を掴まれ 「やっぱり、春菜なのか?……生きて、いたのか?」まるで祈るかのような切実な問いに、声が出ない。少し痩せたのか、やつれて頬がこけている。鍛え上げられていた身体も、筋肉が落ちているようだった。 ──何故、こんな姿に? 疑問が湧き上がる僕に、来人が何かを言おうと口を開いたその時だった。 「春馬君!」彰兄さんが僕と来人の間に割り込み、僕の腕を掴んでいた来人の手を、強く掴んで睨み上げた。 「狗飼さん。いきなり、初対面の人間の腕を掴むなんて、失礼じゃないですか?」彰兄さんの言葉に 「初対面?……彼女は俺の妻だ!」来人はそう叫び、彰兄さんを退かそうとした。すると彰兄さんも負けじと 「春菜は彼の双子の妹の名前で、彼は──春馬だ!」 と叫んだ。すると、来人は弾けるように僕の顔を見ると 「男……?」そう呟いて、僕の顔を凝視している。すると 「嘘だ!──この瞳が反応するのは、運命の番だけだ!」と叫んだ来人の言葉に、僕は春菜の時にその言葉を聞きたかったと……そう思った。僕は彰兄さんの肩に触れて、兄さんと並ぶと「はじめまして。僕は春菜の双子兄、猫柳春馬です。僕になんの用ですか?」そう言って、真っ直ぐに来人を見つめた。すると来人は 「双子だって?……そんな話、誰が信じるかよ」 鼻で笑うと、僕の顎を軽く掴んで上を向かせた。僕は相変わらずな来人にガッカリしながら、その手を叩き落とし 「気安く触んなよ!」 と叫んで睨み上げた。すると来人は 「お前だって……俺に反応して、瞳が同じ色になっているじゃないか!」そう叫んだのだ。 (瞳の色──?)なんの事か分からずにいると
last updateLast Updated : 2026-02-08
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第二十七話:春を待つ犬

僕が無視して歩いていると 「頼む、待ってくれ!」 そう言われて、僕の目の前に来人が回り込んで来た。 思わず眉間にシワが寄る。 すると来人が突然、僕にさっき手を伸ばしたシェパードのぬいぐるみを突き出して来たのだ。 「はぁ?」 思わず出た声に、自分でもビックリした。 「あの店は……俺が経営している店なんだ。 これ、気になっていたみたいだから……」 そう言って、グイグイ渡される。 「あ……いや、ぬいぐるみに興味無いんで」 「でもさっき、確かに興味ありそうにしていた!」 「え?そうだったかな?」 「『だったかな?』じゃなくて、そうだった! とにかく、これ……連れて行ってくれないか?」 切実に訴えられて、思わず彰兄さんの顔を見上げた。 彰兄さんが苦笑いを浮かべると 「別に害はなさそうだから、連れて行ってあげれば?」 と呟くと、来人は『パァーッ』と明るい笑顔を浮かべ 「ちょっとだけ、もうちょっとだけ待っててくれ!」 そう言って、店の中に走り込んで行った。 僕と彰兄さんが顔を見合わせていると、ショップの紙袋を持って来人が戻って来た。 そして僕の腕の中のぬいぐるみを紙袋に入れると 「これ、受け取って欲しい」 と、改めて手渡された。 僕はチラチラと彰兄さんの顔を見ながら、溜息混じりに紙袋を受け取った。 「俺は狗飼来人だ。きみの妹さんの春菜さんには、本当に申し訳ないことをした」 そう言って、深々と頭を下げられた。 「ち……ちょっと、こんな往来の前で、止めてください!」 慌てて叫ぶ僕に、来人は小さな声で 「今度は間違えないから」 と、呟いたのだ。 「え?」 目を瞬かせて聞き返すと 「いや、なんでもない。それ、返品不可だから」 そう続けると、『じゃっ!』と片手を上げて走り去って行った。 「……な、なんなんだ?」 思わずもれた言葉に 「狗飼来人ね……。厄介なのが、番だね」 彰兄さんが、呆れた顔で呟いた。 「え?なんの話?」 もんじゃ焼き屋に向かって歩きながら聞くと 「それだよ」 と、来人が持って来た紙袋を指した。 「?」 疑問に思って中身を見たら、服が数点、ぬいぐるみの下に押し込まれていた。 そしてぬいぐるみの首輪に『Spring Light Canis オー
last updateLast Updated : 2026-02-08
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第二十八話:別に……気に入ってなんかないからな!

