午後三時四十三分。 RE:CODE MODE CONTEST。 全十六名のランウェイが終わった。 会場には。 まだ拍手の余韻が残っている。 モデルたちは。 それぞれのチームへ戻っていた。 審査席では。 すぐに確認が始まっている。 評価表。 映像。 記録。 審査員同士の。 短い会話。 御堂玲奈。 真壁ミラ。 歌原彩。 ほか十三名。 一人ずつ。 もう一度。 見直されていく。 良太の身体の奥で。 本人が言った。 《ほぼ勝てない、か》 レイラは。 返事をしなかった。 《そこまで差ある?》 《ある》 今度は。 即答だった。 良太が黙る。 レイラは。 御堂玲奈を見る。 八人のスタッフに囲まれている。 誰も。 浮かれていない。 ランウェイを終えたあとも。 顔。 身体。 衣装。 全部を。 確認している。 玲奈本人も。 落ち着いていた。 崩れなかった。 最初から最後まで。 そして。 真壁ミラ。 桐島と。 短く話している。 少し離れた場所では。 黒瀬が。 さっきの写真を確認している。 南条も。 スマートフォンを見ていた。 すでに。 外へ出す準備を始めているのだろう。 ランウェイが終わっても。 チームの仕事は。 止まっていない。 レイラは。 もう一度。 彩を見る。 七瀬。 奏。 佐久間。 三人と。 話している。 笑ってはいない。 落ち込んでもいない。 普通に。 終わったばかりのランウェイを。 振り返っている。 《彩も》 良太が言う。 《悪くなかったんだろ?》 《悪くない》 《むしろ》 一拍。 《今の彩なら》 《かなり出せた》 《じゃあ》 《だからよ》 レイラは。 静かに返した。 《出せたから》 《分かる》 良太が。 少しだけ。 言葉を止める。 《足りないって?》 《ええ》 玲奈。 ミラ。 彩。 三人。 《失敗したなら》 《直せばいい》 《緊張したなら》 《次は慣れればいい》 《でも》 一拍。 《今日は》 《できることを》 《かなり出した》 良太は。 何も言わない。 《それでも》 《あの二人の方が》 《上だった》 認めるしかない。 今の。 歌原彩は。 弱くない。 で
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