All Chapters of 幸せになりたくて…… ~籠の中の鳥は自由を求めて羽ばたく~: Chapter 41 - Chapter 43

43 Chapters

最低な夫と不倫妻 Page6

 髪をドライヤーで乾かしてから、あたしは寝室に戻った。 「――正樹さん、お待たせしました。上がりましたよ」  自分でワンピースの裾をまくり上げてチラリと下着を見せると、彼がゴクリと唾を飲み込むのが見えた。 「……じ、じゃあ俺も入ってくる……」  彼はバツが悪そうに慌てて視線を逸らし、バスタオルと着替えを持ってバスルームへ行こうとしたけれど、あたしにはチラッと見えた。彼の股間がちょっとモッコリ膨らんでいるのを。 別にあんな人を誘惑するのに成功したからって嬉しくはないけれど、ちょっとした手応えは感じた。  夫は三十分もしないうちにお風呂から上がってきて、熱を帯びた目で見つめながらベッドの上に座って待っていたあたしをせかせかと押し倒した。 「……服、脱がせていいかな」 「ええ、どうぞ」  性急な手つきであたしのワンピースを脱がせた正樹さんは、初めて見るあたしの色っぽいランジェリー姿にもう一度喉を鳴らした。 「……里桜、その下着は」 「今日、新しく買ったんです。この時のために。……どうですか? あたし、変じゃないですか……?」  あたしは正樹さんを誘惑しながら、こんなことを言う自分に少し酔っていた。明日、大智にも同じようにしてみよう……。 「いや、変じゃないよ。むしろ、たまらなくそそられる……」  彼の目に宿る熱が、少し強くなった気がする。それだけ、あたしに欲情しているということだ。&
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最低な夫と不倫妻 Page7

「――あぁっ、うぅ……んっ。はぁ……あんっ」  彼の腰の動きも相変わらず激しいながら、初夜の時よりよくなっている。ちゃんとあたしの感じやすいポイントを突いてくるようになったのだ。だから、あたしが漏らす喘ぎ声も決して演技ではなく、本物の快感から漏れ出ているものだ。 「……そうか、里桜はここが気持ちいいのか。ごめんよ、里桜。初夜の時、俺は実を言うと初めてだったから……。君をどう抱いていいか分からなかったんだよ」 「……………………」  今さらそんなカミングアウトをされて、どう言葉を返せと? しかもアンアン喘がされているこの状況で。 でも……そうか、この人チェリーだったのか。だからあんなに下手くそだったんだ、と納得はできる。一度目覚めた気持ち悪さは消せないけれど。 「里桜……、俺は本当は君を愛しているんだ。だから、早くこうして君と繋がりたかった……」 「……えっ? ……んっ、あっ……あっ。あ……あぁっ!」  彼自身の先端が、あたしの最奥部――子宮口のすぐ近くをズンと穿ってきた。そのままズコズコと奥の方を連続して突いてくる。……これはマジでヤバい! デキてしまう……! そしてあたしもそろそろ絶頂を迎えつつあった。 「あ……、あ……っ! 正樹さん……、あたしも
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最低な夫と不倫妻 Page8

「ぅお…………。お前、それ……ダンナにも見せたのか?」  正樹さんだけでなく、大智もあたしのレアなセクシーランジェリー姿にゴクリと唾を飲み込んだ。 「うん、見せたけど。……大智、これどう? あたし、変じゃない……?」 「変じゃないよ。めちゃめちゃそそられるな。色もそうだけど、透けてんのがエロい。特に下の方が」 「……あんまりジロジロ見ないで。実はちょっと恥ずかしいんだから」  あたしは顔をポッと火照らせて、ショーツの大事な部分を両手で隠す。 この下着はクロッチの部分以外は全体的に透けているのだけれど、そのクロッチ部分も普段穿いているショーツより極端に面積が狭いのだ。Tバックまではいかないけれど。 正樹さんの時は誘惑する意味もあったから堂々と見せていたけど、大智に見せるのはちょっと恥ずかしい。見られているだけで濡らしそうで……。 「……とりあえず、汚すの申し訳ないからそれ、脱がせていい?」 「いいよ。見せたかっただけだから」  あたしが頷くと、彼はまずあたしのブラのホックを外して取り去り、ショーツにも手をかけてスルスルと脱がせた。 そのまま裸になったあたしを優しくベッドの上に押し倒し、舌を絡め合う濃厚なキスを始める。 「ん……っ、んん……っ」  彼は本当に、昨夜あの人とあたしがしたことの上書きをしようとしているみたいだ。同じ手順を踏むことで。 「……里桜、教え
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