あの日、自宅に持ち帰った紙袋の中の服は、全てサイズがピッタリだった。思わず「キモっ!」って叫んだら「素直に喜べば? 口元、緩んでるよ」と、彰兄さんに言われてしまった。……口元、緩んでたかなぁ?もらったぬいぐるみは──ほら、ぬいぐるみには罪はないからさ。仕方なく……だよ?嬉しくなんかなかったし。でも、可愛くデフォったシェパードに罪は無いじゃん?だから、一緒に寝てるけど。でも、深い意味とかないんだからな!彰兄さんに言ったら、意味深な笑みを浮かべられて「ふぅ~ん」とだけ言われたけど。だってさ、このぬいぐるみ。毛がふわふわして気持ち良いんだよ!ふわふわに罪は無い!え? ぬいぐるみの名前?……そんなの、付けるワケないじゃん。本当だよ?女の子じゃあるまいし。そう彰兄さんに答えていたら「春馬君、そのぬいぐるみ……ライって名前なの?」思念を読む彰兄さんに言われ、真っ赤になった。「べ……別に、来人のライじゃないから!」「……僕、狗飼来人の名前、出してないけど?」 (くっそ~! 自爆したぁ~!) 頭を抱えてもだえていると、「春馬君って、狗飼来人が絡むと面白いよね」 と、微笑まれた。僕的には、全然面白くない!ずっとニヤニヤしている彰兄さんに「もう、良いから! ──ほら、お墓参りに行くよ!」そう言って逃げ出した僕の背中に、彰兄さんの笑い声が響いていた。
last updateLast Updated : 2026-02-09
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第二十九話:狗飼家の呪い? 来人の怨念?

「わん!」墓地に行くと、入口にベタな箱に入った子犬が捨てられていた。子犬は全身黒くて、足先と口元、目の上に茶色のまろ眉。何故か僕の顔を見た瞬間、尻尾を振って「わん!」と鳴いた。「ハッハッハッ」と息を吐きながら、尻尾を振って僕をジッと見つめている。「春馬君……なんか、呪われてる?」さすがの彰兄さんも呟いた。どう見ても、我が家のぬいぐるみにそっくりな子犬。つぶらな瞳が、僕をジッと見つめている。「……」「ハッハッハ」「…………」「ハッハッハ」「………………」「きゅう~ん」首を傾げ、切なげに鳴かれて彰兄さんの顔を見る。「……春馬君が、責任持って飼うんだよ」溜め息混じりに言われ、僕は箱から子犬を抱き上げた。「ありがとう、彰兄さん!」そう言って抱っこした子犬が、状況を理解したのか、尻尾を振って僕の顔をベロベロと舐めている。「あははは! くすぐったいよ」子犬と戯れていると「名前は?」と聞かれて(さすがに来人は、まずいよね……)そう思っていると「もうさ、ライトで良いんじゃない?似てるよね、春馬君のぬいぐるみと」と言われてしまった。「しかもさ、ライトが春馬君に従うなんて、気持ち良いし」……初めて見た、彰兄さんの黒い笑顔。僕はこの日、最高のパートナーを拾った。
last updateLast Updated : 2026-02-10
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第三十話:名犬ライト

「ライト、おいで!」 「わん!」 あれからライトは、一旦、ドッグトレーニングスクールに預けられた。もうさ、預ける時、凄く大変だったんだ。たった数日なのに、悲惨な鳴き声上げるから、僕、思わず泣いちゃったよ。馳川家でライトを飼うにあたって、条件があった。馳川家のお客様や、他の動物に危害を加えないよう、ドッグトレーニングスクールに預けること。スクールから戻って来たライトは、「きゅ~ん、きゅ~ん」て鼻をピーピー鳴らして僕から暫く離れなかった。でもお陰様で、とてもお利口なわんちゃんとして馳川家で可愛がられている。「狗飼来人も、ドッグトレーニングスクールに預ければ、少しはまともになったんじゃない?」とってもお利口なライトを見て、彰兄さんが黒い笑みを浮かべて呟いた。 僕はその時、敢えてスルー。 怖い、怖い。 猫柳家も馳川家も、怒らせると怖い人が勢揃いだよ。 「ライト、お墓参り行くよ」 僕の声に、ライトが小走りで寄って来る。 「春馬には、ライトが来て良かったみたいだね」この頃から、彰兄さんが僕を『春馬』と呼ぶようになっていた。「うん! 彰兄さん、あの時、背中を押してくれてありがとう!」僕が笑顔で答えると、彰兄さんは僕をギュッと抱き締めて「春馬~、うちの子になっちゃいなよ」と言いながら、頭をグリグリと撫で回している。「あはははは! 猫柳家のじいちゃん、ばあちゃん。そして母さんを頷かせないと無理かなぁ~。その時は、ライトも一緒に猫柳家に帰ろうな」「わん!」僕に飛び付き、顔を舐め回すライト。少し前の僕には、考えられない生活だ。「春馬様、彰様。そろそろ出掛ける時間では?」鈴本が、庭でライトとたわむれる僕と彰兄さんに声を掛けた。「はぁ~い。ライト、行くよ」リードを持つと、お座りして大人しく待っている。「お前は本当に、賢い
last updateLast Updated : 2026-02-11
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